リアキャリパー塗装＆オーバーホール

せっせと毎日現場まで運んでくれる我が家のカングー君。
快適な毎日を過ごしていましたがブレーキ残量含めタッチが怪しくなってきたのでリア側のオーバーホール（パッド＆ローター含む）実施しました。

うちは耐フェード制動力重視パッドなのでローターも焼け気味で真っ黒けでした。
このまま組んでも残念な気持ちになるのでフロントに続いて塗装します。

※写真のマウントブラケットはサンドブラストで処理済みです

昨年に引き続き加工的には同じ作業です

脱脂→ミッチャクロン→サフェーサー
乾燥後にペーパーで肌慣らし

シルバーメタリックを塗ります

このスプレーガンが自分との相性が良く感じます

明治のファイナーⅡ（メタリック専用で使用）

その後、クリヤーにキャンディベース色のオレンジ混ぜて塗って、最後にクリヤー塗装しました

いつも思うのですが作業工程考えたら塗装屋さんは改めて大変なんだなぁって考えてしまいます。

高温ヒーターなんてないので自然乾燥で24時間程度経過したのでオーバーホール作業に入ります。
（今の時期は部屋の温度が高いので乾燥早くて助かりました）

因みに写真の品

リアキャリパーシールキット（7701208269）
10890円×2個
　
リアハブナット（7703034276）　1458円×2個

今回ディーラーではなく社外品で部品揃えようと、ある会社に見積り頼んでみたら社外品が無かったようで、結局純正品になったオチでした。

計2.8万円とありえない金額設定になっています（定価はもっと高いです）

流石に高いだろ～と感じるのは私だけでしょうか？

感心したのはピストンのブーツカバーが嵌る場所にオイル穴が開いていて、ピストンを戻す時やワイヤーのサイドブレーキでピストンが回ろうとする動きしながらピストンが飛び出してくる構造なので、ブーツカバーが捻じれる動きを助けているような構造だと感じました

軸にはネジ切ってあり、サイドブレーキワイヤーで引っ張った分回ってスプリングの力で戻ります（うまく説明出来ません💦）

このような構造なので、フロントの時のようにエアー吹きながらやるより、ピストンの先端部分のブーツカバーを引っ張ってピストン後端部ギリギリに嵌めます。この時引っ張ってもズレないようにこの部分のみグリス塗りません。そしてブーツカバーの反対側はグリス塗ってキャリパー側の溝にはめ込んで、溝に嵌ったらグリスをしっかり塗って、ピストン戻しの工具でねじ込んでいけば綺麗に入りました。

全てセット完了。

完成です。

折角なので久しぶりのカッティングマシンでステッカー自作

黒や白や赤色のカッティングシートも少量ありましたが、どうもこうもこんな小さい文字の切り抜きしたら、抜けなくてイライラしながら丸めてポイしました。
（この金色は抜きやすい方なシートです）
どなたかこれイイよってカッティングシート知ってましたら教えて下さーい(__)

ステッカー剝れ防止は上にクリヤー塗るそうですが、いつでも剥がせる？剝れる？この仕様で様子みたいと思っています。

最後に、キャリパーのゴムの劣化具合

スライドピンブーツが張りがなくて△or×
ピストンブーツリングまだ大丈夫で〇
ピストンシールは張りがあって〇でした