目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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リアフォグの修繕②(宿願成就編)です。💦
先週末、「別の電源をとる」という新しいアイデアを試したものの、これまでのように、あえなく失敗。
ただ、失敗した後も、「別の電源をとる」というアイデアは間違っていないという思いがあり、さらに不具合の原因について考え直しました。
問題点は、明らかに「電圧の上昇」、電圧が高くなると、中学生(?)で習ったとおり、電流の流れが大きくなる。
つまり、電圧が高くなると、フロントフォグ電源からフリップフロップリレーに流れ込む電力量が大きくなり、正常動作する許容量(たぶん2A)を超えてしまう。
ただ、保安基準の制限の中で動作させるためには、どうしてもフロントフォグ電源のON/OFFの情報が必要。
その情報を、直接、フリップフロップリレーに伝えないために、「別の電源を使用して間接的に伝えてみる」という考えに至りました。
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その考えを試すために選択したのが、4極リレーです。
改めてリレーの仕組みをしっかり勉強し直した上で、フロントフォグ電源のON/OFFの情報を、このリレーを使用して取り出してみることにしました。
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そして、辿り着いた回路イメージがこちらです。
フロントフォグ電源がONの状態では、4極リレーのコイルに電流が流れ、磁力が発生して接点が引き寄せられ、イルミ電源の電流がフリップフロップリレーに流れるという動作をします。
ここでイルミ電源を選んだのは、スイッチのイルミ用に取り出し済みだったことと、なんとなくのイメージですが、フロントフォグ電源に比べて、電力量が少なそうで、安定していそうと考えたからです。
なお、イルミ電源は、運転席側ヒューズBOXには電源がとれるヒューズはなかったので、スイッチパネル裏で使用してないカプラー(たぶん、フロントフォグのプッシュスイッチ用で、ライトスイッチにフォグ制御機能があるため不使用)のコードから取り出したと記憶しています。
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「4極リレー」を回路に組み込む作業の開始です。
まず、回路に組み込んでいた大量の整流ダイオードを取り除きます。この作業で、スイッチパネル裏が、かなりスッキリしました。
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続いて、「4極リレー」を回路に組み込みます。
フロントフォグ電源のコードを、リレーの青線に接続、リレーの黒線は、延長してヒューズBOXの脇でボディアース。既存のイルミ電源から分岐したコードは、リレーの赤線に接続、リレーの黄線は、フリップフロップリレーに繋がるコードに接続です。
しかし、スイッチパネル裏の状態がすごいことになっていて、お目当てのコードを探し出すのがたいへんでした。
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4極リレーの組み込み、コードの繋ぎ直しが完了して、エンジンON。
すぐさま、電圧計が示す電圧が14V以上に上がります。
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14V以上の状態でも、これまでの不具合がウソのように、何度リアフォグのスイッチを押して試しても、ONの状態を毎回欠かすことなく保持、問題なく正常に動作することを確認しました。
フロントフォグが点灯状態でのみ、リアフォグが点灯、フロントフォグを消灯すると、リアフォグも連動して消灯。この状態で、再び、フロントフォグを点灯しても、リアフォグは消灯のまま。インジケータが、リアフォグに連動して点灯して、ON/OFFの状態を通知。保安基準の制限内の動作を確認です。
また、エンジン始動後、しばらくしてから電圧が不安定で、これまでスイッチによる操作が不可能だった時間帯も、まったく問題なく正常動作することを確認しました。
リアフォグの装着から1年半、修繕に向けた試みは失敗の連続でしたが、長い闘いを終えて、ようやく宿願成就です!
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ただ、修繕すべき箇所が一つだけ残っています。💦
これまで装着していたスイッチはフロントフォグ用のスイッチで、イルミのマークが逆方向になってしまっています。
現在、AliExpressでリアフォグ用スイッチを発注していて、到着すれば、動作を確認した上で、丸ごと交換するか、躯体のみを交換するかを判断して、最後の修繕に取り掛かりたいと思います。
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