マツダ デミオと

いま、妻の買い物用のクルマを物色中です。

家庭に一台、あるいはわたしが主に運転、というならアクセラ以上のモデルになるんですが、妻用のセカンドカーということであればデミオが最適な車かな、と思っています。

魂動デザインで展開されている最も小さな車がデミオで、唯一5ナンバーサイズなんですね。

さて外観ですが、最近の他のマツダ車同様、いいクルマ感を放っています。
特にコンパクトカーらしく「カチッ」とした感じがよく出ていると思います。
北米ユーザーは割と大味で、細かな質感より安くて信頼性のあるモデルに人気が出たりしますが、欧州はコンパクトカーにも質感を求める層が多い。
その意味からマツダは欧州で結構ウケているようで、それは車を目の当りにしたら納得できます。

ただ、魂動デザイン自体、もうこのデミオクラスにまでシュリンクさせてしまうと、デザインにある種の「引きつり」が見えるように思います。
長いフロントノーズのおかげでキャビンは圧迫され、後部座席の居住性が悪いのと、無理やり処理したようなテール。
ハッチバックだとアクセラはきれいに無理なくまとまっているので、それより小さいと無理があるのかな、と思います。

外観デザインだけを評すれば、これはCX-3のほうが、フェンダーの張り出しが許容され、高さ方向に曲線の逃げ場がある分、かっこよい。

デミオは逆に、CX-3と内容がそう変わらない車と見なせば、手が出しやすい車ですし、特に街乗り中心のお買い物用途であれば、燃費にも優れ、いいチョイスではないでしょうか。

ぜひ近く、試乗してみたいです。



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