エンジン搭載③

タイミングベルトのカバーを装着したら、いよいよエンジン積み込みです。

降ろす時と同じで、この時点ではまだウォーターポンプとクランクのプーリーは装着しません。
出来る限りエンジン右側のスペースを稼ぎたいので。

再び麻袋の登場です。

助手席側タイヤハウスの付近に貼ったガムテープもエンジンを降ろす時にボロボロになったので、再度貼り直しました。

ミッションのクラッチハウジングにパンタグラフ・ジャッキをかけ、車体が持ち上がるくらいまで上げ、それからエンジンを中に放り込みます。

この時、始めからハウジングとエンジンを合わせようとしても入りません。
まずタイベル側を落としてからハウジングを入れます。

と、言うは易いがやるは難い。

やっぱ知恵の輪ですわ。

うまいことハウジングも入りましたらジャッキを徐々に下げて行くと、

エンジンとミッションは見事に合体！

あとは固定ボルトを入れ締めて行くと結合します。

エンジンが積まれたらこっちのもの。

補器類をどんどん組み付けて行きます。

あ、バキュームの配管をお間違えの無いように。
いつか配管図をアップしますね。

組み立てが終わったらスパーク・プラグを外した状態でクランキングし、オイルを一通り各部に行き渡らせます。

そして、始動式。



あー、やっぱりエンジンがかからない・・・。

なんて事もなく、アッサリかかりました。
アイドリングも安定してます。

エンジンが完全に温まるまでアイドリング続行。
こうする事で長い間放置してしていたエンジンにオイルが馴染んで行きます。

温まったらキャブの調整。

キャブの調整が終わったらテスト走行と行きましょう。

最初から高回転にするのはタブー。
まずは5000rpmMAXで様子を見ます。

おお！ホンダZ GSS以来の二十年ぶりとなる5速ミッションは感動だ！
60km/hで4000rpm。
80km/hでも5500rpmとなり、高速での静粛性が増しました。

住宅地でも4速が非常に使いやすいギヤ比ですし、交差点の立ち上がりでは2速が大活躍！
なんかすっかり特性が変わって別の車を運転しているみたいでした。

Newエンジンも思ったより調子良いですが、やはりジャンク・エンジンゆえ若干青煙を吐くみたいです。
でもタダでもらったエンジンとしては上等ですよ。

何にしても不動産は回避できたから、メデタシメデタシ。