マツダ（純正） ラベル，チエンジ N002-46-AT3  

社外品のシフトノブに変更した場合、シフトノブ本体にシフトパターンが書いてない事があります。

道路運送車両の保安基準の第10条の中に「変速装置の操作装置又はその附近には、変速段ごとの操作位置を運転者が運転者席において容易に識別できるような表示をしなければならない。」とあります。

シフトノブ（操作装置）またはシフトパターンの表示がない場合は、シフトノブまたはその附近にシフトパターンを表示しておかないと、道路運送車両法の保安基準に合致しません。

以前はシフトパターンやホーンマーク、貨物車の最大積載量等の表示について、紙や粘着テープ等にマジック等で書いて貼り付けておけば良かったんですが、現在においては保安基準不適合と判断されるようです。（当然車検NG）

要するに、恒久的な改善対策をせず、車検の時だけ適当に対策して通検させる輩は許さん！と言うことだと思います。

マツダ純正部品でシフトパターンのラベルが設定されていますので、当ガレージではマツダ純正品を使用しています。

ちなみに、部品番号の頭が「N」で始まるので、以前からロードスター用の部品なんだろうと思っていましたが、NAのVスペシャル等に採用されているナルディ製のウッドシフトノブが装着されている車両のシフト回りに、同様のシールが貼られているのが最近判ったので、恐らくこれが元ネタなのではないかと推察します。

なお、以前はオートザム・AZ-1のLタイプ用のシフトパターンも設定がありましたが、さすがに「セイサクフノウブヒン」になってしまったようです。
http://minkara.carview.co.jp/userid/236785/car/1603814/6137050/parts.aspx
こちらは部品番号の頭が「P」で始まるので、AZ-1（PG6SA）用として設定された部品と思われます。