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リミッターカットを施し、FSWを走行
FSW(Fuji international SpeedWay)を走行した際、同車種で参加された皆さんの最高速が240km/h位に対し、
180km/h手前位から車体に
振動が発生した為、その状態からでは220km/h位までしか加速出来ず、初走行は消化不良で終わってしまいました。(ヘタレによる要因も含…)
また、走行終了後にタイヤを確認すると、未だ角は十分あるにも
関わらず、フロントタイヤ2本に
熱ダレによるブリスター(
note1)
(
画像 1 )が…
1コーナーのハードブレーキングがトドメをさしたのでしょう。
右廻りコースの為、特に左が酷く、
ヒート・セパレーションを起
す
一歩手前!
貧乏人である事から…
「今回は1時間の走行だし、角があれば問題無いだろう」と
『
裏組み 』 して、減ったタイヤで参加したのが
大・間・違・い!
画像 1
前回のサーキット(本庄)で走行した際、コース補修日前々日という事もあり、ライン路は荒れ放題!。
その為、タイヤの
トレッド部も同様に荒れ放題というハメに…。裏組み時に
ホイールバランサー(
note2)で、上下のブレを確認すると「ありゃァ~」という位に凸凹状態。
高速周回路では、ミニサーキットでは問題ないレベルでも、その凸凹が振動等を発生させたり、ブレーキングによって凹部が破損する等によって、命取りに…
バーストでも起きていたらと思うと、『
セコイ事をやってはならぬ! 』
と実感しました。(^^ゞ
Note
1:ブリスターについて
(blister:水膨れ)。異常高温状態時に、ゴム内の成分が一部揮発する事でトレッド面に気泡(エア溜まり)が
発生し、それが路面抵抗によって破裂した症状。
2:ホイールバランサーについて
ブレ(横、縦)修正については、全て行えるモノだと思われがち(可能な修正は重量バランス不均等のみ)だ
が、タイヤが異型化(ブレーキによるフラットスポットや横G多用によるブロック角の削り減り(テーパー状へ)
等)した事によるブレ修正は、行う事が出来ない(測定も不可)。
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ブレーキについて課題を残す
サーキット走行時はジャバラホースで
ローターベル部に導風
を行っているのですが、今回のサーキットは直線が長い事と、
この時期の気温により、ローターとパッドの温度が冷え過ぎて、
低温時の攻撃性が高い
パッドを使用している事から、
ローター
に対する攻撃が激化。
オーバークール状態から一気にブレーキを踏込む事で、
ローターが
レコード状態(
画像 2 )となってしまいました。(泣
画像 2
導風を行わなければ、インナーフィールドでキャリパー温度が上がってしまうでしょうから、導風量の落し所を調整(減少方向に)して見つけるか、FSW専用として導風を(ハブを含めた)ローターからキャリパーメインへ変更するか、またはパッドのレベルを落とし、攻撃性を低くするかが悩み所です。
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S203 | クルマ
Posted at
2007/11/30 15:36:13