電動油圧パワステフルード交換

2001年式, ODO 106,500km

最後の車検前整備。MR-Sは、電動なのに油圧パワステな珍しい車です。この車の時代としては油圧全盛期だと思いますが、MRはエンジンの動力を直接取れないから、時代をちょっと先取りしたんでしょうね。
で、専用のフルードがあるので、必ずトヨタのお店で入手しましょう。
TOYOTA P.S. FRUID EH　08886-01206 (1ℓ)

MR-Sのパワステフルードくださいと言うと、「EHですか」と聞かれます。EHです。取説にも蓋にも書いてあります。

before。フルードが真っ黒でほぼ中が見えません。

詳細は諸先輩の整備手帳を参考に。
まず、フロントをウマにかけておきます。
100均で売ってるようなポンプである程度上から吸い出しておき、液面が下がったらリターンホースを抜いてペットボトルに受けます。
そしたらステアリングを据え切りをおこなうとドボドボ出てきます。空にならない程度で新油をつぎ足しながら。

After。液量は600mLとのことで、それぐらい交換したら終了。

2枚目の画像と比べるとやや中身が見えるようになりました。

リターンホースを戻して液量を合わせて、適当に据え切りを繰り返し。空気が出て減ったらつぎ足し。試走後も液量を確認します。

それにしても達成感のない色(笑)
まぁ元々茶色っぽい色なのでこんなもんです。ウーロン茶が注ぐときには割と薄い色なのに、コップに満たされると濃い色に見えるのと同じです(笑)
ウーロン茶より色は濃いかも知れません。

廃油。エンジンオイルを交換するときに一緒に捨てます。