エンジンが吹けなくなりました・・・!?②
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
続きます。
プラグ交換の準備が完了。作業に入りましたが、気温は1度、寒いです・・・。駐車場には屋根もなく、空はどんよりしているので、早々に作業を進めます。駐車場には雪も残っているので、工具の置く場所など考えながら作業を進めて行きます。
まずはインタークーラーとインマニと吸気ダクトを繋ぐプラの配管を外して、プラグ交換の準備は完了です。
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そして、1番シリンダーのプラグ交換から着手しましたが、プラグコードを外したら愕然としました・・・。錆が浮かび上がって最悪な状況です・・・。ヴィヴィオは、インタークーラーのダクトからヘッドに水が入り込み、ヘッドカバーのプラグ部分は水が溜まりやすい形状です。その水分が入り込んで、こんな状況になっていたのでしょうか・・・? プラグコードは水が浸入しずらいようにヘッドカバーに刺さっていますが、水が浸入するようです。プラグホールを覗くと、内部に水分は無いものの錆が壁面に付着していましたので、ウエスで綺麗にしておきました。
この後、2~4番のプラグも交換しましたが、1番以外はドライな状況で問題なしでした。
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作業中、雨が降ってきて早々に作業を行ったので、写真は撮れませんでした・・・、が、無事に作業は完了です!
プラグとプラグコードを交換、外した配管とインタークーラーを戻して完了です。30分も掛からず終わりましたが、天気が急変してそそくさと作業を終わらせました。気温は0度近辺、今日も雪になるのかな・・・?
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とりあえず作業が終わったので、交換した部品をしまい込んで、一番気になるエンジンの状態を確認するため、試走に行きます。キーを回すとエンジンが掛かるまでセルが回る時間が長く、エンジンが掛かるとエンストしそうになりながらも、ファーストアイドリングは1500rpmで安定しました。ここで気づきましたが、最近この回転域でのアイドリングで微妙な振動があったのですが、それが無い感じがします。これは、1番シリンダーがミスファイヤした振動だったのかなと気づきました。
そして試走。水温が80度、油温が80度位まで静かに走り、信号待ちの後にアクセルを踏み込むと、スムーズに3000rpmを超えてエンジンが吹け上がってくれました♪
よかった~。電気系や吸気系の細かな不具合だと、原因究明に時間が掛かり、楽しいヴィヴィオライフがブルーな状態になるかなと心配していましたが、元気な状況になってくれたようです!
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そして自宅に戻って、外したプラグコードを確認しました。左から1番で右が4番です。明らかに、1番だけ水没して錆びが付着した状態でした。ここに至るまで、徐々に錆びが付着して、電気がリークして失火していたのでしょうか?
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ちなみに、1番のプラグコードは先ほどの写真の側は良いほうで、反対側はこんな感じになっていました・・・。この後、ウエスで拭くと綺麗になったのですが、これが原因でリークして吹けなくなっていたのでしょうか?
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外したプラグはこんな感じです。左が1番で順番に右が4番。1番は、ネジ部が錆びて錆が浮き上がりこれが悪さをしていたのかもしれず、電極の根本も黒ずんでいておかしい感じです。2~4番は、熱価が高い8番を使っていた割に、それほど悪くない感じにも見えます・・・?
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一番わるそうな1番と、良さそうな4番の比較写真です、電極の根本の碍子部分の色が、全然違います。これは、1番は火花が飛ばなくなったために点火できず、こんな状態になったのかなと思います。これが、エンジン不調の原因だった思います。
今回、このトラブルで解ったことは、プラグ回りは定期的に確認したほうが良いということです。オーバーホール後1万キロ程度しか走っていないこと、まだ3年しか経っておらず走行距離も少なく調子も良かったことで放置していましたが、今回のトラブルでスパークプラグは重要な部品だと再認識しました・・・。あと、ヴィヴィオのエンジンの配置は雨水がプラグホールに入り易いので、その点も要チェックですね。
この後、今日もヴィヴィオの状況チェックしましたが、エンジンは問題ないようです♪ 今後は、雨や雪の状況を見ながら定期的にプラグホールのコンディションチェックをするようにします。
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