プライベーターならば誰もが通る道であろうユーザー車検
今回はユーザー車検の中でも普通にわからない項目について書いていこうと思います
『点検整備記録簿』
CB400SBもダンクもユーザー車検で通しています
が、点検整備記録簿だけは書いていません
書かなくても、点検整備をしなくても車検を通せるのか
普通に通せます
理由としては車検後に点検整備をするから
という理由でどちらも点検整備記録簿無しで受けています
5月にライフの車検があるのでこの機会で点検整備記録簿を書いてからユーザー車検に持っていこうと思います
点検整備記録簿とは?

ディーラや民間整備工場で車検を受けたら見た事はあると思いますコレ
ディーラの場合(ホンダ)

こんなノートと言われてる冊子の中に

定点の用紙が何枚か入っています
ライフの初回はディーラ車検だったのでコレに書かれていました
ユーザー車検でもコレを使えると思います
基本的に点検項目は同じです
では実際にJB5で点検整備をした程で進めていきます
必要事項を車検証を見ながら書いていきます
右上から
依頼者の氏名又は名称
住所
車名及び型式
原動機の型式
登録番号又は車両番号
車台番号

こんな感じで車検証通りに書きます
ダンクの情報になってますが(笑)
そしたら概要のところに移ります

全ての点検項目にこの表を見ながら書いていきます
ちなみにサービスデータですが車の取説の後ろの方に書いてあります
まずはエンジン・ルーム点検
■パワーステアリング
・ベルトの緩み、損傷
EPSなので該当無し/です
・取り付けの緩み
ガタがないので レ
・オイルの漏れ
EPSなので該当無し/です
・オイルの量
EPSなので該当無し/です
■点火装置
・スパークプラグの状態
今回交換しますので ×
・点火時期
タイミングライトがなく、ECU制御なので省略P
・ディストリビューターのキャップの状態
ダイレクトイグニッションなので該当無し/
■バッテリ、電気配線
・ターミナルの緩み、腐食による接続不良
緩みがなく綺麗なので レ
・電気配線の接続部の緩み、損傷
点検して問題ない レ
■エンジン
・排ガスの色
白煙黒煙出ていません レ
・HC CO濃度
測定器があるので測定して基準値内なので レ
・エアクリーナーエレメントの汚れ、詰まり、損傷
ここは掃除しますので C
■冷却装置
・ファンベルトの緩み、損傷
緩んでなくて傷もないので レ
・冷却水の漏れ
漏れてなければ レ
■燃料装置
・燃料漏れ
臭いと目視で漏れてなければ レ
■ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置
基本的に全て レですが、
ライフは二次エア装置はないので該当無し /
※別記細かく書きます
室内点検
■ハンドル
・操作具合
・遊び、ガタ
スムーズに動いて違和感なく操作できて且、ガタがないので両方 レ
■ブレーキペダル
・遊び
エンジンをかけずにブレーキを数回踏んでから測定します
指で押した時のカタカタ動く量を測定です
サービスデータによると1-5mm
基準値内なので レ
・踏み込んだ時の床板との隙間
エンジンをかけてブースターを作動させた時に全開まで踏み込んだ時の隙間を測定です
サービスデータによると95mm以上
基準値以上なので レ
・ブレーキの効き具合
普通に走って止まれば レ
ついでにABSも作動するか点検しておきます
■パーキングブレーキペダル
・ふみしろ
5-7カチが基準値です
基準値内なので レ
・パーキングブレーキの効き具合
良好です レ
■クラッチペダル
ATなので該当無し/
足回り点検
■かじ取り車輪
・ホイールアライメント
前回車検より1万キロ走行していないので省略 P
■ショックアブソーバー
・損傷、オイル漏れ
漏れがなく機能しています レ
■サスペンション
・取り付け部、連結部の緩み、がた、損傷
異常なし レ
■ブレーキディスク ドラム
・ディスクとパッドの隙間
引きずりがないので レ
・ブレーキパッドの磨耗
外して厚さの測定します レに丸
(分解整備に該当します)
・ディスクの磨耗、損傷
段付きがなく測定して限度に達していないので レ
・ドラムとライニングとの隙間
引きずりがないですが、パーキングブレーキの調整をしたのでAに丸
(分解整備)
・ブレーキシューの摺動部分、ライニングの磨耗
ドラムを外して点検測定します レに丸
(分解整備)
・ドラムの磨耗、損傷
ドラムを外して点検なので レに丸
(分解整備)
■ブレーキのマスターシリンダ、ホイールシリンダ、ディスクキャリパ
・マスターシリンダの液漏れ
漏れてないので レ
・ホイールシリンダの液漏れ
ドラム外して点検なので レに丸
(分解整備)
・ディスクキャリパの液漏れ
ピストン部分を見るのでキャリパー外して点検 レに丸
(分解整備)
・マスターシリンダの機能、摩耗、損傷
ちゃんと動いているので レ
・ホイールシリンダーの機能、磨耗、損傷
ちゃんと働いていて、ダストブーツが破れていないのでOK
ですが、ダストブーツを見るのにドラムを外すので レに丸
(分解整備)
・ディスクキャリパーの機能、磨耗、損傷
ちゃんと動いていて、ダストブーツが破れていないのでOK
ですが、ダストブーツを見るのにキャリパーを外すので レに丸
(分解整備)
■ホイール
・タイヤの空気圧
調整したので A
・タイヤの亀裂、損傷
ひび割れ等ないので レ
・タイヤの溝の深さ、異常な磨耗
スリップサイン出ていないので レ
・ボルト、ナットの緩み
タイヤ外したので締め付け T
・フロントホイールベアリングのガタ
ガタつき無し レ
・リアホイールベアリングのガタ
ガタつき無し レ
下回り点検
■エンジンオイル
・漏れ
漏れていないので レ
■ステアリングギアボックス
・取り付けの緩み
緩んでいないので レ
■ステアリングロッド、アーム類
・緩み、がた、損傷
ナックルを揺らしてもガタがないので レ
・ボールジョイントのダストブーツの亀裂、損傷
ひび割れもなくきれていないので レ
■トランスミッション
・オイルの漏れ、量
漏れがなく適量なので レ
■プロペラシャフト、ドライブシャフト
・連結部の緩み
緩んでないので レ
・ダストブーツの亀裂、損傷
ひび割れもなくきれていないので レ
■ディファレンシャル
・オイルの漏れ
・オイルの量
FFでディファレンシャルは付いていないので該当無し /
■ブレーキホース、パイプ
・漏れ、損傷、取り付け状態
異常ないので レ
■エキゾーストパイプ、マフラ
・取り付けの緩み、損傷、腐食
異常ないので レ
・遮熱板の取り付けの緩み、損傷、破損
付いていないので該当無し /
・マフラの機能
消音されていので レ
外回り点検
■フレーム、ボデー
緩み、損傷
基本的に問題ないので レ
日常点検
・ブレーキ液の量
HとLの間なので レ
・バッテリー液の量
HとLの間なので レ
・冷却水の量
HとLの間なので レ
・エンジンオイル量
Fなので レ
・エンジンのかかり具合と異音
正常始動、異音無し レ
・低速と加速の状態
普通に走るので レ
・ランプレンズの点灯、汚れ、損傷
全て点灯 レ
・ウィンドウウォッシャー液の量
補充したので L
・ウィンドウウォッシャー液の噴射状態
噴射OK レ
・ワイパの拭き取り状態
ビビリもなくしっかり拭き取り レ
これで全ての概要が書き終わりました
そしたら左下の

こちらの数値を記入して完成です
参考までに
今回は流れで書き方でしたが車検前に実際にやりながらのを上げていけたらなと思います
その前に分解整備についてやその他色々、あげていこうと思います
最後に、
ユーザー車検推奨派ですが、
点検整備は腕がある人、見る目がある人にのみ推奨です
ですが、点検整備はユーザーの義務です、法律的に
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Posted at
2019/03/23 00:18:49