2007年03月28日
今日の言葉(3/28)
言葉: 『我以外皆我師』
読み: われいがい、みなわがしなり
意味: 自分自身と相対関係にある全ての人、もの、現象が自分に何かを教えて
くれる先生だということ。ゆえに常に「おごる」ことなく謙虚な姿勢で
いること。
例えば、「人」、60歳の人には60歳なりの生きた証があり、10歳の子供
にも10歳なりの生きた証があります。年齢の上下に関係なく、
そこからは学びとれるものがあるはずです。もの、「鉛筆」、一つ取って
みても、製造過程や子供が使っている様子等、そこから学びとれる
ものがあるはずです。現象、「四季」、なぜゆえに、うつり往くのか。
なぜゆえに、こんなにも人の心を動かすのか。そこからは学びとるもの
があるはずです。
人物: 吉川英治 氏
出典: 小説『宮本武蔵』
(宮本武蔵本人の言葉ではなく、吉川英治氏が考え出した言葉といわれています)
今回は、まずは自分自身の「座右の銘」を紹介してみました。この『ことば』には私にとって深い思い入れがあります。ちょうど私が中学生だったある日、父が一冊の本をプレゼントしてくれました。それが、吉川英治氏の小説『宮本武蔵』だったのです。当時は、その時代活劇のドラマ性にばかり夢中になりましたが、父からこの言葉の意するところを教えていただいてからは、私自身の生涯の座右の銘と心に刻んでおります。
今後とも、この『ことば』を自身の自戒とし、一生涯、謙虚な姿勢で何事にも探究心を湧かせて往きたいものです。
お知らせ:この記事は、私の手違いで、3/5の記事として登録してありましたので、3/28分に再掲載し、過去分につきましては、後日削除いたしますので、ご了承ください。コメントをくださいました皆様には、ご迷惑をおかけしましてすみません。
ブログ一覧 |
きょうの言葉 | 日記
Posted at
2007/03/29 09:04:10
今、あなたにおすすめ