お待たせしました、続きです~。
とりあえず、車から降りて塞がれたトンネルを調査してみます。
塞がれたトンネルの鉄の扉にはこんな張り紙がありました。
どうやらこの先にあるものは中部電力の発電施設があるようですね。
そんな扉にあった小さな穴から中を覗く友人K氏。
その穴から中を見た画像。
全く明かりが無いトンネルで何処までつながっているかは全く不明でした。
気になったので帰宅後Googleアースで確認してもこのトンネルの延長線上にはその様な発電施設は確認出来ませんでした。
扉にあった張り紙をよく見ると「再生可能エネルギー岐阜水力センター」って書かれています。
と言うことは水力の発電施設がこの山中にって言うか地中に存在するのかな?
と思いネットで調べて見ましたがあの辺りに発電所の存在は確認出来ませんでした。
いったいこのトンネルの先には何があるのでしょうか?
期待してこのブログ読んでくださっていた方には申し訳ございませんが結局このトンネルは謎のトンネルでした。
通行止めポイント 7
謎のトンネルを後にして来た道を引き返します。
川浦渓谷付近を通過するとかなりの人数の人達とすれ違います。
なんと、その先には観光バスが駐まってますよ~。
あの渓谷は観光バスのツアー客まで来るような所だったのですね~。
次に向かったのはいよいよ今日のメインの探索ルート、例の県道200号線へつながっているであろう林道です。
緑~の中を走り~抜けていく~真っ赤なコペン♪・・・古!(笑)
オープンカー気持ちよさそう~。
私もロドに乗りたくなっちゃいました・・
それにしても赤いコペンっててんとう虫みたい・・
コペンが昆虫系に見えちゃうのは私だけ?
県道200号線へ向かって林道を南下して進みます。
工事の看板がありますがとりあえず進んで行きます。
やがて、ルートはダート路に変化します。
途中に神社があります。
神社がある林道は古くからの林道で人々の生活路でもあったと思われます。
そういう林道探索ってワクワクしちゃいます。
そんな神社に少し立ち寄ります。
神社には古い大きな杉が生えていました。
神社にあった石碑には「月窓杉」と書かれていました。
難しい文章が書かれていたので内容は良く分かりませんでしたが何やら戦国時代まで遡る歴史があるようですね。
ネットで見つけた石碑に書かれていた文章を転記しておくので興味ある方は読んで見てくださいね。
月窓杉(石碑文)
長屋信濃守此処に自刃し、墓標の杉成長して世人月窓杉という。世は戦国、奸雄道三は国主の土岐氏に代りさらに信長之を倒し秀吉の時代へと興亡やまず。長屋氏もこの圏外ではなかった。所領をめぐって争いりあった美濃市鉈尾山城主佐藤氏の急襲に遭い滅びた。時に文禄三年(一五九二)その佐藤も亦関ヶ原に亡ぶ(一六〇〇)。これより前長屋氏は信長の臣金森長近に一子喜蔵を人質として送り臣従を誓っていた。この喜蔵が第二代金森出雲守可重である。
飛騨古川に増島城を築き養父長近と共に織豊徳三代にわたり戦に明け暮れ乱世を生き抜いた武人であり、民政に意を用い茶道を嗜んだ名君という。可重の長男重近は茶道宗和流の開祖で最も有名、信濃守には他に二女あり共に村内に嫁したので児孫は栄えて今日に及んでいる。城跡は田口長屋神社の傍にあり菩提寺は同地長水寺である。
神社を後にしてさらに林道を南下していきます。
しか~し、何と通行止めのゲートが出現。
車から降りてゲートを見ますががっちり鍵かかっています。
この先にもしっかりした轍があるので今でも車両通行している感じがあります。
しかしこれ以上は進む事が出来ないので残念ですがここで引き返します。
通行止めポイント 6
この地図で県道200号線とどれだけ近づいたかお分り頂けると思います。
赤矢印の部分が県道200号線の終点付近で地名は仲越。
この縮尺では分からないので縮尺を大きくしてみると・・
先ほどの通行止めポイント6からさらに伸びる林道が確認出来ます。
赤矢印が県道200号線の終点付近
そしてこれが同じ場所の衛星写真。
通行止めポイント6と県道200号線終点付近の赤矢印との間にはっきりとした林道が確認出来ます。
なのでゲート無ければ車両での通り抜けは可能のように思えますね。
現在何のためにゲートされているのかは不明です。
また今年の秋頃に県道200号線を再調査に来ないと駄目ですね~。
引き返す途中に気になる場所で車停めます。
ここは違う林道への分岐点なのです。
前方に続く林道があるのですが、以前あったであろうコンクリートの橋が崩落している感じです。
この先に林道が延びているのですね~、行ってみたい・・
この地図の左側の軌跡にある赤色の矢印部分がその分岐地点です。
林道は一つ山を越えて向こう側の県道へつながっていますね。
今度は向こう側からここを目指してみるのも面白いかも・・
その後県道200号線探索は終了して、バス小屋付近の林道探索へ向かいます。
通行止め看板多数出てきましたね。
昨年秋にはありませんでしたが、いつものように行けるところまで行ってみようと思い進んで行きます。
このルートもなかなかハードな感じの林道ですね。
対向車来たらどんだけバックしないと駄目なのかな~?
そんな林道をひたすら進んで行きます。
出ましたバス小屋です。
やっぱりいつ来ても林の中から突如現れるバスのテールには驚かされますね。
バス小屋はそのまま通り過ぎてそのまま林道の終点に到着。
この先にまだルートは存在しているようですが大きな倒木に阻まれておりここで諦めます。
通行止めポイント 5
次に向かったのは通行止めポイント5から少し戻ったところにある分岐の林道を探索します。
ここにも立派な切り通しがあり古い感じの林道で期待が持てます。
と、思ったのも束の間、いきなりの行き止まり~!
この先には登山道?獣道?のようなかすかな踏み跡しかなくここで引き返します。
通行止めポイント4
次に向かったのはバス小屋方面に一度戻って「万所」っていう集落方面です。
この辺りには最近まで人の暮らしがあったような建物が数軒残っています。
前方にはパイロンが置かれていますが工事中や通行止めの看板も無さそうなので
少し失礼して探索させていただきます。
林道わきの林の中には古い石垣がいくつも確認できます。
おそらく昔はこの辺りは結構大きな集落だったのではないでしょうか。
集落跡を過ぎると今度は立派な神社も出てきます。
これも山中にある集落跡のお決まりですね。
集落の建物が無くなっても神社は存在し続けている所を多く見かけます。
おそらく、当時の集落の住民の方が今も維持管理されているのでしょうね。
神社を過ぎると林道は行き止まりになってしまいます。
行き止まりポイント2
次に通行止めポイント2より少し戻ったところで分岐する林道の探索へ向かいましたがここは工事中で通行止め。
この先にもまだ林道は続いていたのですが仕方ありませんここで諦めて引き返します。
通行止めポイント 3
これで、バス小屋周辺林道はくまなく調査完了しました。
一部倒木や工事中で通行止めのところもありましたが地図を見る限りやがて行き止まりになる林道だったと思われます。
この地図がバス小屋付近林道全景です。
行き止まりポイント 2~5ですね。
全ての林道調査を終え、時間も良い頃になってきたので県道へ向かい下山します。
県道へ向かう途中に気になるコンクリート建造物が目に入ってきます。
実はこの謎の建造物、前回秋の探索時にバス小屋でパンクしてからガソリンスタンドへ向かうべく下山中に発見して気になっていた建物だったのです。
あの時はとにかくパンク修理することが先決とのことで通り過ぎました。
せっかくなので今回は車停めてこのコンクリート建造物が何なのか調査してみます。
一見、コンクリート製のロックシェッドのように見えますが、一つ前の画像を見ていただければお判りいただけると思いますが、通常走行する道路はこの建造物の外側を通っています。これではロックシェッドの意味ありませんよね。
そして上には手すりのようなものが付けられていますし、下は立ち入れないようにロープが張られています。
ますますロックシェッドには見え無くなってきましたよ~。
何だコレ!?
またまた不思議な物発見ですが、続きは後編でお伝えしますね~!
(またこのパターンか!って言わないでね)
続く