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目止め完了
やっと塗装の準備が整ったって事


サウンドボードは指板の付け根が、若干仕上がりが荒い気がするが、良しとする



バックボードも導管は無くなった




サイドもツルっとしました


ちなみにネックはボディの後にする
なんせ、ボディの塗装中に持つところが
なくなるので

一旦乾燥させて、来週からシェラック塗装に入りましょう

表板（サウンドボード）は、まだ目止め2回目。
こっちはもう一回で、なんとかやっつけたい。
シェラックの捨て塗り三回目を終えたところ。




バックボードのほうは、ほぼほぼ穴が埋まったかな。
乾くと、まだわずかにヒケが出そう。
ラスト一回、シェラックぬりましょうか。


目止めの要領がなんとく分かってきた。
表面のシェラックをアルコールで溶かしつつ、パミスの粒子でシェラックを削り、アルコールに溶け出した粘っこいシェラックを微細な穴に擦りこんで、気孔を埋める。

とにかく、このDIYウクレレをフレンチポリッシュで、テカテカに仕上げたいだけなのだ。
納得のいくまで仕上げたい。

シェラックを塗っては、パミスで導管を埋める
ただひたすらに。


光の加減で、なんとか背景が写り込むレベルまで来た
指板を先に付けたのは失敗。
付け根のところがやりにくい



まあ、じっくりいこう

ではまた

今回、シェラック塗装のノウハウを参考にさせて頂いたサイト。
tamaniwaワークショップさん。ありがとうございます。



印刷して、都度工程を確認しながらの作業。



スポイト瓶で、アルコールとシェラックの配合を調整。

まずは、ウォッシュコートという目止め前の捨て塗りから。
1:1の配合でたっぷり塗って、その後、目止めを行う。

目止めは、パミスと呼ばれる軽石の粉を、アルコールで擦り込んでいく。


写真で見ると、ザラザラ感が見て取れる。


手触りは、かなりスベスベだが、まだまだ目止めが必要そう。先は長い。


ではまた。

塗装前の準備。



大事な下地作り。
240番　→ 320番　→ 400番　までサンディング。


接着の際に出来た細かな隙間は、
タイトボンド＋削り粉で丁寧に埋めた。



裏板も


ネックも


ヘッドも

ツルツルとはいかないが、滑らかになった。



そしてコレ。
シェラックフレーク。
ブロンドと言われる薄黄色のフレーク。
コレを純度の高いアルコールに溶かして、シェラック溶液を作る。


無水エタノールは軒並み品切れ。しかも高価。
工業用のイソプロピルアルコールをチョイス。
手前の黄金の液体が、一晩置いたシェラック溶液。
シェラック30gを、アルコール120ccに溶かしたもの。

コレを、てるてる坊主にした布で、ひたすら擦り込んでいく。てるてる坊主に着けるアルコールとシェラック溶液の配合を変えながら、マホガニー材の導管を埋めていくことで、平らで艶々な表面に仕上げる。
伝統的なフレンチポリッシュという技法。
バイオリンやクラシックギターの高級機に施される塗装法。

なんと言っても手間と時間が掛かる。


なにせ、初めてな事なので、正解を知らない。
上手くいっているのか、失敗してるのかすら、分からんかも知れんが。

安価なウクレレキットに、フレンチポリッシュの塗装を奢る。
自己満足の極み。


ではまた。