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前回の20W-40は、滑らかで静かではあるが、
ピックアップが鈍く、いくつか気になる点があった。

1、6速から5速へのキックダウンが早い。
2，燃費が3-5％ほど悪化する。
3，エンジンのピックアップが鈍い。

このうちの1は、オイルの粘度が上がって、油圧が上がり、
作動が早いタイミングになったのではないかと思えた。

フォード純正指定を確認すると、5W-20だ。
であれば、10W-30で十分ではないか。
変に油圧が上がって、オイル漏れや滲みが出ても困るので、
10W-30に戻すことにした。

カストロール以外で探すと、BPがあった。
10W-30、SP、GF-6。
部分合成だが、昔の憧れのBPだから、これに決定。
バイクに乗っていた時には良く使っていたオイルだ。



交換後、エンジンは同じぐらい滑らかで静か。
ピックアップも良くなった。
キックダウンも以前と同じ。

なので10W-30が正解だろう。

売り場では、0W-15とか、0W-20が幅を利かせている。
もう10W-30はひと時代昔になった。
20番や30番のシングルグレードは幽霊だろうな。

※珍しい事故を見た。

パトカーが3台出て規制しているので、
何だと思ったら、トラックが路側帯に突っ込んでいる。
なんとプロペラシャフトが途中のジョイントから外れて、
地面に刺さっている！
急制動がかかり、後ろが持ち上がって路側帯に突っ込んだわけだ。

昔は時々見たが、今の時代に起こるのか？
三菱のトラックのハブの欠陥と同じぐらい考えられない事故だ。
ジョイントに異常は無いようだったから、
マウントが緩んで、シャフトが踊って外れたのかもしれない。
しかし、異常な振動が出ていたはずなのに、気が付かなかったのか？

運転手は無事そうだったし、巻き添えもなくて、不幸中の幸いだ。
ただトラックはフレームが折れていたから、全損だな。