NEXT BASE DashCam 522GWR
ロードスターでのツーリングが楽しい季節が到来しました!
ツーリングの撮影に insta360 ONE Rを永らく使っていたのですが、撮影した動画の編集アプリの動作が重たくて、使い難いのが難点でした。これは私の持っているスマフォの性能が低い、というのがそもそもの原因...(涙)。
本格的なVideoLOG(VLog)を求めている人=編集環境にお金をかける人にとっては、insta360 ONE R は良い製品なのでしょうが、私にとっては宝の持ち腐れというもの...。私のような「そこそこの画質で簡単に映像を残したい」人にとっては、360度撮影・4K撮影用レンズ交換の手間、シガーソケット給電しながら撮影ができない点は、ストレスを感じていました(*1)。
さて、前置きが長くなりましたが...
ふらっと立ち寄ったカーショップ(J娘)で、NEXTBASE製のドライブレコーダー『DashCam』が店頭ディスプレイされていたので、ついつい手に取ってみました。
よくあるドラレコは中華製が多く、どれも似たり寄ったりなのに比べて、これはなかなかスタイリッシュで他に類のないデザイン!
私の望む「ツーリングの撮影用カメラの代わり」になりそうな予感...(ニヤリ)
長年愛用してきたドラレコ『AutoCapsule AW1』by COWONは、駐車録画の設定を細かくできる点(※)では優れた製品です(*2)が、今となっては高解像度いとは言えず、また、録画データの取り出しが面倒でなりませんでした。
なんて... むりやり衝動買いを正当化する理由ばかり述べていますが...つまるところ...『DashCam 522GWR』を購入しました(笑)。
#まだ使えるドラレコ( AutoCapsule AW1 )とアクションカム(Insta360 ONE R)をフリマサイトに出品して、軍資金の事後調達に掛かります(売れるとラッキー...)。
この製品のお気に入りポイントは2つ
① 解像度とフレームレートは申し分なし
この解像度は私にとって十分な性能です。なにより明るいレンズ(F値が小さい)と、偏向レンズを備えているのは、夜間や逆光での撮影において高評価です。
② スマフォ連携が容易、カメラ本体の着脱も簡単
スマフォとWiFi接続して、SDカードに記録された録画データを取り込み可能。カメラ本体は「マグネット式」のブラケットで固定されており、カメラ本体の着脱が可能。ドライブからの帰宅後は、カメラ本体を取り外して部屋の中で寛ぎつつ、録画データの取り込みと編集ができるのは嬉しい。
#実は、マグネットがとても強力なので、思ったほど簡単には外れないです(汗)
一方で残念なポイントは...リアカメラの取り付けです。
付属の取り付けアダプタの形状が、ロードスターにとっては難ありです(涙)。これは取り付ける車両との相性の問題であって、製品側には罪はありません。
取り付けについては試行錯誤の末、ウィンドブロッカーに『アクションカム用アーム』を使って取り付けることにしました。
幌を閉めているときは、できるだけリアウィンドウ付近にカメラを寄せて撮影範囲を稼ぎつつ、幌の開閉時のカメラ本体との干渉を回避するため、「可動式のアーム」を採用しました。
詳しくは整備記録『ドラレコ『DashCam 522GWR』その弐 ~リアカメラ取付編~』をご覧ください。
(※)駐車録画の設定について
今まで愛用していたAutoCapsule AW1は、駐車録画時の車載バッテリー保護のため、設定したバッテリー電圧を下回ったら録画を停止する機能がありました。
DashCam 522GWR のバッテリー保護機能は、オプションの電源ケーブルを購入する必要がありますが、私は似たような機能をもった安価な別製品で代用することにしました。詳しくはパーツレビュー『駐車録画用電源『電圧&タイマーコントロール電源ユニット』by REIZ 』と、整備記録『 ドラレコ『DashCam 522GWR』その参 ~電源加工編~ 』をご覧ください(ただいま準備中につきしばらくお待ちください)。
ちなみに AutoCapsule AW1は、駐車中の振動センサーによる車両の揺れ検知はもちろんのこと、モーション検知による録画機能も良い点でした。
モーション検知は本当に良い機能で、例えば「子ども達が駐車場でボール遊びをしている様子」もしっかり録画されます。振動センサーによる録画機能は実際にボールが当たらないと働きませんが、モーション検知によってボール遊びの常習化を確認できれば、子ども達に注意して事故を未然に防ぐこともできます。
残念ながら DashCam 522GWR にはモーション検知はありません。また、振動センサーによる監視機能は、揺れを検知した後に起動して録画を開始するため、揺れの検知に至るまでの状況と、検知した直後(約5秒間)の状況は撮影されないことに注意が必要です。
(製品仕様)
解像度:1440p@27.5fps 1080p@54fps
カメラ:フロント370万画素、リア200万画素
ナイトビジョン:あり(レンズ6層F1.3+STARVIS)
スクリーン:3インチ IPSタッチスクリーン
通信:Wi-Fi、Bluetooth 4.2、GPS測位10Hz
その他:駐車監視機能、SOS機能、アレクサ対応、偏光フィルター、水平広角140度
(検証結果・備忘録 2022/10/14 ファームVer.24.5)
●記録されたファイルについて
フロント1440p@27.5fps(最高解像度)+リアカメラ
それぞれ低解像度と高解像度の2つのファイルを保存
高解像度 フロント:約570MB/3分、リア:約200MB/3分
低解像度 フロント:約53MB/3分、リア:約53MB/3分
4ファイル合計:880MB/3分
同梱SDカード32GBで 1時間45分ぐらい、128GBで 7時間ちょっと保存できます
高解像度 リア 200MB/3分の録画データの転送時間
スマフォアプリでダウンロード(WiFi接続):約2分
パソコンアプリでダウンロード(USB接続):約15秒
スマフォアプリでNextBaseクラウドにアップロード(WiFi接続):約4分
アップロードされたファイルには個別にリンク用URLが生成され、サイトには誰でもアクセス可能。サイトにパスワードをかけることでアクセス制限が可能。サイト上のビュワーでファイルを再生できるが、変換にはかなりの時間がかかる(30分待ったが未だできなかった)。
●設定『自動電源オフ』について
ドラレコで録画中に、電源が絶たれたときの動作を設定します(存在意義は不明です(笑))。
ON:約50秒後に待機状態になります。
OFF:約10秒後に待機状態になります。
なお、録画停止中はこの設定に関わらず速やかに待機状態になります。待機状態における動作については、駐車録画の設定によって変わります。
●設定『駐車録画』について
ドラレコのGセンサーが振動を検知しない状態が5分続き駐車中と判断し待機状態になったとき、或いは電源が絶たれて待機状態になったときの動作を設定します。
ON:Gセンサーが振動を検知すると起動します(約5〜7秒で起動完了)
→速やかに録画を開始し、約30秒間 録画します(撮影したファイルは保護されます)
→通常録画を続けます(ファイル保護はされません)
最後に振動を検知してから一定時間(給電時は約5分、無給電時は約1分)が経過すると、再び待機状態に戻ります。
OFF:なにもしません
●消費電力について
USB給電の状況をテスターで計測jしました
フロントカメラのみで約2.7Wh、リアカメラをつけると約4.7Whを消費します。
スクリーンセーバーにより液晶画面が切れると、約0.1Whの節電になります。
待機状態(駐車監視中)は、消費電力は計測できませんでした(おそらく内蔵バッテリーにより動作していると思われる)。
●フリマに出品しました(外部リンク)
*1) 使わなくなったアクションカム insta 360 one Rを出品しましたので、ご興味ある方はこちらをご覧ください。
https://item.fril.jp/78519de55eabb684d199dc19c102a16d
*2) 不要になったドラレコ はまだ使えますのでご興味ある方はこちらをご覧ください
https://item.fril.jp/2b265b345dfa069aaf0af5d4c505845c
パッケージの側面です。
パッケージの背面です
開封の儀。ドキドキする瞬間ですね。
同梱されているモノを広げたところ
カメラ本体です。レンズの主張がすごい!
(青色の保護シールは貼ったまま)
偏光フィ標準装備です。
32GB同梱SDカード。U3、V30以上であれば他メーカーでも動作するようです。自己責任ですが...
8mの延長ケーブルつきリアカメラ
取り付け位置は運転席側です
フロントとリアカメラ撮影時の消費電力計測中
フロントカメラ(静止画)からの景色
逆光ではいう走行中の前方車両のナンバーは読み取り困難。信号待ちなどで停車中であれば良好です。
関連する記事
タグ
関連コンテンツ( 522GWR の関連コンテンツ )
[PR] Yahoo!オークション
入札が多い順
終了時刻が近い順
[PR] Yahoo!ショッピング
おすすめ順
売れている順
類似商品と比較する
関連レビューピックアップ
関連リンク