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2019年07月03日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB リベンジ編 Vol.2

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB リベンジ編 Vol.2お待たせしました。

続きです!






ゲートを越えて走りはじめですぐに赤い鉄骨で組まれたロックシェッドが出てきます。
林道ではよく見る建造物ですが、画像を見てもらえればお判りいただけると思いますが、道幅が自動車の通行を前提とした通常の林道と違うってのが一目で分かりますね。
廃線跡を林道として自動車が通行できるよう道幅を拡張している所もあるようですがこの林道は拡張工事は行われていないのでしょう。






小さな橋、岩の斜面に沿って弧を描きながら進んで行く細い林道。
約50年前まではここを材木を積んだ鉄道が走っていたのですね~。
そんな風景を想像しながらMTBを漕いで進みます。






切通しをカーブして進みます。







ここにも小さな鉄橋がかかっていたのでしょう。
橋脚の下の部分はコンクリで補強されているようですが、上の部分は当時の橋脚なのでしょうね。







来ましたよ~!
トンネルです!
急峻な岩肌にぽっかり口を開けた小さなトンネル入り口。
いかにも当時の列車用のトンネルの雰囲気出ていますね。






小さな鉄橋を越えてトンネルに入っていきます。






短いトンネルを抜けるとまた鉄橋です。
この凝縮感が良い感じですね~。
まるで箱庭か鉄道模型のジオラマの中を実際に走っているような感覚になります。





さらにトンネルが続きます。







この辺りのトンネルは短いのでライトの点灯はせずに進んで行けます。






ここも大きな切通しですね。
これだけの高さのある崖を削るのならトンネル掘る方が簡単な気がしますが、
実際はそうではないのかな?






林道が一部広くなっている場所が出てきました。
側にあった木柱に何かか書かれていたので読んでみると、
「湯山(発)駐車場敷」って書かれていました。
おそらく中部電力の湯山発電所の駐車場だと思われます。
それよりも気になったのがそこに停められている1台のMTB。






立派なヘッドランプが装着されたルイガノのMTBです。
ワイヤーロックもされています。
ぱっと見放置自転車かとも思ったのですがおそらく釣り師の方のMTBだと思われます。
強力なヘッドランプは日の出前のこの林道を進んでくるための物、そしてリヤにはキャリアが装着されているので釣り道具およびクーラーBOX等を積んでくるのでしょう。
こんな川で釣りをするのもよさそうですね。
こんな山中の秘境なら限られた人しか入ってこられないのでよく釣れそう~(*‘∀‘)
今度は携帯用の竿が欲しくなってきました・・笑






この駐車場の裏手の斜面には古いコンクリート階段がありました。
ここから河原に降りられるのでしょう。
ちょっと気になったのですが、今日の探索はこの先長いのでここはスルーします。






さっきの駐車場を進んで行くと眼下に湯山発電所が見下ろせます。

大きな送電線の鉄塔もありますね。ここで発電された電力は何処へ行くのかな?






林道脇には遊園地の幼児用の乗り物のような物が停まっていました。






その乗り物のレールは遥か斜面の下に続いていました。
おそらく下にある発電所とこの林道の行き来のために使われる乗り物なのでしょう。
林業用の物は目にすることはありますが、発電所にあるのは初めて見ました。
それだけこの斜面は急なのでしょうね。







そしてその横にはこんな構造物があります。
なんか荷物を吊り下げる装置のように見えますね。







その下にはなにやらエレベーターのような場所になっています。

ここで、ひらめきましたよ、これが何か!





側にあった工事用のプレートに書かれていました。

そうです、これはインクラインってやつですね。
急斜面を上下に移動する、簡単に言ったらエレベーターのような物。





これがインクラインのレール部。
重量物を発電所に降ろすのに使われる装置なのですね。

ちなみに反対側の斜面の上にこのインクラインを操作するプレハブ小屋がありました。
しかし写真撮るの忘れてました・・・(^^;)





インクラインからすぐの所の林道下を発電所へ水を送る導水管が通っています。
導水管の通っている場所から下を覗くとこんな感じ。
かなりの標高差ありますね。
たしかにこれだけの標高差があると人の行き来だけでも大変なのですね。
そんなことを考えていると足元を流れる流水音が低く響いてきていました。
しかしこの標高差を利用した水力は凄いものなのでしょうね。







発電所を眺めたあとさらに進んで行きます。







林道脇の祠がありました。
無事の通行をお願いして手を合わせておきました。







路面には比較的新しいMTBのタイヤと思われる痕跡が・・
私と同じようにMTBでここへ来ている人がいるのですね。







ここも鉄橋だったのでしょう。







鉄橋の両脇は滝になっており谷に流水音を響かせています。






落石防止ネットが張られていますがかなり高い位置からは滝が落ちてきています。






そして鉄橋の下を流れた水は右手の深い谷に落ちて行っていました。






鉄橋に






苔むした古い石垣。






流れ落ちるいくつもの滝。






切通し。


そしてこの林鉄跡の林道の最大の遺構のトンネル





また出てきましたよ~。
そのトンネルが!

しかも今回のトンネルは今までより威圧感が凄いです。

面構えも苔むしたコンクリート壁が長い歴史を物語っていますね。






そして何といってもこのトンネルの威圧感が凄いのは入り口からは出口が見通せないのです。
トンネル内は漆黒の闇、そして鳥肌立つくらいのひんやりとした空気に包まれています。
MTBを立てかける音、LEDランプやカメラを出したりする音が響き渡って神秘的というか少しの恐怖感さえ感じてしまいます。







例の強力LEDライトを片手にこぎ出します。

ちなみに私のMTBは夜間走行前提としていないのでランプは装着されていません。
ヘルメットに装着出来る登山用のヘッドランプも持ってきてはいるのですがいまいち暗いのとザックより出してヘルメットに装着するのも面倒なので、少々危険ですがランプ片手に走ります。

このトンネル途中でカーブしていました。
なので入り口から奥を見ても真っ暗だったのですね。

それよりこのトンネル走り辛い・・・

この写真でも分かると思いますが路面の中央に排水の為の溝が掘られています。
そしてその溝に向かって路面は斜度が付けられているのです。

そんな中、片手運転で、なおかつ暗闇・・

そんな状況だと人間の平行感覚ってのは視覚を頼りにしているってのが良く分かります。
上手に前方をランプで照らさないとあの暗闇では水平が分からなくなってしまいます。
斜度の付けられた片側に溝のある幅1mにも満たない路面。
そして緩やかにカーブを描いて進む暗闇のトンネル内。
そこを片手運転でMTBを漕いでいきます。

頼りになるのは手に持ったランプの明かりと自分の平衡感覚のみ。
溝に落っこちないようにゆっくりすぎてもバランス保つの難しいし、速すぎても
脱輪のリスクも増えるのでなんともスリリングなトンネルです。







トンネルはカーブの途中から素掘りに変わります。
そして壁面には申し訳なさ程度に反射板が取り付けられていますね。
中電の車両の通行のためだと思われます。







やがて出口が近づいてきてホッとします。






トンネル抜けました。
走りながらウエストバックにライト仕舞って進みます。






ここは谷なのでまだ陽は差してきませんが、遠くの山は明るい陽の光を浴びていました。







鉄橋を越えて進みます。







また来ましたよ~。
こちらのトンネルも威圧感タップリ~!







このトンネルは真っ直ぐ抜けているようで入り口から出口が確認出来ます。

しかし、トンネル内は湿気が凄いためカメラのフラッシュの光が反射してしまってます。






トンネル中央付近は素掘りになっていますね。

良い感じです・・・












トンネル出るとまた良い感じの鉄橋。

こんな緑の中の急峻な岸壁沿いの線路を力強く走ってくる当時の千頭森林鉄道の姿を見てみたいものです・・・






さらにトンネル出現。






ここのトンネルも中央に溝のある構造。
そして出口の光も確認出来ます。
写真では分かりにくいですがよく見るとトンネル中間にも光が差しているように見えます。







中央の溝に落っこちないように慎重に漕いで進みます。
そしてこのトンネルも途中から素掘りに変化します。






トンネルは一度外に出ます。
しかし上部はロックシェッドに覆われています。
そのロックシェッド上部から激しく水が落ちて来ていました。
そしてさらに林道はトンネルに続いて行きます。

この場所が入り口からトンネルの途中の光に見えていたのですね。







ロックシェッドの下から見えた谷の対岸の山の斜面は激しく崩落していました。
過酷な谷だって事が良く分かります。
そんな急峻で過酷な谷に昭和初期の時代によく鉄道を通したものだと感心してしまいます。







もう一つのトンネルを抜けて暫く走ると見えてきましたよ~。

大きなコンクリート建造物。

今回の探索での第一目標ポイントの千頭ダムですね。







5:50
千頭ダム到着。
寸又峡より1時間20分で到着。
距離にして約10kmの緩やかな登りのルート。
写真撮りながらのんびりでの時間なので、頑張れば1時間で来れそうです。
といっても頑張ったMTBで1時間ですよ。
歩きならその3倍は時間掛かりそう。
そうやって考えると一般の人はなかなか足を踏み入れる事の出来ない秘境ダムなのでしょうね。







そんな秘境ダムをしばし見学しようと思います。
この画像の手前側のダムの建造物は昭和初期に造られた建物だそう。






昭和初期にこんな山奥によくこんな大型建造物を建てたものですね。

年代で考えたらあの黒部第四ダムより凄いかも・・・






こちらがダム湖側。
満水のようですがこのダムの底は土砂が溜まってしまいあまり深く無いそう。
そりゃそうでしょうね、あんなに崖が崩落していたら土砂は全て川に流れ込んじゃうので。






手前のダムの建物に銘板を発見。







着手は昭和7年ですよ~!
完全に戦前ですよね~。
機材も充実していないその時代の工事はさぞ大変だった事でしょう。
そしてそんな時代からあの中部電力って存在したのですね。







そんな歴史有るダムから下流を見下ろします。

あの四角い大きなコンクリート建造物は何だろう・・?








ダムの建物の横に付けられた電話ボックス?
開けてみましたが中には配線のみで電話本体はありませんでした。
必要な時だけ持ってくるのかな?







奥側のダムから見下ろすと勢い良く水が流れていました。







川の対岸に気になる所発見!






岸壁に口を開けているトンネルの様なところ。
導水管の入り口なのかな?

何のための物なのかは全く不明でした。








ダムの上を横断して来て振り返った画像。






ちなみにこの写真は上の写真とほぼ同じ方角を写した、昭和37年の写真だそうです。
「これは昭和37年6月に橋本正夫氏が千頭林鉄に乗車し千頭~大根沢間を往復した際に撮影された写真の一枚で、千頭堰堤上で大間側に振り返って撮影したもの」
「山さ行がねが」よりお借りしました。






ダムを渡りきり対岸まで来ると「千頭堰堤」と書かれた大きな石柱あります。
これも当時の物なのでしょうね。






その石柱の後ろ側から千頭森林鉄道が進んで行く方面を写した画像。
林鉄はこの正面の緑に覆われたルートへと進んで行ったようなのです。

ここからが今回の探索の核心部。
これまでのルートは林鉄の線路跡ではあったのですが廃線後も中電のダム管理用の林道に姿を変えて維持管理されていました。

しかしこの先は林鉄廃線後はレール等は撤去されたようですが路盤は当時のまま残されていると言うのです。

それをこの目で見てみたく思いここまでやってきたのです。

って事で、いよいよ今から本格的な「千頭森林鉄道跡探索」に向かいます。

今回の探索を行うきっかけとなった「山さ行がねが」のサイトにはこれからの区間を徒歩にて踏破したレポートがありますがかなりの崩落個所多数でかなりハードなルートでした。
しかも9年前のレポートです。
現在はその時より状況は悪化していることは容易に想像できます。
その当時のレポートでも私の踏破能力では突破できないと思われるところがいくつもありましたが、とりあえず行ける所まで行ってみようと思います。

ってことで、MTBにまたがり千頭ダムをあとにしてりゆっくり漕ぎ出します。

ここで、良いところですがVol.2に続きます('◇')ゞ

お楽しみに~!
Posted at 2019/07/03 14:09:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年07月02日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB リベンジ編 Vol.1

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB リベンジ編 Vol.1前回の千頭森林鉄道跡探索から戻ってからというもの次はどうすればあのゲートを通過出来るのか?そして何処まで探索することが出来るのか?頭の中はそのことばかりでした。
私が今回の探索を行う事となったきっかけのサイト「山さいがねが」の中に書かれていたようにこの千頭森林鉄道跡の奥地は、まさに「病み付きの魔境」ですね・・・笑

ってことで先週に引き続き森林鉄道跡探索に出かけて来ましたよ。
いわゆる「リベンジ」って奴ですね~。
私のチャレンジには良く出てくるキーワードですが・・・笑
リベンジではなくて一発で決めることが出来れば一番良いのでしょうが、当たって砕けろ精神で突っ走る私にはリベンジは付き物のようですね・・・汗

前置きはこれくらいにしてそれでは始まり始まり~!






9:20(車の時計は10分少々進んでいます)
自宅出発・・

はい、9時ですよ9時・・
もちろん朝の9時ではありませんよ~真っ暗ですものね~笑

そうです、今回のこの千頭森林鉄道探索のリベンジを成功させるにあたっての秘策、それは前泊をするって事。
あの寸又峡温泉街の駐車場で夜を明かし早朝より出発してゲートを越え、ダム関係の作業員の出勤前に千頭ダムを抜けて今も残る廃線跡を目指すという予定なのです。
睡眠時間は削られますが、早朝よりの行動開始なので探索時間の余裕も生まれるので一石二鳥です。





そしていつものコンビニで買い出しに立ち寄ります。






では、静岡目指して出発です~!
まずは国道23号線を進みます。
はい、国道ですよ、一般国道!
今回は前回とは違い一般道だけで寸又峡を目指しますよ~!

理由は単純明快、交通費の節約です~笑
こうも連続で高速使うとそれだけで結構な出費。
せっかく前夜からの出発なので下道で交通費削減に努めます。
お金節約のために時間を消費するという、ある意味「タイムisマネー」ですね(笑)






11:15
走り始めて約2時間。
国道23号線から国道1号線に入り豊橋付近まで来ました。
夜中なのでもっとスムーズに進むと思いきや国道1号線は市街地を突き抜けて進んでいる為か信号が多く思ったより時間掛かっちゃいますね・・・汗

このペースだと寸又峡に何時に到着するのかな?
寝る時間あるのかな?
なんて心配しちゃいます・・・汗





道の駅 潮見坂で小休止。
ここは有料道路から入るのがメインのような道の駅ですが一般道からも入れました。






車停めて道の駅へ入ってみます。






平日の夜の道の駅でしたが、思ったより車も人もいました。






目の前には有料御道路の潮見バイパス、そしてその向こうには日中であれば遠州灘が見渡せるのですが、さすがに今は漆黒の闇ですね・・・笑









その後もひたすら睡魔と戦いながら国道1号線をひた走ります。






1:15
三重から約4時間で新東名「島田金谷IC」そばのコンビニに到着。






やっぱり結構時間掛かっちゃいましたね~。
高速なら2時間かからないくらいで来れちゃうところですがね・・
ま、タイムisマネーですね。
交通費はかなり削減できたので良しとしましょう・・・笑







後は以前も走ったことあるルートなのと深夜の為他の交通もほぼ皆無なので良いペースで進んで行きます。







途中、車停めて島田市の夜景を眺めます。
夜景はちょっと遠かったです・・






そして寸又峡へと続く県道77号線に入ります。






寸又峡ももうすぐです。







2:30
三重から約5時間で寸又峡温泉街の駐車場到着。






エンジン切って外に出てみると少し肌寒く、谷にカエルの鳴き声が響き渡っていました。

そしてビアンテの後部座席に移って寝る準備します。
スマホアラームを午前4:00にセット。
アラームまであと1時間15分って表示されてましたよ・・・
寝たと思ったらすぐ起床、いわゆる仮眠ってやつですね・・・(^-^;






4:00
寝たと思ったらすぐスマホに起こされます。
短時間でしたが熟睡は出来たようで目覚めはすこぶる快調!
おそらく眠気よりこれからの探索の期待が大きかったのでしょうね。







まだ陽も登っていないこの寸又峡駐車場で朝食として持ってきたサンドイッチをほおばりながら準備をします。






朝食後、着替え、そしてMTBのセッティングも行います。
今回はタイヤを新調してきましたよ。
(タイヤ交換の様子もブログアップするつもりでしたがうっかり写真消去しちゃったので諦めました・・・泣)
タイヤはネット通販で購入した
「マキシス アーデント フォルダブル 26×2.4」
今まで使用していたのは「マキシス ラーセンTT 26×2.0」
サイズ的にもタイヤ幅が太くなりました。
以前のラーセンTTは2.0幅のタイヤでより軽量で転がり抵抗の少ない自動車のタイヤで言うエコタイヤのようなタイヤでした。
なので、そもそもハードなダウンヒルには向いているタイヤでは無かったのです。

今回購入したタイヤは2.4幅ありそこそこのダウンヒルなら問題なくこなせるタイヤなのです。
メーカーの能書きは下記です。
「EXO(EXOプロテクション):耐切断、耐摩耗性に非常に優れた高密度線維をタイヤサイドウォールに配置。軽量かつ柔軟な為、タイヤ本来の性能を失うことなくガレ場や不安定なトレイルで抜群の威力を発揮」
まさにこの寸又峡界隈のハードな林道ダウンヒルにうってつけのタイヤですね・・笑
タイヤネタはこれくらいにしておきますね・・・(^^;)







駐車場の公衆トイレで見かけた人探しの張り紙。
登山で遭難した人がいるようですね・・
私も気を付けないと・・・







こんな張り紙も・・






特にこの張り紙。
やはり徒歩であれば林道は通行して問題なさそうですね。
けどMTB(自転車)を徒歩ととらえてもらえるかどうか、なのかな?
自転車は道路交通法では軽車両という車両の部類。
しかし、押して歩くのであれば歩行者になるそう。
(これは以前お巡りさんに教えてもらいました)

なので、私の考えは歩行者が通行可能なところは基本自転車もOKだと思っています。
ただし乗車するしないは歩行者優先で判断しないと駄目ですし、中には北アルプスの新穂高より奥や、上高地より奥の遊歩道、登山道のように自転車の進入もはっきりと禁止している所もあるので注意が必要です。






そんなことを考えながらいよいよ出発しようと思います。





4:30
出発します。








温泉街で見かけた面白いもの
「猪おどし」ならぬ「人おどし」・・笑






早朝の静まり返った温泉街を抜けていきます。






遊歩道入り口に来ました。






遊歩道入り口ゲート脇の石垣にある古びた石階段。
おそらくこの石垣や石階段も当時の林鉄の施設が建てられていたところと思われます。







まだ薄暗い遊歩道を進みます。







眼下に夢の吊り橋が見えるところまで来ました。
遠く高い山の山頂付近が朝日に染まっていました。







対岸の斜面に「尾崎坂展望台」の東屋が確認できました。






飛龍橋が見えてきました。






飛龍橋を渡って林道大間川線との分岐を尾崎坂展望台方面へ向かいます。






展望台では林鉄の車両と写真だけ撮ってすぐに進みます。







4:50
見えてきましたよ~。
因縁のゲートです。
ちょうど一週間前にはここでこれから向かう林鉄探索のドキドキわくわく感を一気にどん底に突き落とされた
あの出来事・・

今日はその悔しさをばねに万全の態勢で挑みました。
もちろん私の周りには誰もいません。
そしてこの時間であればだれにも邪魔されず無事、千頭ダムまで通行できると確信します。






ゲート脇の人一人通れる隙間をMTBを通して無事進入できましたよ。
この一週間ずっと夢見てたこの瞬間!(ちょっと大袈裟・・笑)

いよいよ千頭森林鉄道跡探索の始まりです!
ここの林道は100%その昔に林鉄が通っていた線路跡なのです。
はたしてこの先はどんなルートが待ち構えているのでしょう。
ちなみに私がこの千頭森林鉄道跡探索をするきっかけになった「山さ行がねが」のサイトにもこの区間はアップされていませんでしたので本当に未知の世界なのです。

そんな期待に胸膨らませて漕ぎ出します。

良いところですがこの辺で一旦終了~。
Vol.2へ続きますね。

お楽しみに~(^^)/
Posted at 2019/07/02 23:40:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年07月02日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB おまけ&GPSログ編

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB おまけ&GPSログ編それでは、最後にこの長編ブログのおまけ編として寸又峡温泉街からの帰りの道中の様子と山中での走行軌跡をお伝えしますね。

時間のある方はもう少しお付き合いくださいね~。




温泉でさっぱりした後車を走らせます。
5分ほどで寸又峡橋に到着。
ここで少し立ち寄りします。






それはこの「林道寸又左岸線」の入り口をこの目で確認したかったからです。

それにしてもこの林道の標識ちょっと理解できませんよ・・
起点は理解できます、ここからこの林道が始るって事ですよね
幅員も分かりますよ、林道の幅ですね、4mって言うと林道の中ではかなり広いですね、大型トラックも通行出来る位の林道だって事が想像出来ます。
問題は次です・・
延長 1569m・・

ん?・・

林道の長さは1.5kmですか・・・?

そんな訳無いですよ、この林道は・・

Googleマップにも表示されている林道で、この寸又峡の奥地まで繋がっている林道なのです。
私がこの探索をするきっかけとなった「山さいがねが」のサイトにも紹介されていますが、当時の千頭森林鉄道の再奥の地までこの林道は繋がっているはずなのです。
なので、いつかはこの林道もチャレンジしてみたく思い下調べに来たという訳なのです。
あの看板の延長って意味は別の意味があるのかな~?

ま、看板の表示なんてどうでも良いのですがね・・・笑







これが林道ゲート、ここも例に漏れず一般車進入禁止になっていますね。
ここのゲートは結構鉄壁な感じで脇からの人の進入もガードしているようです。
このゲートをMTBと共に越えるのは一人ではちょっと厳しいかな~?







寸又峡の奥地に続く林道の一部が見えます。
いつかは行ってみた~い・・(*'▽')





濁った寸又川。






その後は県道で南下していきます。






次は千頭駅に立ち寄り。
今回の探索で廃線跡の遺構を見つけることが出来なかったため現役の列車を眺めてみます。






この千頭駅にはトーマス列車や本物の蒸気機関車が発着します。
他にもレトロな列車やこの「近鉄特急カラー」の列車なんかも停まっています。
この近鉄特急カラーの列車は近畿、東海地方の方ならだれもが見た事、乗ったことのある列車ではないでしょうか?
私も物心付いた時から特急と言えばこのカラーの列車でした。
なのでこんな静岡の山奥の駅にこの列車が停車しているのが凄く不思議な景色でした。
ちなみにこの列車は近畿日本鉄道が大井川鐡道へ売却した列車のようですね。
今は特急ではなく各駅停車の普通列車として現役で走っているようですね。

蒸気機関車よりこの列車に乗ってみたくなりました・・






他にもこの千頭駅よりさらに北上して山間部を走り抜ける「南アルプスあぷとライン 」といわれるトロッコ列車のようなローカルな列車も停車していました。







千頭駅にはターンテーブル?って言うのかな、こんなものまでありました。

鉄道ファンならずとも結構楽しめる駅でしたね~。



その後さらに県道で南下していきます。






県道を走行中良い感じのローカル駅が目に留まります。

ってことでここでも少し立ち寄ります。






大井川鐡道大井川本線の「青部」(あおべ)って駅です。
木造の駅舎が昭和の香り満点で良い感じです~!







壁に付けられた安全第一看板、当時の物でしょうかね?







駅のホーム、こちらもローカル駅の雰囲気満点です。






次に駅舎の中に入ってみます。
こちらの中も当時の雰囲気が残されたままですね。
今は板で塞がれていますが、右手は切符売り場だったところのようですね。
現代のような自動券売機などは無く駅員さんから一枚一枚切符購入していたのでしょうね。







壁に残された古い温度計、そしてダム放流注意の張り紙。
これらは当時から張られていたのではないでしょうか・・

この駅舎の中には古き良き昭和の時代のゆっくりとした時間が流れていました。
私の幼き頃、母親の実家に母親と行った近鉄養老線(現 養老鉄道)の昔の駅舎を思い出しました。


そんな哀愁に浸りながら駅舎から出てくると、千頭駅方面からこちらに向かって列車が走ってくるのが確認できました。
ここの駅には踏み切りの警報機が無いので気が付いたら列車が近づいている感じだったので少々びっくり・・汗







そんな不意を突かれた中での渾身の一枚。
線路わきのアジサイと線路の標識そして近鉄カラーの列車。
自分的には結構気に入った写真です。







ローカル駅に停車する近鉄特急、だった列車・・・笑
乗ってみた~い・・







発車する列車を見えなくなるまで見送りました。
ちなみにあの列車は先ほど千頭駅で停車していた車両と思われます。

私はあの列車に追い抜かれた感じなのですね・・・(^-^;





その後も順調に国道を南下して新東名のICを目指します。







するといつの間にか、また近鉄特急カラーの列車が視界に入ってきました。
今度は私が追い付いたようですね・・・笑










しばらくは並走するような感じで一緒に走っていました・・







金谷の街が近づいてきました。






国道から見下ろす島田市の景色。






その後無事新東名「島田金谷IC」で高速に乗ります。






名古屋へ向かって走ります。
またのリベンジを誓いながら・・・







途中、浜松付近で夕日をバックに幾つか風車のシルエットが山の尾根に浮かんでいました。






新東名から伊勢湾岸へ合流。







伊勢湾岸では大きな夕日がゆっくりと沈んで行っていました・・






セントレア空港への着陸態勢の航空機。






やがて前方には見慣れた鈴鹿山脈のシルエットが見えてきました。
やっと地元に戻ってきました~。







19:30
無事帰宅。
今日は沢山頑張ってくれた我がMTB。
お疲れさまでした~。
また今度タイヤ替えてあげるからね~。



ここからは
おまけの、おまけ・・・笑


今回の寸又峡温泉街からの湯山林道探索のGPSログをもとに作成した走行記録を
「ルートラボ」ってサイトにアップしてあるので興味ある方はのぞいてみてくださいね。

こちらをクリック→「ルートラボ






こちらは国土地理院の地形図へGPSログを表示させたもの。
スタート地点はいきなりずれちゃっていますね。
寸又峡は山に囲まれたところだったのでちゃんとGPSを捉えることが出来なかったと思われます。






こちらはルートラボで表示できる航空写真へのGPSログ。
ルートラボのサイトに表示される地図画面右上に表示の切り替えがあります。
他にも地形図も表示できるので良かったら遊んでみてくださいね。







こちらは地形図中に各ポイントに少々見ずらいですが番号入れたので補足の解説させていただきますね。

ポイント 1   湯山林道の崖崩れで引き返した場所
ポイント 2   林道崩落であんパン食べていた場所
ポイント 3   湯山の源泉地(温泉マークがありますね)
ポイント 4   湯山集落跡
ポイント 5   尾崎坂展望台から奥の林道ゲート

※注意 何故か林道上部からの復路のGPSログは取れていませんでした。
 なので湯山の源泉地、湯山集落跡 尾崎坂展望台からのスイッチバック路線
 の探索部分GPSログの表示はされていません。






ポイント 6  林道ヘアピンカーブと行き止まりで戻った場所
        (谷だったのでGPSログは乱れています)
ポイント 7  リヤタイヤパンク現場 


以上今回の探索の軌跡でした。


終わり


Posted at 2019/07/02 11:36:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年07月01日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB Vol.5

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB Vol.5お待たせしました。

続きです!





古びた石垣のところまで上がってきました。

さあ、この石垣の上はどんな世界なのかな~。

期待に胸膨らませ登ってみました。





石垣の上に立って今登ってきた斜面を振り返ると真下に遊歩道が見下ろせます。
かなりの急斜面ってのがお判りいただけると思います。



で、肝心の登った先の景色はと言うと・・・





こんなんでした・・・

う~ん・・・

って感じですね・・(^^;)

もうさっきから見慣れてしまった風景・・

荒れ果てた林道って感じです・・

ここ、林鉄跡・・・?





尾崎坂展望台方面へ歩いてみます。
下にある遊歩道への落石防止のネットを吊っているワイヤーがいくつも張られています。





左手の斜面にもさらに古い石垣が確認できます。

しかし、この石垣も林鉄の遺構かどうかは定かではありません。






落石防止ネットのワイヤーをよけながら進んで行くとどんどん緑に包まれていきます。






やがてこれ以上進むのは難しい状態になってきました。
この先を見てもルートがあるようには見えなくなってしまったのでここで反対方面(飛龍橋方面)へ向かってみようと
思い向きを変えます。







こちらが飛龍橋方面。
こちらもかなり荒れていますが何とか進める状態です。







そこで見かけた謎の物。
漬物石を置かれたようなものでした。
気にはなったのですがあの石を退けて中を覗く勇気はありませんでした・・笑

ちなみに他の場所でもいくつか同じようなものを見かけました。






こちらのルートもだんだんと危うくなってきました。






ここもかなり以前に路盤が崩落してしまったところのようです。






崩れた斜面を見下ろすと落石防止ネットの向こう側に下の遊歩道が見えます。
もしここで滑落したなら下の遊歩道まで落ちてしまいそうです。






怖い思いをしながら先ほどの崩落個所を通過するとルートはさらに緑に包まれます。





電柱のような柱も出てきますが林鉄の遺構では無さそうな新しい感じでした。






飛龍橋が近づいてきました。
しかしあの飛龍橋を見下ろせる場所ってここしかないのではないでしょうか・・





また出てきましたよ謎の物。
明らかに人の手によって設置されたものなのでここは少なからず人の出入りがある場所なのでしょうね。






その後もルートが存在するとは思えない山の斜面のようなところを進んで行きます。





その後ルートは平らなところが全く無くなってしまいました・・・






かすかに石垣の端は確認できますがそこを歩いて進むのはちょっと怖い感じ。
斜面も草が生えているくらいなので慎重に進めば通過出来そうですが・・






万が一滑ってしまうとこんな斜面を下まで落ちてしまいそうです。
ちなみにこの下に見える道路は飛龍橋と午前中に探索した林道との分岐点です。
あの登山道の案内看板が建てられていた場所です。

ってことでここでこれ以上進むのは諦めます。
万が一のことを考えたらね~無理は出来ませんでした・・(^^;)






来た道を通り無事、遊歩道まで戻ってきました。






その後は尾崎坂展望台で休憩します。

結局、この付近からスイッチバックして行った林鉄の廃線の遺構はこれと言って発見できませんでした・・・

残念!

下調べが不十分だったかな・・・

ま、一番の原因はこの先のゲートを通り抜けることが出来なかった事にありますね。
あそこのゲートが通れなかったので当初予定していなかった場所の探索を行ったので仕方ありませんね・・

ってことで本日の探索はちょっと不完全燃焼ではありましたがここで終了とします。





遊歩道を寸又峡温泉街へ向かいMTBを走らせます。





眼下には濁った寸又川が見下ろせました。






その後温泉街を抜けて・・・






14:10
無事車まで戻ってきました。






心配していたタイヤの損傷部も何とか無事でした。







しかし、リヤサスのダンパーオイルがにじみ出てきていました。
ひどいオイル漏れではないのですがそろそろオーバーホールの時期かな~?
今回もそうでしたが結構ハードに使っているので仕方ないですね・・・

車で片付けをしてから第二のお楽しみの場所へ向かいます。





車停めた駐車場から徒歩30秒の所にある温泉旅館。





良い感じの老舗旅館のたたずまいですが日帰り温泉も楽しめる旅館なのです。





それでは、汗と疲れを流してきま~す!


以上、千頭森林鉄道跡探索のレポートでした・・・


今回のブログで廃線の遺構を楽しみにされていた方には申し訳ございませんでした。
私の事前の下調べ不足が今回の敗因でした・・

しかし、これでは終われません、必ずリベンジアタックを敢行しますので、こうご期待!('◇')ゞ


次はおまけブログに続きま~す。

続く
Posted at 2019/07/02 01:15:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年06月29日 イイね!

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB Vol.4

千頭森林鉄道廃線探索ーMTB Vol.4お待たせしました!

続きです!





タイヤのサイドウォールからはみ出たチューブを眺めながら考えます。

このまま下ると高い確率で再度パンクすると思われます。
しかし、タイヤ自体を修理することは出来ません。
タイヤを修理出来なくてもはみ出したチューブをカバー出来れる物があれば・・
って事で今、身の周りにある物に目を配ります。

ここでひらめきます!

たしか、持ってきているはず!

急いでザックの中をあさります。





有りました~!
いつも山に入るときに携帯しているファーストエイドキットにあるはさみが目当てだったのです。

そのはさみをどう使うのかって言うと・・・





バーストしてしまったチューブをこれくらいの大きさにはさみでカットします。

そしてそのカットしたチューブをタイヤの裂けた部分のチューブとの間に入れて再度タイヤを組み付けエアーを充填してみます。






するとこんな感じになりました。
思った通りですね、カットしたチューブをあてがう前よりチューブの飛び出しは少なくなりました。
そしてチューブも2重構造になったので少々の事ならパンクする事も無いでしょう。
う~ん、我ながら名案だ~、って修理したタイヤを見ながら感心します・・・笑






これで、修理(応急処置)完了!

ただし無理は禁物、ペースは落としてなるべくリヤ加重は避けて下ることとします。







相変わらずハードな路面が続きますが、タイヤに負担掛けないように注意して下って行きます。







ペースを落として下って来て例の気になる鉄階段の所まで下りてきました。
今日は何に付けても煮え切らないので気になる所は全てチャレンジしてみようと思います。







鉄階段を登り切ると工事現場にある鉄骨で組まれた階段になります。








そして最初に見た滝の上部に登って来ました。






さらに進んで行くと何やら配管が張り巡らされている物置のような物が出てきました。

その配管は山の斜面の上に伸びて行っていました。

そしてその傍で見つけた物が下の画像です。







何やら祠のような物と「国有地借受用途 温泉源敷」と書かれた木柱が有りました。
おそらくこの辺りがこの寸又峡温泉の源泉なのでしょう。

気になったので帰宅後ネットで調べてみました。

「秘境・寸又峡温泉は、その昔、野生動物が寝ていた場所に温泉が湧いていた温泉だった。明治22年(1889年)共同浴場、湯山温泉として開発され、その後3回に渡るボーリングを試み、温度43度、毎分540リットルの自然湧出に成功した。昭和37年(1962年)湯山より温泉街まで3790mを引湯し現在に至っています」

今居る場所がこの湯山と言う場所。
もう少し下った所から伸びる登山道の途中に湯山集落って言う場所があったそう。

それも気になったので調べてみました。

「昭和初期、10戸の集落が点在したが、今は廃村となり石垣のみが残る湯山集落跡」

ちなみにその湯山集落跡もこのあと探索してみようと思います。






源泉付近を探索していると、靴にヤマビルが張り付いていました。
勿論、消毒用エタノールで退治しておきました。






源泉から林道へ戻ります。
階段はヤマビルの心配しなくて良いので余裕で歩けます。






林道脇の木に気になる物が・・(ダジャレじゃ無いです・・笑)






この木の枝にぶら下がった泡の塊のような物。
おそらくカエルのたまごではないでしょうか?






そのたまごのような物の下には大きな水たまり、そしてそこにはオタマジャクシが泳いでいました。







登山道の入り口まで来ました。






MTBでハードな林道を登って、下りでパンクしてと散々な目に遭って体力的にはかなりしんどいのですがこんな中途半端では帰れないのでこの登山道を登って、気になる「湯山集落跡」まで行ってみようと思います。







MTBにはここで待ってもらい、登山道を登って行ってみます。







登山道はいきなりの急斜面で始ります。







息を切らせて急斜面の登山道を黙々と登っていきます。







前黒法師岳への登山道をひたすら登っていきます。







見上げるような急な登りルートが続いています。






やがて急斜面の先に石垣のようなものが見えてきました。







やはり石垣でした。
この辺りが集落跡なのかな~?












急斜面にいくつもの石垣が段々畑のように残っています。






登っても登っても上に石垣がありますよ~。






登山道を歩く事15分で湯山集落跡に到着。
こんな急斜面の山中に昭和初期までは集落があったのに驚きです。






石垣以外に当時の集落の遺構が無いか辺りを散策してみます。



そこで見つけた当時の人々の生活を偲ばせる物





手水舎?風呂桶?良く分かりませんがコンクリートで出来た物






廃墟、廃村、廃屋のお決まりの酒瓶と食器(ホーロー製?)






大きな土瓶やバケツのような入れ物



そして最後に見つけたのは・・・





ヤマビルでした・・・・汗


昭和初期まで人の営みがあったこの集落跡。
今は微かな沢の音と鳥のさえずりに包まれてひっそりとヤマビル達が暮らす集落になってました・・・





そんな古(いにしえ)の集落跡をあとにして林道へ下りて行きます。





眼下に林道が見えてきました。
いや~それにしても急斜面ですね・・






無事林道まで下りてこられました。





MTBに跨がり再度林道を下ります。
この辺りまで下ってくると路面も比較的安定しているので走りやすいです。
しかし、リヤタイヤがあんな状態なのでスタンディングポジションでなるべくフロントよりに加重を掛けてライディングします。
感覚的にセグウェイ乗っている感じかな・・?
ちなみに私、セグウェイ乗ったことありません・・・笑






林道出口まで無事到着~!






13:10
無事パンクも無しに下りてこられました。

林鉄跡は見つけられませんでしたが、寸又峡温泉の源泉や湯山集落跡を見学出来たので良しとします。


さあ、これからどうしよう?

時間はまだ余裕有るのでもう一つ気になる場所の探索に行ってみます。






それはこんな所。

ここはあの飛龍橋から尾崎坂展望台までの廃線跡遊歩道の脇の崖。
その崖に架けられたいかにも古びた鉄ばしご。
気になりませんか~?
なぜこんな所に梯子が掛けられているのか・・
そしてその梯子のさらに上の斜面を見ると古びた石垣が微かに見えるのです。

怪しい~、気になる~あの石垣~。

今回私がこの千頭森林鉄道跡の探索をするきっかけになった「山さいがねが」ってサイトに書かれていたのですがこの遊歩道の先にある尾崎坂展望台から当時はスイッチバックした林鉄がこの遊歩道(当時は林鉄の線路)より一段上の斜面上を進んで行きさっき私の探索した林道方面へ続いていたらしいのです。

ってことで上に見える石垣上が当時のスイッチバック後の林鉄の線路跡かどうかを確かめに行ってみようと思います。





梯子を登り切るとザレた急斜面ですがご丁寧にロープが下がってきていたので苦労することなく登って行けます。






いよいよ下から見えていた古い石垣の所まで上がって来れました。

この石垣の上にはどんな世界が広がっているのかな~?

林鉄の遺構に果たして出会う事が出来るのか?

良いところですがここで一旦終了です~。

続きはVol.5で紹介しますね~(^^)/

続く









Posted at 2019/07/01 00:20:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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