みなさん こんにちは こんばんは
暖かくなりましたね。
いい季節なのでFRPで修理や制作でも始めてみようかな?という方もおられるかもしれませんね。
そういう方の参考になればと思って、今回は必要な道具などの紹介をしたいと思います。
FRPとは何?とかいうのは割愛させていただきますねw
あくまで素人の私個人の道具とやり方と意見ですので、参考までに見てくださいね。
必要な道具
右から行きます
デジタルスケール
2kgまで測れるやつです。安いやつで1000円以内で買えます。
脱泡用の鉄ローラー
先が7cm位のサイズ 柄が長くて使いにくかったのでカットしました。
以前アルミローラーを使用してましたが、2.3回で固着して使えなくなったので以降ずっと鉄ローラーです。
鉄ローラーでも使っていくと樹脂が溜まって固着します。その時は先だけアセトンを付けて燃やします。
すると樹脂だけ燃えて、また使えるようになります。でもやる時は注意してください。アセトンはガソリン並にムチャクチャよく燃えますw
もしこれをアルミローラーですると、熱でアルミが溶けて使えなくなることがあるようです。
なのでアルミの方が割安ですが買い換えることを考えると鉄の方がいいと思います。
サイズも本当はあるだけ全部揃えたいですが7cm1本でもよく使えます。 ネットで1500円以内だったかな
油性用ハケ
1度安かったので使いきりのつもりで水性用ハケを使ったことがありますが、塗っていく内にどんどん毛が抜けていって、使い物になりませんでした。
以降、ちゃんと油性用ハケです。 ニス用とか水性用は二度と使いませんw
大と小は欲しいところですね。
ホームセンターで300円くらかな。
硬化剤用スポイト(ピペット)
5ccと10ccのが2つあると便利です。
先が詰まって急に使えない事があるので常時予備として1本置いてます。ホームセンターで100円以内で買えます。
ケーキ用ヘラ
かき混ぜたりとかに使ってます。樹脂製なので先が固まってきたら軽く折り曲げると、ポロポロって剥がれてまた綺麗に使えるようになります。100均で買いました
アセトン保存用容器
使い終わったアセトンを保存する容器 口が広いほうがいいです。
私はアセトンは保存して何度でも使いますので・・・。
洗浄が終ったアセトンには樹脂が溶けて入ってます。次に使うときに開けるとゼリーみたいに固まってる時があります。
その時は口から棒などを入れて掻き出すため広い口の方がいいです。100均で買いました。
洗浄用樹脂容器
アセトンを入れてハケとかローラーとか洗う容器。
ローラー(7cm) ハケ7cm、3cm スポイト ヘラ が入ればいいと思います。

100均でフタ付きの樹脂容器です。
ピニール手袋
なるべく破れにくいのがいいですね。 ホームセンターで買いました。
ハサミ
硬い物切る用のハサミです。アルミ缶とか切るやつですかね。
ガラスマットでもガラスクロスでもサクサク切れます。
100均で買いました。
紙皿
この16cmが一番使いやかったです。樹脂なら400gまで入ります。
使い捨てですが、私は使えるだけ何度でも使いますw
私は樹脂を直接紙皿に注いでそのままスケールにおいて重さを測り、その重さによって硬化剤を入れています。

以前は計量カップで測って移し替えてましたが、こっちのほうが楽なので・・・。
ホームセンターで買いました。
腕カバー(写真なし)
なるべく服の袖とかに付けたくないので。
100均で買いました。
※追加> 防塵マスク(写真なし)
ガラスマットを扱うと細かい繊維が飛散します。吸い込むとあまりよくないと思いますので。
最初は樹脂の匂いで酔ったので、防毒マスクを使ってましたがその内慣れましたw
最近は粉塵マスクを使ってます
必要な材料
FRP用樹脂(ノンパラ)
ワックスの入ってない一般積層用樹脂です。
国産は若干値段が高くて、製品が安定してる・・とか言われてますが、国産、海外産どっちのもあまりかわりなかったので安いやつです。
ネットで4L缶で3000円位だと安い方だと思います。
100gで30cm X30cm の平板が1枚作れます。
アセトン(再生)
再生アセトンというのを使用してます。
新しいアセトンも再生アセトンも違いがわからないので安めの再生アセトンを友人の板金屋さんからわけてもらってます。
硬化剤
ネットで樹脂と同じ店で購入してます。
1回の使用量が少ないので100mlほどあれば充分ですかね。
ガラスマット
色々の品番使ったのですが自分はこの450番が一番使いやすかったです。
編み込んだガラスクロスと呼ばれるマットは強度が必要な時にこのクロスと2層3層にすることがあります。
基本はこのマットだけです。 樹脂と同じ店で10mで買ってますw
毛糸
ガラスマットって入り組んだ所とか、直角の隅って入りにくいんです。
ガラスマットをほぐしても直角はすごく貼りにくいです。。
必要な長さに切って、たっぷり樹脂を染み込まして隅に置いてその上からマットを貼ってます。
ガラスクロスひも って絡んだりしてすごく使いにくかったのでこれにしました
まだこれだ!!って紐に巡り合わず色々とお試し中ではありますが、基本は毛糸ですかね。
ただ使うときはタップリと染み込まさないと、空気が入るので注意ですけどね。
あれば便利な材料
タルク
白い粉です。小学校のラインとかひく時に使うみたいなやつです。
樹脂に入れてパテとして使ってます。
タルクを入れる量で粘度を調整できますしね。
サクサク削れます。樹脂や硬化剤と同じ店で購入
パラフィン
ノンパラフィン樹脂(ワックスなし)をパラフィン樹脂(ワックス入り)にしてくれる硬化剤
樹脂や硬化剤と同じ店で購入。
私の場合切ったり貼ったりというのが多いのでパラフィン樹脂はほとんど使いません。
いざという時の為です
パラフィンワックスが入ってると表面がツルツルで仕上がります。でも乾いた後に上からFRPを積み重ねる事は出来ません。ワックスが効いてるのすぐに剥がれます。
表面を削ってワックスを落とす必要があります。私はいちいちそれが面倒くさいからパラフィン樹脂は使いません。
ノンパラフィンとインパラフィン2種類の樹脂を用意しなくてもいいし安上がりです。
エポックハンドクリーナー
手に樹脂が付かないようにしててもどうしても付いてしまいます。
ジェルみたいになっててベタベタが綺麗に取れます。
でも700円位となかなか高い! コーナンプロで購入 コーナンプロでもない所あります。
基本的な材料と道具はこれくらいです。あとはプラダンとかプラスチックL字アングル、グルーガンとかですかね。
道具は100均を見に行って、なければホームセンターで買います。
ボンビーですので・・・。
次回は制作実践編です。よかったら見てください
それでは また、ごきげんよう