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2022年12月23日 イイね!

モトグッチのヘッド組付けと各種メンテ

モトグッチ V7Ⅲのヘッドガスケット

前回はサイズを間違えて再注文。

年越しだと思っていたら、今日、届きました。
イタリアから発送して、3日後に到着。早いなぁ~。

ガスケットと一緒にバルブステムシールも頼んだので、
どうせヘッドが降りているから、ついでに交換しようと
思っていたのですが、メンドウになって、結局ステムシールは
交換せず。

写真はありませんが、ヘッド乗せ完了。

で、元々、やろうと思っていたタペット調整。

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ロックナットを締めるたびにクリアランスが狂うので、
何度もやり直し。

基準値は、IN側 0.1mm
               EX側 0.15mm

プラスマイナスの幅が無いので、この数値に合わせました。
基準値の幅がある場合は、一番広めに合わせるんですけどね。

右側はずいぶんと前にバラしていたので、元々のクリアランスが
いくつだったのか忘れてしまいました。
左バンクは、IN 0.16mm、EX0.2mm

結構、広いですね。そんなに摩耗もしていないんですけど。
タペット音も、気にならなかったですが。

プラグも新品に交換。イリジウムではない、普通のやつ。

イリジウムって、効果、わかりますか?
私、あまり効果がわからなくって、安い普通のを使ってます。

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オイル交換と、オイルフィルターを交換します。
モトレックスの10W-60。

フィルターは、メイド・イン・イタリーの純正品。

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エアクリーナーも新品を注文してあったのですが、
思ったよりも全然汚れていなくって、エアーブローで再使用。

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エアクリボックスの底に少しオイル、溜まってます。

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掃除して終了。

エンジン始動して、そう言われれば、エンジン音、少し、
静かになったかなぁ~、って感じ。

オイルも交換しているので、そのせいかも。

あとは、実際に走ってみて、オイル漏れ等がないかの確認くらいです。

年内に仕上がって、良かった良かった。



Posted at 2022/12/23 22:01:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | V7Ⅲストーン | クルマ
2022年12月12日 イイね!

OHVエンジンのヘッドを外してみる

モトグッチ V7Ⅲ

ちょっと自分のミスで、シリンダーヘッドを
降ろさないといけなくなりました。

モトグッチは、空冷で、なおかつシリンダーが
外に出ているので、大した作業ではありません。

ただ、私、OHVエンジンって、バラしたことが無いのです。

クルマの免許を取った時点で、たぶん、現行でOHVの
クルマは無かったかなぁ~。

KP61とか、B310とかは、走ってましたけどね。

シリンダーヘッドガスケットなどの部品を手配して、
入荷したので、バラします。

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ヘッドカバーを外したら、こんな感じ。
カムは無いです。カムみたいなロッカーアームがドーンっと。

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この小さいボルトを外して、ロッカーシャフトを抜いて、ヘッドボルトのナットを
外すと、シリンダーヘッド、外れます。

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何と、シンプルな。OHV、楽でいいなぁ~

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さて、ここで問題が発生。

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このシリンダーヘッドガスケット、純正パーツリストで、
3種類の厚みが存在。
0.6mm、0.8mm、1.0mm

それで、0.8と1.0は、面研用かなぁと、勝手に0.6mmを手配。

で、バラしてみると、

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0.8mmが装着されていました。
でも、これに0.6mmのガスケットを組むと、
圧縮比が9.6から、9.8になります。パワーアップするか???

で、日本で一番モトグッチに詳しいお店、リパラーレさんの
ブログを見ると、

シリンダーヘッド組み付け前に上死点時のピストンヘッドと
シリンダー上面との差を特殊工具で計測して、それによって
3種類用意されたヘッドガスケットを選定するようになっています。」

なになに??? どういうこと?
エンジンによって、厚みを変えると言うこと?
と言うか、そんなに加工精度が悪いのか?

「そこまでスキッシュエリアを微調整して混合気を
コントロールしないと空冷ビッグボアエンジンで規制を
クリアしつつパワーを得ることが厳しいのです。
ピストンの上昇とともに狭くなってゆくピストンヘッドと
燃焼室円周部のすきまによって、混合気を押しつぶして
燃焼室中心に押しやりつつ混合気をかき回す効果があります。」

スキッシュエリアの微調整って・・・・
エンジンの加工精度で、ガスケットの厚みも固定できると思う
のですがね・・・

と言うことで、0.8mmのガスケットを新たに手配です。
バラして確認してから手配すれば良かった。

時間、掛かるんですよね、入荷まで。年越しかなぁ~。






Posted at 2022/12/12 19:56:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | V7Ⅲストーン | クルマ

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「@ロボ部長さん ジープのディーラーマンに聞いたのですが、ジープもフォードみたいに、USAラインと欧州ラインで明確に車両造りが違うらしく、コンパスとレネゲードが欧州ラインです。車両セッティングがまったく違うらしいですよ。」
何シテル?   10/03 12:00
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