1/20 フジミ Ferrari F187/88C

西日本豪雨で被災した真備町のエラヤさんから譲ってもらったのがお盆前。


パーツ洗浄をし、化粧箱も丁寧に水洗い。
ひとまず元の姿に復旧してから二ヶ月。


少しずつ組み立ててました。

そして本日、遂に完成の時を迎えたわけです。
いろいろと壁にぶつかりました。
模型はある意味精神修行ですな。


まずは、Ferrariフラッグの前で記念撮影。

後ろのフラッグは、1994年 TIサーキット英田(現 岡山国際サーキット)で開催された、パシフィックGPに行った時に購入したもの。
2週間後 サンマリノGPで、ラッツェンバーガーとアイルトンセナ、2人のドライバーが亡くなりました。

話を戻しましょう。
今回製作したのは、当時ターボエンジン最後の年となった1988年のイタリアGP仕様。
28号車は、ゲルハルトベルガーが乗ってました。



当時のターボ車は車体が低く、特にこの年のフェラーリはとても美しいシルエットだと思います。
ドライバーは、肩が見えるほど露出した状態でドライブしてました。


イタリアGPでは、小ぶりのリアウイングが採用されました。
じつは88年のフェラーリは、リムがクロームのタイプのホイールを使ってましたが、あえてマットな黒ホイールにしました。


穏やかな朝日を浴びるF188C。


エンジンは素組みです。今回は撮影無しです。
シートベルトはタミヤのディテールアップパーツを使いました。安いので。

F1を作ったのは初めてだったので、普通のカーモデルとの違いに戸惑いました。
パーツの裏面も塗装がいるだとか、サスペンションの細いパーツが折れるだとか、アールの急な面にデカールを馴染ませるとか、色々と経験値が上がりました。


かなり楽しかったです。



次は MAZDA767B かな。