山田副大臣の発言は法律的には妥当な意見ですが、今現在宮崎県では「非常事態」が起こっています。日本における畜産の要所が壊滅するかもしれない有事において、この発言は妥当なのか否か、皆さん如何思われます?
山田副大臣「直ちに殺処分」
しかし、現状埋める場所が確保できておらず、当面は無理、感染力の高い豚を優先して埋設している。次は発症した牛、最後に発症していない牛の順になる。直ちにと言うなら、埋設処理でも手伝えば良いのに、「まだ生きている事に驚いている」とか何万頭埋めると思っているんだよ。
ワクチンを接種した豚を優先して埋設するのであれば、更に遅くなるのは明らかだし。なにより、埋設場所の確保に時間が掛かっているからこそのワクチン接種だって認識は無いのかね。それに時価の査定は進んでいるの?査定が終わらないと埋設できないんじゃあないの?ワクチンを接種した家畜の埋設処理が完了しないと、
口蹄疫は終息したと宣言できないんでしょ。終息まで時間が掛かるほどに政府の対応の遅れが非難されるんでしょ。終息しなければ、長崎や岩手、北海道の牧場もヤバイんじゃないの。それとも、近い将来日本全国にワクチンを使用する?その費用は血税だよね?
何にも分かっていないのか、全て分かっていてあえて言っているのか分かりませんが。
ボクは発症するまではワクチンを打たずに経過観察、発症したら殺処分でも構わないと思いますが、理由は
1.残っていた種牛49頭の中からは、まだ発症例が無い。
2.種牛がいる場所は移動制限地域の内側で、周辺ではワクチン接種も始まっており、現在感染していたとしても、被害が始動制限区域外に広がる可能性は低い。
3.良質の種牛を育てるには数十年の歳月が必要、今宮崎県の種牛が全滅すると、県外出荷先を含む畜産業界の復興は確実に遅れる。
署名にご協力頂けると幸いです。
49頭の種牛を守る署名運動
種雄牛をなんとか守りたい(署名)、口蹄疫撲滅へ
引用
山田副大臣、種牛49頭「殺処分すべき」
宮崎の口蹄疫(こうていえき)問題です。東国原知事が国に救済を求める考えを示していた宮崎牛の種牛49頭について、山田農林水産副大臣は23日、「殺処分すべき」と述べました。
「(種牛)49頭については、処分しなきゃおかしいと思ってます。(赤松農水大臣に)相談する余地もない。直ちに殺処分」(口蹄疫現地対策チーム 山田農水副大臣)
山田副大臣は23日、このように述べ、家畜改良事業団で管理している宮崎牛の種牛49頭について、処分の取り消しという特例は認められないとの考えを示しました。
種牛49頭を巡っては、同じ敷地内で飼育していた別の牛が口蹄疫に感染したため、処分の対象となっていましたが、東国原知事は22日、国に救済を求める考えを示していました。(24日00:46)
引用終わり
さて、この山田副大臣は5/1に地元で
「南九州旅行の自粛を」呼び掛けています。この当時の記事では「勇み足?」と書かれていますが、現状を見てみると決して的を外れた呼びかけではなかった筈です。
赤松大臣は、口蹄疫がどんな病気か知らずに、外遊に出かけた。これはある意味仕方が無いと思います。良い事ではありませんが、知らないんじゃあ対処のしようがありません。
でも山田副大臣は、口蹄疫がどんな病気か熟知しており、GW始めにに地元に行き旅行の自粛を呼び掛けた。それでもGW中は宮崎県を放置する。そして今、種牛の価値を理解していて、失う事の意味も十分理解しているのに、種牛を直ちに殺処分することに拘っている。
国民全体の損失を考えるなら、少しでも早く畜産農家が立ち直れる方法を模索するのが、農政のトップのあるべき姿だと思います。が、しかし、そんな事は考えていないんでしょう。どこの利益の為に働いているのでしょうか?少なくとも「日本」の利益の為ではなさそうです。
「種牛の殺処分」が目的なら、今までの経緯は全て納得できます。後は誰が得をするかを考えると・・・
山田分大臣は過去に
「将来は牛だけでなく、中国の青島から子牛を輸入して日本の食肉基地としての”大牧場”を志す。」とか言ってますし、
ここからは想像ですが、赤松大臣は山田副大臣に事後の処理を一任して出かけたのではないでしょうか。そして、山田副大臣は赤松大臣を陥れる為に何もしなかった。
自身の牧場の利益を上げる為、宮崎県の畜産を壊滅させ。
中国から子牛を輸入する為、国内でワクチンを使わせ。
ワクチンを使う前は日本は「口蹄疫清浄国」で「口蹄疫汚染国」の中国から子牛は輸入ができなかった。
中国から子牛を輸入する事で、自身の牧場の経費を削減する。
子牛を輸入しても国内で育てれば国産として売る事が出来る。子牛を宮崎県から買っていた「松坂牛」見たいなもの。
怖い考えになってしまいましたが、もしかして○カ松より、ワル?
また、つまらない物を書いてしまった。<石川五右衛門風に
Posted at 2010/05/24 23:25:20 | |
トラックバック(0) | 日記