エンジンセミOH&ヘッド面研その3
1
現在の燃焼室容積を測定します。
目盛り付きの試験管とスポイトを購入
オイラーは組むときに各部へオイルを塗るのに便利です
2
エンジンオイルを灯油で割ったもので測定液を用意します。
いらないCDのケースに穴を開け、穴から測定液を入れて燃焼室になんcc入ったかを見ます。CDケースとヘッドのあわせ面にグリスを塗ると測定液がこぼれずに測れます。
面研前は51ccでした。
ここから何ミリ面研するかを考え、今回は0.8ミリ研磨することにしました。
3
面研の加工は埼玉の㈱輪工舎さんへ行くことにしました。
面研提出前にヘッドに刺さっているノックピンを抜かなければなりません。2つあるうちの一つは抜けましたが、もう一つがどうしても抜けない!!
どうしようもないので輪工舎さんへ相談してみると「取ってあげようか?」との嬉しい言葉が。
4
ヘッドが帰ってきました。研磨面はピカピカです。
加工代9000円+ノックピン外し1000円+税で10500円でした。
ノックピンはやはり中で錆ついていたようで外すのは苦労したそうです。助かりました。
5
面研後の燃焼室容積を測定します。
45.5ccでしたので圧縮比は9.5→10.2へ上がることになります。
この測定液をポートから入れ、燃焼室側に漏れが出るかどうかでバルブの摺り合わせの判定をしました。
結果はオールOKだったので今回はすり合わせの必要はないと判断し先に進めます。
6
この後にバルブスプリングコンプレッサーを使ってバルブを外し、バルブとポートに積もったカーボンを削り落としました。バルブを外すときの写真を撮るのを忘れてしまったため、俺の部屋の風景を代わりに…。なんて散らかった部屋なんでしょ(^^;)
バルブは電気ドリルに固定し、回したところに耐水ペーパーをあてて磨いていきます。白くなっていた排気バルブには相当苦労させられました。
ポートはフラップホイールを電気ドリルで回し、削りましたが手前しか削れないので奥は手磨きでw
結局バルブとポート研磨に1日を費やしました。
しかも鏡面までは到底及ばず、カーボン落とし+α程度です。
7
バルブステムシールを交換します。これがヘタってくるとオイル下がりが起こってオイル消費が早くなったりします。穴の奥にくっついています。
ラジペンで引っ張れば取れます。
つける時は10ミリのソケットと、9.5sqのエクステンションバーの穴に固定し、ハンマーで軽く叩いてはめ込みます。
8
シリンダー側です。クロスハッチも残っているので、まだまだ走れそうです。
ピストンがカーボンで黒く汚れています
エンジオイルをつけ、いらない歯ブラシでカーボンを落としました。
ヘッドとの接合面をオイルストーンにオイルをつけて軽く磨いておきます。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク