さてさて、採点競技の欠点というか不透明な部分についてプロスケーターの方がブログに書かれたようですね。
フィギュアスケートに限らず、メジャーなところでは体操競技全般、新体操、シンクロナイズドスイミング等は、全選手が違うプログラムを使う事から採点基準が曖昧になることが多いです。
確かに必要とされる各要素を含めてプログラムが組まれる訳ですが、選手の技量により回避される要素や特定の選手しか出来ない超高難度の要素が有る以上同じスタートラインには立っていないとも言えるでしょう。例えば各選手が完璧な演技を披露したとしても同じ点数にはならないですよね。
全選手が全く同じプログラムを披露してくれれば採点もし易いでしょうに、何故そうならないか不思議でたまりませんね。一観客として素敵なプログラムであれば何度見せられても飽きないものです。
それにしても採点競技の加点って何でしょうね。基準となる模範演技があるならその通りに出来たとして100点であって、出来なければその度合いにより減点されるって事でしょうが、模範よりも良いってどんな判断の仕方をするのでしょうか。是非詳しい方々に伺いたい物です。
フィギュアスケートになりますが、最近の競技と点数の傾向について動画にされた方がいらっしゃったので紹介します。
VIDEO
この二人の演技は同じ位の点数が出ているのですが、素人目にも納得のいく祭典だとは思えません。どうしてこんな点数になるのでしょうかね。
2012/2013 4cc Champ
SP FS
同 NRW Trophy Champ
SP FS 話題の
1A-1-1 と
転倒
フィギュアスケートの採点に「待った」 世界選手権開幕に向けて
IBTimes
2013年03月09日00時59分
4日に幕を閉じたフィギュアスケートジュニア選手権の結果について、日本では採点に対する疑問の声が多く上がっている。10日からはカナダ・オンタリオ州ロンドンにおいてシニアの世界選手権が開催されるが、採点は正しく行われるのか......という不安に結びついてさえいる。そして、フィギュアスケート関係者の中にも違和感を覚える人がいた。7日、元五輪選手で現在はプロスケーターとして活躍、解説やコーチなどもつとめる田村岳斗さん(33)が、自身のブログでジャッジへの異議を唱えている。
「回転不足判定、ダウングレード判定には、『全てのはっきりとしない場合には、テクニカルパネルはスケーターの利益になるように務めるべきである。』とありますが、今回の大会ではその理念は感じられませんでした」と、今回の結果には元現役選手の立場から見ても疑問が大きかったようだ。
田村岳斗さんは宮原選手のコーチを担当している。今回の試合では宮原選手の6のジャンプが回転不足と判定されるなど、厳しさの目立つ採点結果だったことから、ことさら感じるものがあったのだろうか。「帰国してすぐに、今回の世界ジュニアで現地に行っていた日本の関係者の方たちに『(宮原選手の演技を)もう一度映像を見てください。』とお願いしたところ『宮原のフリーの1本目のルッツはしっかりアウトエッジで踏み切れている。「e」がつくのは確かに判定がおかしいと思う』と言ってもらいました。『それ以外の回転不足に関してはグレーゾーンだと思う』とも言っていました』などと、長い文章で異論を綴っている。普段は笑顔の写真と共に楽しげなブログ記事を綴ることも多く、さらに競技解説での落ち着いた口調で知られていることから、この記事には目を見張るものがある。
一方、田村さんの記事については、単なる親心からの意見だろうという声もある。なぜなら、現在田村さんは宮原選手のコーチであり、またしばしば議論の対象にはなるものの公に不正と認められたわけでない過去の競技を「黒」と言い切るなど、文章上冷静さに欠ける印象も見受けられるからだ。だが、フィギュアスケートを取り巻く大人たちの中に、このように声を上げられる存在がいることに、ほっとするファンも多いのだろう。ブログのコメント欄は賛同であふれかえっている。
ところで、田村さんのブログ更新と同日にあたる7日、韓国のプロバスケットチーム監督について、リーグ戦での八百長容疑で逮捕状請求という事態になっている。スポーツ競技において不正はたびたび起こるものだが、現在もそうだということを再確認せざるを得ない。
さらに韓国についていえば、フィギュアスケートにおいても疑わしい点が多い。例えば冬季五輪イヤーであった2010年の世界選手権において、女子シングル2位の韓国キム・ヨナ選手の演技について、通常はマイナス1点になるべき転倒に対し、なぜか加点 を行う審判がいた。
今年の世界選手権での競技は13日から、シングル男子の日本代表として高橋大輔選手、羽生結弦選手、無良崇人選手、女子の代表として浅田真央選手、鈴木明子選手、村上佳菜子選手、そしてアイスダンスではリード・リード組ら日本の最上位選手たちが世界に向かっていく。ソチ五輪の出場枠がかかる本試合において、採点が厳しくとも勝ち上がっていくため、身を削ってきた選手たちが全力を出せるよう、また、日本代表のみならず出場する選手全員が、正当な評価を受けられるよう願うばかりだ。
Posted at 2013/03/14 17:14:31 | |
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