DEATH RACE
『デス・レース』のリメイク版映画が公開なんですと。
なんか、マッドマックスみたいだ。
でも、主役のジェイソン・ステイサムって、リュック・ベッソンの
映画に出ていた人だ。
『トランスポーター』って、日本ではあまりヒットしなかった?
アクション映画シリーズだけど。
『トランスポーター』や『Taxi』を手掛けた、リュック・ベッソン&
ジェラール・クラヴジックが制作した、マツダ・アテンザのウェブ用
ムービーが凄く良かったんだけどね。
ベッソン流のカー・アクションは、ムードがあって美しい。
アメリカじゃこーゆーセンスって無いんだ。
RUSH 1
RUSH 2
そんで『デス・レース』だけど、オリジナルは実写版まじモードの
まるでチキチキマシン猛レースだったんだ。
凄い三流おバカ映画。
と言いつつ、テレビでもよく放送されていたので、何度か見たけど。
主演のデイヴィッド・キャラダインが好きだったから。
けどこの映画の格好にはがっかりだった。見ていて恥ずかしい。
実にアメリカらしい品の無さもキモイわけで。
デス・レース2000年 (Death Race 2000) 1975年作品
なんでデイヴィッド・キャラダインが良かったのかと言うと、話は
更にさかのぼり、当時日本では全然ヒットしなかったアメリカの
テレビシリーズのカンフーものがきっかけだった。
『燃えよ!カンフー』と言う邦題のドラマ。(原題 Kung Fu)
実は当時、アメリカでは『グリーン・ホーネット』に出演していた
ブルース・リーが自ら企画、主演を努める筈だったのがこのドラマ
なのだけど、人種的差別によって採用されず、白人のデイヴィッド・
キャラダインが主役になったと言ういわくつきのドラマ。
ブルース・リーが有名になってから、このエピソードを知ることに
なったわけで、当時から知っていたらすんなり見られなかったかも。
『燃えよ!カンフー』は、仏教的な考え方や、少林僧の世界などを
表現したアメリカではおそらくはじめての作品で、その神秘的な
世界観がヒットしたのだ。
そして世界的にカンフーが広がる、そもそものきっかけでもあった
んだろうと思う。
デイヴィッド・キャラダインはこれを機にアメリカでの東洋モノの
レジェンド的存在になって、近年では『キル・ビル』に出演して
存在感を知らしめていたけど…
『デス・レース』は、ぶっちゃけ汚点だね。(;´▽`A``
Posted at 2008/09/16 02:48:26 | |
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