2020年10月28日
こんにちは、朝比奈です。
天体望遠鏡を買いました。
と言っても組み立て式の子供の教材のようなものです。
でも自分が子供の頃には手が届かなかったような性能です。
晴れたらまずは月から見てみようかと思います。
最近、馴染みのバイク屋さんで話をしていたのですが
中古車価格がとんでもないことになっているそうです。
全年式、オール排気量というわけではなく
年式だと80年代後半から2000年代前半。
排気量は250~400の中型と言われるバイク。
コロナでリモートワークで外出できない気晴らしや
バイク通勤が増えたことで
需要がかなり増えているとのこと。
あと、この年代のバイクってあまり大事に扱われてこなかった印象があります。
まだまだ景気も良くみんなお金がありましたし、ドラマの影響やらでライトユーザーもかなり多かった。メーカーも販売店もガンガン値引きして売ってましたしね。
で、買ったはいいけどメンテもせず乗りっぱなしで壊れたら雨ざらしで放置。
バイクが可哀そうな改造車もかなり多かったです。
そんな状況だとまともなバイクはあまり残らず
中古屋も下取りしたバイクは整備して売るよりばらしてパーツ売りにしてしまったり。
そんな年代のバイクが今頃になって需要が出てきていますね。
手ごろな値段で気軽に乗りたい層。
若い頃に乗っていた懐かしいバイクにまた乗りたい層。
現在のバイクより機械的な昔のバイクに乗りたい層。
いろんな需要が重なって今の品薄&高相場が生まれているのでしょう。
ひと昔前だと一桁万円とか、よくて199000円とかで売ってたバイクたちが
今は平気で40~50万で売られています。
これが人気車だったからとかプレミア車両だとかそういうバイクだけじゃないのがすごい。
例えばエリミネーター400というカワサキのバイク。発売当時はあまり人気がなく販売終了しても人気がなく、低走行高年式でも中古車相場は低かったのですが、今は40万前後で売られています。
250cc4気筒クラスになるともっとすごい。部品取りレベルのバイクでも20万~、フルノーマルなら下手すると新車価格越えていたり。NSR250とかのプレミアバイクの話じゃないですよ?
これらのバイクにほぼ共通して言えるのが、キャブ車で馬力規制上限出ているバイクなのが面白い所です。
だからいくら古くても空冷単気筒にはあまり価格は高くなっていないです。
あ、2Stは別です。ヤマハのSDRっていう2Stのバイク買おうとしてあまりの高騰ぶりにひっくり返りそうになりました。
さて、ここでしたいのはバイクが高くなってすごいね!ってことではありません。
今の相場はちょっと異常ともいえるのですが
こういう時は悪い人、悪い業者がでてくるんですよね。
儲かりますから。
例えば今かなり相場が恐ろしいことになっている例として
カワサキのバリオスⅡというバイク。
250㏄4気筒で上限の45馬力だったかな。
まあ、よく売れましたが大型ブームが来てからはみんな見向きもせず
憶えている限りだと、一応走る状態で10万円ちょい、程度がよくても30万行かない、そんな感じだったのですが、今は買ってからかなりメンテや部品交換しないとまともに走らないようなのでも20万以上、フルノーマルで低走行だと60万~80万ほどの値段がついています。
まあ、程度と価格が見合ったものを納得して買っていればいいんですが
悪い人たちはひどい程度のバイクを見てくれだけ綺麗にして恐ろしい値段で売ろうとします。
これが個人売買とかオークションならまだ話は分かるのですが
店を構えている販売店でもやったりするから怖い所です。
息子の友達がバイク屋でけっして安くはないバリオスを買ったのですが
キャブは滅茶苦茶、ざっと見てもあちこち突っ込みどころだらけ。
最近はやっと乗れるようになったようですが、かなり苦労していました。
実際、うちに入庫してくる中古で購入したバイクたち。
みんなぱっと見は綺麗でそこそこなのですが
ばらしてみると、恐らくノーマル戻しの際に紛失したパーツだらけだったり
ゴム部品は総取り換えしないといけなかったり
基本的な整備がまったくされていないものばかりです。
むしろまともなバイクは全くない。
買った値段を聞いてびっくり。
いい商売しているなあと。
よくはないですけど・・・
昔から中古車の品質なんてこんなものでしたが
それは価格も安かったからしょうがないという面もありました。
今は、価格は高いのに質は低いというのが現状です。
フルレストアという言葉に惑わされてはいけないですよ?
あけてみると部品足りないものばかりとかざらです。
そもそも、もうメーカー欠品の純正部品かなり多いですからね。
ホンダなんて絶望的です。10年前のバイクですら純正部品でないとかありますから。
なんか最後は愚痴になってしまいましたが
これからバイクの中古を買おうというのはやめておいた方がいいです。
特に思い入れがなければ普通に新車を買った方がいいです。コスパ的にも。
ただ個人的にはホンダはもうバイクをまじめに作ろうとしてない、コストダウンがえげつないのでやめておいた方が。
スズキはコストダウンされていることを納得して買うのなら。実際安いし。
ヤマハは好きなら。
お勧めはカワサキ。昔の悪評はどこへっていうほどしっかり作ってあります。
個人的感想なので、実際にバイク屋に行って触れて見て感じてください。
できるならバラしてみるのが一番ですが・・・
もう最近のホンダ車は触りたくない・・・悲しくなってくるので。
おしまい
Posted at 2020/10/28 15:44:12 | |
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バイク全般 | クルマ
2016年04月10日
こんばんは、朝比奈です。
今日はかなり天気が良く暖かかったので
バイクで出かけようかと思っていたのですが
お弟子のバイクの修理から自分のバイクの整備やらしていたら
気が付いたら夢中になって走りに行くのを忘れてしまいました。
自分の中では整備>走りに行く。のようです・・・
というわけで今日は、整備整備の一日でした。
まずはお弟子のレブルのセルが回らない修理。
前日にバッテリー電圧と充電電圧を見ていたので
見る場所はある程度絞り済み。
まずは弱ったバッテリーを一晩かけて充電。
そして、12ボルトくらいまでしか上がらなくなっていた充電電圧から
レギュレーターの寿命と判断。
レギュレーターは注文。
同時に端子やヒューズの腐食した接点を磨いて、少しでもロスを減らし
13.6ボルトほどまで充電電圧を回復させました。
このままでも乗れなくはないのですが
安心のため部品が届いたら交換しようと思います。
お次はSR400のフロント周りの整備。
フロントブレーキキャリパーは簡単に分解清掃。
フォークオイルはまだ800キロ程ですが交換。
フォークオイルは大概のバイクは10000キロとか20000キロとか2年ごととか交換時期が指定されているようですが(特に記載がないものもあるようです)
自分は新車の場合は結構早い段階で交換してしまいます。
なぜなら経験上、新車時はかなりフォークオイルが汚れるからです。
汚れというより、金属粉。
今まで数台の新車のフォークオイルを早い段階、具体的には2000キロとか6000キロとかで交換してみましたが
いずれもかなり汚れていました。
今回はかなり早い1000キロ以内での交換でしたが、やはりかなりの量の金属粉が確認できました。
恐らくですがスプリングの表面がサスペンションのケースの壁に擦れて最初は大量に金属粉が出るのではと思います。
ただ、エンジンの慣らしと同じで、そのあとはあまり汚れなくなります。
なので自分の場合は1年10000キロで交換するようにしています。
持論というほどの内容じゃなかった・・・w
Posted at 2016/04/10 00:44:36 | |
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バイク全般 | 日記
2016年02月27日
こんにちは、朝比奈です。
しばらく体調を崩していました。
まだ本調子ではないのですが
少し回復してきました。
この時期は毎年です。
早く暖かくなってほしいです。
さて、結論から言うとメインバイクVmaxを降りようかと思っています。
この年齢で何を言うかといわれるかもしれませんが
体力の低下と何より体重の低下で重量車のVmaxを乗りこなすことがつらくなってきたのです。
それでもなんとかのんびりゆっくり走っては来たのですが
最盛期より15キロ落ちた体重と筋力では300キロ近いバイクを操るのが難しくなってきました。
Vmaxはバイクに興味を持つきっかけとなった一台でした。
バイクに興味を持ったのが、このVmaxとBMWのR90Sというバイクでして
でも、18歳の若造、金も免許もなく最初はホンダのNS50Fの中古を買いまして
それでも楽しく乗りまわっていました。
その後中型免許を取り、なぜかサイドカーの魅力に取りつかれ
チェコスロバキア製のサイドカーを購入しその後手放した後も
再び旧東ドイツ製サイドカーを買うなどサイドカーに魅せられる人生を歩んだ時期もありました。
その後、大型免許を取り
やっとあこがれのVmaxを購入し
しかしハイパワー車に乗りたくもなりZZR1100に浮気をしたりもしましたが
結局またVmaxに戻ってきて足掛け10年ほどでしょうか。
その間、いろいろなバイクをセカンドバイクにしたりレストアしつつ乗り回したりもしました。
GPX250R。エリミネーター400LX。KSRⅡ二台。TZR125.。SR400。エリミネーター250LX。
けれど結局Vmaxがメイン、基本としてありました。
性能としては現代のバイクには足元にも及びません。
燃費、加速、コーナーリング、維持費、どれをとっても敵いません。
ですが、18歳の若造の目に焼き付けられてしまったのです。
見るものすべてがキラキラと輝いて見えたあの頃。
カタログに踊る信じがたい数々の数値。
体の芯まで響くような鼓動。
何も知らない若者の心に、身体に刷り込むには十分すぎる輝かしいバイクたち。
その中の一台がVmaxでした。
けれど、年齢、体力には勝てない。抗えないのです。
何とかだましだまし乗ることもできるでしょう。
怖々と乗ることもできるでしょう。
が、それではまったく楽しくない。
何よりバイクがかわいそうだ。
というわけで、Vmaxを降りる決心をしたというわけです。
一つはお弟子の存在があります。
1年前に中型免許を取り250ccのバイクに乗っているのですが
少し前にクローズドのコースでVmaxに乗せてあげたことがあります。
距離にして数百メートルでしょう。
そのたった瞬間でお弟子はVmaxに魅せられてしまったようでした。
そのお弟子が、暖かくなったら大型を取りに行くといっています。
そしてVmaxに乗りたいとも。
もう、これは乗りたい乗り手に乗ってもらうのがいいのではないかと。
幸い、近くに住んでいますしメンテもこれまで通り手をかけてあげられますし
愛着のあるバイクですので身近にあるのはとてもうれしい。
そして、次のバイクで自分は最後にしようと思います。
バイクは手をかけてあげれば20年30年平気で走ります。
おそらく自分の寿命まで一緒に走ってくれるでしょう。
年長者の方々からすればこんな若造が何を言うかと思われるかもしれませんが
この体力の低下と諸事情からくる弱気ゆえの発言と大目に見てもらえるとありがたい。
今は、終のバイクを何にするか検討しております。
候補としましては、軽量で構造が単純なバイクを探しております。
長く乗るので新車か、試乗車程度のものを。
具体的には、SR400のFIのもの。W800。ロイヤルエンフィールド500EFI。ヤマハBOLT、これはちょっと重すぎるかもしれません。
恐らく、SR400かロイヤルエンフィールドか、どちらかになると思います。
これまでは高速も峠も目いっぱい走ってきました。
自分のペースをいかに上げられるか、そんなことばかり考えてきました。
ですがこれからは前を行くお弟子のVmaxのお尻を思い出に浸りながら
のんびり走るのもなかなかいいんじゃないかと、すこしワクワクしております。
お弟子が免許を取るまではまだ少しあると思いますので
それまではメンテをしっかりしてあげながら残された時間を大切にVmaxと付き合っていこうと思います。
一念発起して決死のトレーニングでVmaxはまだまだお前には早いんじゃ!!!
と、乗り続ける未来も見えなくはないですがwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
Posted at 2016/02/27 11:02:21 | |
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バイク全般 | 日記