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Ｓ３０の　Ｌ3.1リッター　メカチューン納車しました。

エンジンとまってしまうということで預かってました。

原因はデスビ！
というかデスビの赤外線センサーでした。

預かって朝１発目は何も無くかかる。
しかし10分ほどアイドリングしていると突然止まってしまう・・・・？？？？？？

再度クランキングしてもかからないときはまったくかからない。

再始動Ｏｋなときもある。

かからないときはタコメーターの針がピクリともしない。
かかるときはクランキング時に針に動きがある。

ということで、デスビのポイントにあたる部分だと当たりをつけ、配線点検

うん、間違いない。
コイルに信号が行かない（正確には表現が違うね）から点火しないみたいだ。

デスビを某メーカーに点検修理に出して、その間に各部手直し。

ＥＸマニのキャブの下だけサーモバンテージ巻く。
これじゃオーバーフローしたらガソリンを吸い込むでしょ？

はい、そこでキャブのヒートプレートを拡大加工。
オーバーフローしてもマニにガソリンがかからない＆更に遮熱の意味を含めて作りました。

館林の夏は暑いからソレックスにもがんばってもらわなきゃ♪

とても綺麗に乗られてる車です。
暖気もしっかりしてゆっくりクラッチをつないで帰っていきました。
若いオーナーですが、乗り方もわかってるし、大切にしてるのがすごく伝わってきます。

Ｌメカ・・・・
入ってきたとき、僕が呼ばれたのは言うまでもありませんｗ

さて、先日ブーストアップ前のＥＲ３４の体力測定をしましたが、その車輌のブーストアップが完了しました。

体力測定では２２４PS＠ダイノパック　でした。 TCF＝1.0　ですが、15万キロ走行ですので、コンプレッションは基準値内ですがチョット低めなのと、少しタペット音が気になる感じでしたが、ユーザーさんはオーバーホールを検討しているということなので、今回はそのまま未調整でセッティングします。
　

仕様は
BLITZ ＳＢＣi-color
NISMO燃料ポンプ
ＢＬＩＴＺプラチナプラグ＃８
ＢＬＩＴＺ　インタークーラー
ＴＲＵＳＴ　オイルクーラー
ＨＫＳ　レーシングサクション
その他・・・・

ダイノパックでブースト0.8ｋでセッティング
260ｐｓ　ＴＣＦ1.0
ＮＶＣＳ設定変更で265ｐｓ
もう少し上げて
ブースト0.9　で276ｐｓ

やはり高回転でブーストがタレるので、ＳＢＣで回転補正を使います。
補正開始をタレ始める4500ＲＰＭにして、回転ごとに空きの3、4ｃｈを使ってあわせていきます。

補正後で288.1ｐｓ　でした。
この差が回転補正できるコントローラーのいいところですね。

この仕様だと【平均310ｐｓ】くらいはダイノで出るので、パワーの差はエンジンコンディションとの関係だと思います。
でも、やる前と比べて64ＰＳアップですので、乗ってみると十分に速いです。

毎日ずっと乗ってるとわかりづらいけど、エンジンは走行と共にパワーは下がっていくものですね。

でも、このＥＲ３４もすごく綺麗に乗られてます。
いい車なので、長く乗って欲しいですね。