えす＃０５５のブログ一覧

これは、各界への影響が大き過ぎますよね。実際どうなるでしょうか。
お題目はどうあれ、経済的弱者に対しての増税って感じがします。実質燃費がとか、ＣＯ２排出量がとか、税金面で優遇されているとか言っても、そもそもソノ優遇税制が出来た経緯を考えてみると、簡単に廃止、増税出来るものではないと思いますが。

それよりは、排気量の多い車の増税の方がバランスが取れるかと思うんですね。
現在、自動車税って排気量に比例してはいないんですよね。排気量が少ないほど1ｃｃ辺りの税金が高くなってます。例としては、1000ｃｃ未満の車を二台所有すると合計2000ｃｃですが、3000以上～3500ｃｃ未満の車一台よりも税金が高くなります。つまり、現在は排気量の多い車ほど税制面では優遇されています。
本来排気量の多い車ほど重く、その分道路を始め環境に負荷をかけています。日常的にトラックが通る道路は痛むのが早いですし、修復するサイクルも短いです。で、物流を担っている車はおいといて、個人所有の自家用車であれば排気量が多い車ほど「贅沢品」としての傾向が強く、その贅沢品の税制を放置しておいて、軽自動車だけ増税ってのは・・・。

で、軽自動車が主力商品の自動車メーカーはどうなるんでしょうか。先ずは小型自動車との販売競争が激化するんでしょう。取得後の税制面での優位性が無くなれば、軽自動車に拘る必要がなくなりますから。軽自動車という規格そのもに意味が無くなるかもしれません。軽自動車の販売台数も確実に落ち込むでしょう。
それ以前に、維持が出来なくなって不便を覚悟の上で手放す方もいるでしょう。経営の合理化でバスも通らなくなった田舎では、どうしたら良いんでしょうか。

国内の消費が冷え込んでいるこのタイミングで、低所得者や経済的弱者を狙ったような増税は如何な物かと思いますが。ネジレ国会で通るんですかね、この法案は。
環境自動車税、軽自動車は4倍強の増税に

ってするんですかね。全員留任のほうが面倒臭くなくていいと思いますが。

代表戦の最中は、「どちらが勝っても、挙党体制に協力する」ような事を言っていましたが、そもそも菅内閣は参院選直前に「脱小沢」建前でしょうがを旗印に発足した内閣で、脱小沢を印象付ける組閣を行ったと記憶しています。これが6月の話で、まだ3ヶ月しか経っていないんですよね。
じゃあ、なぜ参院直前に民主党が「脱小沢」路線になったかと言うと・・・詳しくは割愛しますが、「政治と金」の問題に偉い人が責任をとった形でしたよね。

党内の代表戦に決着がついたからといって、「親小沢」に路線変更しようものなら衆院前の「脱小沢」は、やはり選挙対策のパフォーマンスだったと酷評されるでしょうし、かといって衆参ネジレ状態では党内で対立している暇などないはずです。小沢さんが離党して新党を作れば、党内は丸く収まるかもしれませんが？小沢さんが政権与党の旨味を手放すとは思えませんし、代表戦の度に党が分裂していては・・・。

ま、もし小沢さんが離党するなら小沢新党は「現野党」と協力して、民主党を野党に蹴落とすしか無いですね。小沢新党と協力して第一党になれる野党が有ればの話ですが。ただそれば、民主党の小沢一郎に投票した有権者が支持するのかは解りませんがね。

そして、今回の代表戦の結果はやはり茶番だったかと思うんですよね。いわゆる出来レースってヤツで、小沢さんは最初から勝つつもりが無かったのではないかと。世論を菅直人指示に傾ける為のかませ犬で「後は菅さんに頑張ってもらうしかないなー」とマスコミに言わせる事が目的で。そして「挙党体制」の旗印の名の下に、小沢さんを政治の表舞台へ復帰させることも考えているのではないかなと思うわけです。そして、この通りなら小沢さんの離党は無いとも思えるんですよね。

でも、そうなるとヤッパリ「脱小沢」は・・・。
菅さんも大変だね、脱小沢でも親小沢でも有権者は納得しないんだろうから。最も小沢さんが代表戦に立候補した時からこうなる事は解っていたんだろうけどね。

さて、今後の展開は・・・