日産ジュークシート流用（2脚）

使い込んだ純正シート。
汚れもシートクリーナーで掃除するも、クリーナーの泡で白くなってきて、乗るたびに嫌な気持ちになっていました。

前々からシート変える予定でしたが、今回やっと行動に出ました。


候補は、安く購入出来、綺麗な物。
そして、ホールドの良さそうな、黒のシート。
レカロは高いですし、２脚となるとシートレール代も馬鹿になりませんし。。

しかも、レカロ対応のシートレールも座面高が同等以上になってしまうみたいです。（１センチ位）
これはもう、自作しかないということで、色々調べました。

日産ジュークのシートに決定。
同じ日産車なので純正に見える。
スエード調で高級感ある。
ヤフオクで安かった。購入動機である。

先ずは、本来シートレールは重要保安部品なので、交換してはいけないようなのです。
でも、実際には車検場検査官によって、まちまちの見解のようです。
しっかりした作りならば問題ないとか。

実際、安売りしている社外製のシートレールだって、構造計算なんてしていないのだろうし。
自分は溶接検査のプロの友達に見てもらいました。
（汚いと言われましたが（笑））

会社から借りてきた高速カッターで切り出していきます。純正シートレールや、ベースフレームの板厚を測って、材料は45×45
×2，3の口型鋼材にしました。
絶対に強度だけはしっかり考えました。

そしてそれを、仮組み。

裏表、熱を一気に加えないよう、溶接場所を変え。

少しだけうまくいった画像。

溶接のプロの友達に、基本は手棒溶接と聞き、コストも考えれば半自動溶接機は余裕あるとき買えばとなったので、200ボルト対応溶接機にしました。

まだまだヘタッピですが。

色を黒く塗って、仮組です。

注意が必要なのは、NV200のサイドブレーキの固定は、シートレールを固定するベースフレームにネジが溶接されています。
（画像矢印がサイドブレーキ固定部分）
つけたり外したり。
ここからは現物合わせ作業の突入です。

この部分は、シートベルトのバックル固定部分と干渉します。

ここが干渉すると、シートのスライド出来ません。
本来４本サイドブレーキステーが固定していますが、３本で問題ない部分なので、助手席側へサイドブレーキステーを曲げてしまいます。

こんな感じに付きました。

この後、スライドチェックに入ったところ、重大なミスを犯しました(+o+)

シートの幅がNV200よりジュークのほうが大きいと。
バカだオレ。

両側のシートの背もたれ調整部と、NV200のシートベルトの巻き取り部分。
NV２００側のライニング部材取ってしまえば干渉収まりますが、車検場でNG喰らうし、危険なので、車両側はそのままにしました。

幸い、シート側の調整部分のハンドルとシートのその部分の保護のための樹脂カバーとのクリアランスがみられたので、輪切りにしてあげました。
クリップでは止まらなくなりましたが、ほぼ見えないので黒い布テープて固定しました。

完成。

7センチ位ローダウンしています。
より体に馴染み良いです。

パッと見純正にしか見えないです。

持ち込み車検の時は、シートレールにノーマル風保護カバーみたいな物くっ付けて行くつもりでした。

パッセンジャーの方にも評判良かったです。

如何せん、純正助手席は背もたれ倒しこむと、腰の上の方で曲がっていくので、寝れませんから。
（テーブル状にする事優先したのでしょう）

下がった事で、ハンドルが上向いた感じになります。
チルト、一番下げても駄目なので、チルト部分にナット入れたり、延長する予定でした。