アイドルスピードコントロールバルブ洗浄と潤滑剤の塗布

走行中に突然エンジンチェックランプが点灯したので、コンビニ休憩のついでにスキャナーを繋いでエラー内容をチェックしたところ、「Idle-speed control valve, mechanical fault」となっていました。

そういえば、先日、冷間からの発進時にアクセルへの反応が0.5秒ほど遅れてガクッと発進したことがあり、何だ？と思っていました。バルブの回転が渋いのかもしれません。バルブ自体は16,000km前に新品交換したBoschのなんですけどね。
ひょっとしたらこの寒さも関係しているでしょうか。

慌てず騒がず、ISCV/アイドルスピードコントロールバルブを外して洗浄とナスカルブスプレーを吹くことにします。それで解決するでしょう。

ISCVはDISAの下にあり、T40ボルト2つと10mmナット1つで留まっています。

バルブ内部の汚れは、少し着いている程度です。大した汚れではありません。

バルブの汚れをパーツクリーナーで落とした上で、ナスカルブスプレーを吹き、カラカラと音がするように、でんでん太鼓のように回転させて潤滑剤を行き渡らせます。僕はナスカルブスプレーの信者です。

回転が軽快になった感じです。

ついでにコネクタには接点復活剤を吹いておきました。

ISCVとブーツの嵌め合い部分にはシリコングリスを薄く塗ってから取り付けます。

ついでにエアインテークブーツにラバープロテクタントをスプレーしておきました。これで少しは劣化も遅れるでしょう。

僕はこのブーツの嵌め合い部分にもシリコングリスを薄く塗ってから取り付けています。

一日置いて試走したところ、市街地の走行がスムーズになっていました。バッチリです。
実はここ一ヶ月ほど、アクセルへのレスポンスになんとなく重くカクカクした感触がありました。年明けに入れたエンジンオイルの半分以上が使い残しの10W-40だったので、冬には硬すぎたのに違いないと勝手に疑っていました（一方で、たかだか8℃前後でそれほどフィーリングが悪化するのも変だなと不思議でした）。

試走から帰ったらすぐにオイル交換しようと準備していたのですが、その必要は全くありませんでした。ISCVを舐めちゃいけませんね。