SR400 バッテリー上がり

ブログでSRのことを書くのは初めてかな…

休眠状態（前回稼働は1月）のまま放置していたのが祟り、エンジンがうんともすんとも言わなくなりまして。ガソリンが劣化してワニスでキャブがいかれたかとも思いましたが、よくよく見ると、イグニッションをONにしてもメーターのイルミは無反応であることに気づきました。

SRはバッテリーがすっからかんでもキック始動だからエンジンはかかる、という意見がありましたが、間違いです。2000年以降のSR（3型以降）はバッテリー点火なので、バッテリーが上がるとエンジンはかかりません。キックによってジェネレーターで発生した電気はプラグに行くよりもバッテリー充電に行っちゃうので火花がちゃんと飛ばなくなるのです。

アホのように50回以上キック！　かかるわけありません。あわててバッテリーを買ったあとで気がつきました。充電してみてからでもよかったんじゃないの？　１０V切ってるバッテリーに充電が効くのか、とも思いましたが、とりあえず5時間ほど充電しました。

5時間後、充電器のメーターは１３Vを超えていたので、再度装着してキック。2回でかかりました。あわててバッテリーを買った自分を叱りましたが、あとの祭り。7000円も払ってしまいましたよ…　でも、充電しなおしたバッテリーがどれほど持つかわからないので、保険のつもりで保管します。

皆様、SRはバッテリー上がってもエンジンかかるのは1999年式（2型）までですよ。あまり乗らない方はときどきチェックをおすすめします。イモビライザーもわずかとはいえ電気を使い続けますから。