何年も前……10年以上前から気になっていた場所へ行ってきました。
毎年、清雲寺の枝垂れ桜を撮影にでかけた行き帰りに、住宅街を挟んだ道路からチラチラと桜並木が見えていたのですが、入口が特定できずに行かずじまいでした。
昨年の夏ごろにようやく解明して下見に訪れていました。全長およそ900mと、名所と比べると立派と言える規模ではありませんが、土手に作られたサイクリングロードを両側から挟み込むように並んだ桜の木は背も低くとても立派なトンネルを作り出していました。
某SNSで超バズってる人がいたので、来年からは人が押し寄せるかもしれません。
ゴルフ場が管理していると思われるスイセン。人間の目線で見るとプランターに育てているだけで小規模なものですが、ドール目線だとどのように映るのでしょう。
桜の木の低さを利用しての撮影です。時折吹く風が桜吹雪を散らしています。
今回は事情がありましてレフ板もストロボもなく、カメラのみの撮影でした。予定があるため時間にも追われて満足な撮影とは言えなかったので来年以降はここも撮影場所に含めてスケジュールを立てて訪れたいと思います。
今回のれぽ~とはここまで。
ドールと桜撮影の第2回目となりました。前日に引き続き埼玉県秩父市にある清雲寺というお寺さんで撮影を行います。
前日は快晴で撮影日和だったのですが、そちらは風景撮影としてPENTAX67Ⅱによる桜撮影を行いました(記事についてはこちら)。まぁ、快晴であっても日が昇る前に撮影を終えているので天候はあまり関係なかったのですが……。
そしてこの日は午後から天気が荒れる予報です。天気予報サイトをチェックしたところ朝の間は風も穏やかで雨も降らなさそうです。これを信じて未明に出発し、明け方頃に現地入りしました。
前日の午後はSNSで確認したところかなりの人出がありましたが、朝一番乗りであればほぼ貸し切り状態で撮影することができます。
まだ人がいないうちに山門の柱を演出に使って撮影をします。この場所は境内の巨大な桜を全景で撮影するときに画角に入るため、他のカメラマンが来る前に撮影を終わらせておきたい場所なのです。それに、人が増えたら勿論往来があるので、このようなセッティングをしていたら通行の妨げになってしまいます。
撮影を進めているとちらほらとカメラマンがやってくるようになったので、毎度のごとく「画角に入るようでしたら、退きますので遠慮なく言ってくださいね」と声をかけておきます。
つぎは山門より手前にある枝垂れです。
こちらの枝垂れは山門を背景にして記念撮影でよく使われるのを見かけます。今年は清雲寺全体的に花の付きが良く無いようで、こちらの枝垂れについては蕾も付いていない枝が多く、同様のアングルよりも境内の枝垂れを背景にしたほうが良さそうです。
境内へやってきました。
こちらもやはり花の付きがあまりよくありません。撮ろうと思っていた枝が丸坊主だったので2つのシーンを断念しました。
同じく境内で撮影。半ば無理やり使えそうな枝を探しています(笑)。こちらは背景に本堂を配置して枝垂れ桜をぼかしながらも認識できるように浮き立たせようと思います。
山門の扉を使って背景には見事な枝垂れを配置して撮影。思い描いたシーンに近づけるように結衣さんの高さ、カメラの位置を微調整しますが、なかなか「これだ!」という絵になりません。
裏側にある枝垂桜。名木と共に盛大に咲き誇る表側とは違って、静けさの中に立派な枝を垂らしています。人もあまり来ないので隠れスポットでもあります。
こちらも残念ながら例年に比べると7割くらいの花の付き具合です。毎年使っている枝は殆ど花がついていないため今年は別の枝を使います。
なかなか良い感じではないでしょうか。しかし、画面左側にもやはり花が欲しいところです。この画面のようにF5.6だと空間が何を意味しているのか分からない写真になってしまい、F8だと背景も枝垂れ桜と分かるようにはなりますが少し画面がうるさくなってしまいます。
同じ枝を使って、反対方向に向き変えて撮影。
こちらでは、枝垂れの中にできた花のない空間に結衣さんをセッティングして背景には遠くの枝垂れを配置することができました。
今回の撮影で一番良い写真となったのではないでしょうか。
最後に、もう少し引き寄せて撮影。上写真は一度片付けてしまったため、れぽ~と用に再セッティングしたものです(フードが逆だったり、ストロボのコマンダーがなかったりするのはそのためです)。
ここでは、通りかかるお花見客がこの撮影を見て行かれました。通りかかったときは興味なさそうな人も、背面モニターを覗き込むと「なるほど」といった感じにご興味を持ってくださいました。
何度も繰り返しになってしまいますが、やはり今年は花の付きがあまり良くありませんでした。それゆえにドール撮影は難易度が高かったように感じます。
勿論、前日のように被写体が桜であれば望遠レンズの圧縮効果も使えますし、密の濃い部分を切り取るなど、撮影方法によって盛大な枝垂れ桜を撮ることができます。しかし、ドールを枝垂れ桜と絡めて撮るには手の届く高さまでたくさんの花が枝垂れていないと難しいのです。
それに加え、今回はソフトフィルターを使った作風にチャレンジしていまして”ソフト”を意識し過ぎて花と分からない写真を量産してしまいました。これにつきましては、来年への課題となります。
今回のれぽ~とはここまで。
ついに桜撮影シーズンです。しかし、この週末の大荒れ天気で早くも終わりを迎えてしまうのでしょうか……。
さて、今年も埼玉県秩父市にある清雲寺へ訪れました。枝垂桜の名所とも言えるお寺さんです。
丁度良いタイミングで訪れたようで(過去の撮影記録から撮影日を決めているのでほぼ当たります)、概ね満開と言ったところです。
なぜ満開ではなく概ね満開かというと、開花時期が異なる品種の枝垂桜があるため全種が一斉に満開になることがないのです。2015年を除いて……。
そう、異常気象だったのかどうか覚えていませんが、2015年は全種開花時期が揃ったのです。
2015年4月撮影
さて、そんな過去のことはどうでもいいとして、撮影準備です。
毎度おなじみのスタートライン。本日は無風なので迷うことなくRVP50を使用します。
毎年、お寺から離れた場所にある知る人ぞ知る撮影ポイントから300mmレンズを使って撮影を始めていましたが、ついにその場所が使えなくなってしまいました。撮影方向にある樹木が大きく育ったため桜を狙うことができなくなってしまったのです。今年は400mmレンズを持ってきたのですが……残念です。
そこで、今回は駐車場から境内の枝垂れを背景にして、手前に見える暖簾のような枝垂れを狙ってみました。
それにしても、この400mmの圧倒的存在感。白き巨砲。このレンズ(カメラを含まず)のみで3.7kgもあります。そして、これに釣られたのだろうか、気が付くと私の背後にも数名のカメラマンが同様にカメラを構えていました(笑)。
このレンズの面白いところ。フィルターは後部にある小部屋に入ります。まぁ、フィルターサイズがないほど前玉が巨大ということですね。
先程の位置より境内に近づきました。境内にある豪華で美しい枝垂れを300mmレンズで狙います。魅力的な一部分だけを切り抜くことと、望遠レンズによる圧縮効果を使うことで、花をより密に見せることができます。
アングルを変えて門を背景にして手前の枝垂れを撮影します。この枝垂れは地面近くまで垂れているため記念撮影で使われているところを毎年よく見かけます。
手前の幹と枝の支柱との間から、門越しに境内の巨大な枝垂れを狙います。このアングルの枝垂れの姿形は本当に素晴らしい。2本目のRVP50を装填しました。
そして気が付くと背後に数名のカメラマンが同様にカメラを構えようとして苦戦していました。どうもこのPENTAX67Ⅱは他のカメラマンを引き付ける力があるようですね(笑)。
さて、苦戦するのもそのはず。左右にも前後にも、この場所以外でこのアングルで狙うことは不可能だからです。左右に動けば幹か支柱が障害になり、後方に動けば幹から伸びている枝が障害になります。前は……御覧の通りロープで規制されていますね。
日が昇ってきたので、日照が一番遅い境内へやってきました。皆さん直下から狙っていますね。枝垂れた下にはお地蔵さまが並んでいて、それを前景にして真上を仰ぎ見るアングルが定番となっています。
私はひとり遠くから、山桜を添えて枝垂れを縦構図で切り取ります。
そして気が付くと……もう、お分かりですね?
そう、私の背後に同じように狙おうとカメラマンやお花見客が順番待ちしていました(笑)。どう考えても私の容姿に魅力的な部分など微塵もないので、やはりこのPENTAX67Ⅱには人を集める力があるようですね。
日が昇って露出条件が変化したので、もう一周したいところでしたが、用事があり家に戻らなければならないので、これにて撤収といたしました。
久しぶりのPENTAX67Ⅱは実に楽しかったです。やっぱり風景撮影はデジタルよりもフィルムのほうが楽しいですね。
デジタルは失敗しない……というか満足するまでいくらでも撮り続けることができますが、言い換えれば何枚撮ってもきりがありません。それに比べてフィルムは一写入魂。頭の中で作品の仕上がりをイメージして、それに合うようにピント、絞り、シャッター速度などをセッティングします。なのでシャッターを切った時点で満足なのです。
デジタルが悪いという訳ではありません。私もデジタルを使っています。どちらにも良いところがあり、私個人としては風景写真はフィルムのほうが楽しいと感じたまでです。
今回のれぽ~とはここまで。
のんびりし過ぎていました。
特にこれと言って何の準備もしていないまま、ついに桜撮影の季節がやってきました。
例年だと近場の寺院の枝垂桜からスタートしているのですが、今年は新たな場所を求めてみました。
埼玉県坂戸市にある北浅羽桜堤公園です。通常だと桜まつりがあるようですが、今年はSARS-CoV2の影響で中止。撮影目的なので私としては祭りがないほうが有難いのですが……なんとも言えない気分です。
今回はズバリ! ふぉとれぽ~と用の写真を殆ど撮っていません。というわけで、一応こんな感じの場所です。
越辺川右岸の川沿に、約200本の安行寒桜が1.2kmにわたり咲いています。二列に並んでいるのが良いですね。
祭りがないとはいえ、人の往来は結構あります。
近年、こういう場所では愛犬を撮る人が多いですね。バスケットやお手製の椅子などを持っている人は大抵愛犬撮影です。
一部の愛犬家ですが、愛犬が可愛くて仕方がないのはわかりますが、人がカメラをセッティングした1~2メートル先に無言で陣取るのはどうかと思います。やはりこういう方々を見ると、立派なバスケットなどの小道具、一眼カメラに白レンズ、などと装備は一人前ですが所詮は「映え」ブーム以降に誕生した「にわか」という姿が見てとれます。
それはさておき、私はというと、久しぶりの人の往来がある場所での屋外ドール撮影で緊張しているせいか気分が乗りません。おまけに天候も悪く時折小雨が降ってきます。
3シーンだけ撮影して切り上げました。そのうちの1シーンだけレポ用写真を撮っておきましたのでUPいたします。
桜の木の下にキバナスイセンが咲いていたので、遥か先まで続く桜並木と合わせて撮影しました。
じつは、最近実験しているドールスタンドを使わないセッティング方法を試したかったのですが、保持具を調整していたら破損してしまい、従来と同じセッティング方法になりました。
さて、この写真ですが、雲の部分が一部白飛びしてしまっています。できるだけ抑え込んでいるので目立つほどではありませんが、今回はちょっと試してみたいことがあります。
ハーフNDフィルターです。風景撮影のふぉとれぽ~とでは何度か登場していますね。ご覧の通り、面積の半分に減光用の着色がされている角型フィルターです。
この写真の黒く塗り潰した部分に着色部分が被るようにレンズの前にセットします。本来は専用のホルダーを使ってセットするのですが、私のような古くから写真をやっているようなオジサンは手持ちで使うことが多いです。
どれだけ変化があるかは着色部分の濃さによって違うのですが、使用しているのはND2クラスで1段分の減光が可能です。上写真では左半分がハーフNDフィルターなし、右半分がハーフNDフィルターありの状態です。下半分の露出はほとんど変わっていませんが、上半分が暗くなっているのが分かると思います。
撮影時の作り込みはここまで。あとはRAW現像後の補正作業で明るさを調整します。
本来、風景などで空と地などの明暗差を緩和するものなので、今回の使い方だとドールの顔、上半身も暗くなってしまいます。なので、それも含めて補正作業で明るくするのですが、それだったらハーフNDフィルターを使わず初めから白飛びしない程度までアンダーで撮影し、あとから補正作業で全体を明るくしても結果は変わりません。
結論。ハーフNDフィルターは風景には使えるが、物撮りやポートレートで使用するにはシチュエーションが限定される。と言ったところで、今回のれぽ~とはここまで。
余談。
駐車場に戻ったら、お隣さんにもエクストレイルが(o´_`o)
まわりは空きスペースがたくさんあるので狙って停めましたね(笑)。
並べて比べると……遠近の差もありますが、私のエクストレイルのほうが車高が高いのがわかりますね!
下から支えるのがダメなら、上から吊ればいいじゃないか! と思いついて始まったこの企画。
前回は紐を使って照明用のブームに吊るすという実験をしましたが、いくつか問題が発生しました。
1)背中側で吊るので、前のめりになりやすい。
2)片足立ちだと、上下二点支持になるのでスピンしやすくなりセッティングが難しい。
3)衣装の中に紐を通すので脱着に手間がかかる。
細かく言えばこの他にも問題はあるのですが、まずはこの大きな問題3つを解消していきたいと思います。
今回用意したものは……
外径6mmのアルミパイプです。
後の”消し加工”での手間と、ドールを支える強度を考えると、このくらいの太さが丁度良いと判断しました。
先端を曲げているのには理由があります。
このようにSDMの体形に合わせて曲げ加工を施すことによって、背中側で固定することによる前かがみ姿勢を防止する目的を持っています。
身長差のあるSDやDDSには、それぞれに対応する保持具を作らなければなりませんが、まだ試作段階なので現在はこの1本のみを作りました。
実際に使用してみるとこのような感じになります。
ドール自体を上から吊るのではなく、上から吊り下げた保持具にドールを紐で固定しています。
現段階では保持具の先端に返しがないのでドールがバランスを崩したら紐が抜けて転倒する恐れがあります。こちらについては後々どのように返しを付けるか考えようと思います。
ただし、体重は保持具に預けていて、さらに紐で縛り付けている為、平面床の上では片足立ちをしたとしても余程不安定な立て方をしない限り転倒することはなさそうです。傾斜した場所や、足場の凸凹した屋外で使用するときは注意が必要です。
紐からこの保持具に変えてみたところ、前のめり現象と片足立ちにおける不安定の問題はほぼ解決しました。
残す問題は利便性。現在は紐を使って保持具に縛り付けていますが、これが結構面倒なので解消できれば……と思います。
最終的に屋外で使用することを考えると、山中にライトスタンドを持っていくわけにもいかないので、三脚を使用してこの保持具を活用する方法も考えなくてはなりません。
実用例。保持具でドールを支えてせぼね君でなびく演出をしています。髪をなびかせる良い方法はないものでしょうか(新たな課題発生?)
元写真。保持具だらけですが、ドールスタンドを使って立たせるより遥かに加工する部分が少なくなっています。
仕上がり写真。先程の写真にPhotoshopで”消し加工”を施したものです。微調整程度に一部に歪み加工も施しています。
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