2023年08月31日
もう何年前になるか、恐ろしく燃費の悪いプログレに乗っていた頃。
なんとか燃費を良くする方法がないか、そればかり考えていて
そのうち、燃費を良くする何か新しい技術でまだ実用化されていないものはないか
もともと考えるのは好きなので楽しい時間だった。
そして今考えれば当たり前のことなんだけれど、冷却水の温度をいかに冷まさないか考えるようになった。というのも、エンジンっていうのはある程度温まった状態までは燃料を多く噴く。キャブレターの時代の人ならチョークレバーを使ったことがあると思うのでわかると思うが、温まるまではかなり燃料は濃い状態、つまり燃料を使ってエンジンを温めている状態となる。
それならば、エンジン停止後にエンジンを冷まさなけれ次回始動時に無駄な燃料を使わなくて済むわけだ。
もうここまでわかっていれば、簡単な話で、温まった冷却水が冷めないようにすればいい。
構造は単純。冷却水の経路をバイパスさせてバイパスさせた側に魔法瓶を設置すればよい。
エンジン始動時には魔法瓶の中の温かい冷却水を循環させる。ある程度温まったら冷たい冷却水も循環させエンジンを冷却する。そしてエンジン停止後は温まった冷却水を再度魔法瓶に貯めておき、次回始動時に再度循環させる。
一晩くらいならそこそこの温度を魔法瓶なら保てるはずだ。真夏ならともかく、真冬には効果は数値で現れるだろう、なんてすごいことを考え付いたのだろう、これならコストもそれほどかからず、単純な構造だから既存のシステムに組み込むのも容易、トラブルも少ないだろう。これは特許モノか!と自画自賛しかけた。
が、実は天下のトヨタが実用化していたのだった。
基本的な仕組みは全く同じ。しかもタンクはタイガー魔法瓶製。
そりゃそうだ、こんな専門知識もない奴が思いつく程度のこと、トヨタのエンジニアが思いつかないわけがない。
ただ、がっかりしたより、専門のエンジニアの人たちと同じ構造を自力で考えつけたのがうれしかったのを覚えている。
そういえば同じ経験を子供の頃にもしていたのを思い出していた。
それはミニ四駆で遊んでいた頃。
まだ発売したての時期で、車でいえばハブベアリングに相当する箇所が、ミニ四駆はまだ鳩目のような単なる金属の部品だった。この部分の抵抗が大きいうえにガタも大きかったので削ったり盛ったりして何とかその軸受けをベアリング化してみた。
実際は対して何も変わらなかったが、満足感は大きかった。
そしてその後その軸受けは標準でベアリング化されるようになっていって、それがう子供ながらにうれしかった。
そして今でも、時々、まだ誰も思いついていない新しい構造がないか思考している。それはとても楽しい遊びだから。
D-SPORTのECUを購入する前には、かなり下調べをした。
何度もイベントなどで開発の方に話を聞きに行ったり。
変な部品入れてエンジン壊したくはなかったし、ECUの価格もそこそこ高価なのもあって。
で、開発の方から聞いた話や、実際に自分でいろいろな状況で走って集めたデータ。
ファンが回る温度とかも。
ただ、こんなところでそれを公開なんてしない。
開発の方から聞いたなんて前置きしたら、もし間違えた話をしようものなら泥を塗りかねない。それにそれなりに労力を払って自力で集めた情報だから。
ちなみにファンが回り始める温度は一定じゃない。水温の条件だけで回るとかいつの時代のエンジンだよって話。
ほかの条件?それを自力で見つけるのが楽しいんじゃないか。
Posted at 2023/08/31 18:58:53 | |
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2023年08月18日
Q1. コーティングを長持ち、効果アップさせるためにしていることはありますか?
回答:下地をしっかり作ることと厚塗りしないように施工すること
Q2. 優先はどちら?(A:作業性の良さ B:手間をかけても濃い艶・撥水)
回答:作業性の良さ
この記事は
みんカラ:モニターキャンペーン【CCウォーターゴールド】 について書いています。
Posted at 2023/08/18 19:30:40 | |
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2023年08月06日
昨日、LA400系のコペンにワコーズのエアコン添加剤を入れたのですが、コペンのエアコンについて雑記。
コペンのエアコンはよく効くほうだと思います。
車内が狭く窓ガラスの面積も狭いのもあるかと。
いつも目盛りは24~25にしてオートにしていますが薄着だと寒いくらい。
正直、自分のコペンのように登録から年数が経っていない(3年半)ならエアコンの効きの改善目的で添加剤を入れる必要は薄いかもしれません。
添加後も効きが変わった感じはありません。
自分はエアコンのコンプレッサーが回っている時のパワーロスをなんとかできたらと添加しました。
ただ、こっちのほうも効果は微妙でした。当然、もともと配管内にはオイルが入ってますし、添加剤くらいで体感できる摩擦軽減は望めないのでしょう。
なので逆に安心しました。これで体感できる効果があったらあったで問題なので。
ただ、効果が体感できる車種もあるようで
最近は冷媒の量が新車時から少なめの車もあり、そんな車なら添加剤と同時に充填される20gほどのガスで冷えが改善されることもあるでしょう。
また、自然と抜けるガスの補充としても有りかもしれません。
注意しなければいけないのは、過充填。
冷媒もオイルも適量が設定されているので、理想としてはしっかりした設備のあるショップで施工したほうがいいと思います。
大概のことは自分で整備する自分ですが、エアコン関係は怖くてさわれません。機材を買ってもいいのですがコスパが悪すぎますし。
というわけで、添加剤は新しい車にはまあいらないかなって話でした。
Posted at 2023/08/06 11:06:28 | |
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ダイハツコペン(LA400K) | クルマ