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2007年02月18日 イイね!

ニーバ個人輸入記⑦「買おう!」

ニーバ個人輸入記⑦「買おう!」さて、ドイツからEURO4モデルを、と決めたのはいいけど、車の個人輸入などやったことないから何が起こるかさえわからない、○イアグラ買うような訳には行かないだろうし、といろいろ考えて・・知人の娘さんが住む町の近くの販売店を輸入元に紹介してもらうことにした(万が一の時は通訳で入ってもらう、輸入元の紹介だからヘタなことは出来んだろうとの含みも・・)。

輸入元にメールすると、2社教えてくれた。輸入元の販売店リストの上のほうに位置する方にメールをしてみた(ここら辺はもうご縁ですネ、賭けとも言うが)。

以下、販売店とのやり取りです。
「LADA Automobile・・・より貴社を紹介頂いた。21214を日本から購入したいが、対応可能だろうか?」
「もちろん、送金していただければ、お売りできる。ただ、弊社は輸出の経験があまりないので、出来れば海上輸送の手配は貴殿の方でお願いしたい。」
「在庫と価格をお教え願いないだろうか?」
「現在、在庫は1台のみ、当店特別仕様車(どこの国も一緒ですネ)でパワステ付きの車両にスライディングルーフが付いて税込10,770ユーロだ(定価よりちょっと安い)色は377だ」
「LADAのHPで色を確認したが、よく分からない。出来れば現車の写真を送っていただけないだろうか?それから、税込みとのことだが、このような海外購入でも税金を支払わなければいけないだろうか?ドイツの法律を知らないので教えて欲しい」
「海外購入なので付加価値税(向こうでは消費税とは言わないらしい)の16%は免除される、したがって貴殿が弊社にお支払いいただく金額は9,267ユーロ24セントだ」
「色も気に入ったので、これを購入するつもりで話を進めて行きたい。しかし、日本で個人輸入した車を登録するのは困難な作業だ、陸運局と話し合いたいので出来れば現車のCOCとシリアルナンバーの打刻の写真を添付ファイルで送って頂けないだろうか?
それから提出書類作成のために、いくつか質問をすることになると思う、協力をお願いしたい。海上輸送の件了解した、近くの港を教えて欲しい。」
「了解した、質問は弊社で分かる限り協力する、港はブレーマーハーフェンか
ハンブルグなら対応可能だ。ご検討お願いする」。

と、まあこんな感じで、わりとアッサリめに進んだ。日本円で約142万円位、ジムニーとほぼ同じくらいと言うわけだ、その他でお金かかるけど。
なんか・・マジメ!ドイツ人って・・たまたまかもしれないけど。
と言うことで話は海上輸送に移っていきますが、正直、これが一番大変だった。

*写真は販売店が送ってくれた色見本。トレーラーハウスが写ってて生活ぶりが伺える。
Posted at 2007/02/18 10:53:50 | コメント(4) | トラックバック(0) | ニーバ個人輸入記 | 日記
2007年02月16日 イイね!

ニーバ個人輸入記⑥「メールは出したものの・・・」

ニーバ個人輸入記⑥「メールは出したものの・・・」さて、またネットで手ごろな価格の今度はロシア語の翻訳会社を見つけて、LADA本社HPにあるサハリンの販売店に出してみた。

「ん?届かないぞ」再送するも戻ってくる。困って翻訳をお願いしたおねえさん(この方お若いのにモスクワに5年お住まいの後、帰国して翻訳会社を立ち上げて一人で切り盛りしているスゴイ人!)に「メールが届かない、お店つぶれてるのかな?」と、他に頼る人もないので聞いてみた。(ホントはブロックされていただけなのだが、私この時点で全く気づいていない)
すると、そのおねえさんLADA本社に電話して販売部の担当者のアドレスを聞き出してくれて「ここに出されてみては?」と、アリガタヤ、ありがたや。

で出してみたが、今度は届きはするものの返事は一向に来ない。また翻訳おねえさんに「こういう場合ロシア人ってどれくらい待つのだろう?」って聞いたら、「たとえ販売出来なくても、これこれこういう理由でお売り出来ませんという返事は、まず来ないと思っていいでしょう」とのこと。

相手がデカ過ぎるよねー、アリが象突っついてる様な物だもの。で、もっと近場にないか探してみると、ウラジオストクの販売店を発見、アルファベットの裏返ったような文字を苦労して訳してみると「極東のラーダ」、「おー!これは沿海地方の総本山では!」メールを出してみるが、やはり返事は来ず。「困った、八方塞がりだ」
こういう場合は初心に戻ってとサハリンから戻ってきたメールをよく見ると「あ!ブロックされてる(やっと気づく)」、また翻訳おねえさんに聞いてみる。
「ロシアはブロックがきつくて普通のメールは届かないことがあります。でも○ー○○のフリーメールだと届きやすいので紹介メールを書きますから登録して出してみては?」との答。
仰せの通りにして、出してみるとすぐに返事が来た。「VAZ21214はユーロ3であり、製造元は証明書の発行を行っておりません。この証明書がないと登録が不可能に近いとのことですので、ご購入は難しいかと思います。それでもご購入をご希望されるようでしたら、私たちが商品を提供することは可能です」。
ロシアもEURO3かー、それでも少し食い下がってみたが「ロシア国内市場向けの販売のため、ヨーロッパ規格の証明書をつけることはなく、このような証明書をメーカーから発行してもらうことができません」との返事。
仮に買えてもEURO3でガス検がダメでガス改善とかになれば安く買った意味も
なくなるし、登録上の質問をしても知らん振りされそうな気もしたので早々にあきらめることにした。(ちなみに価格は約100万でした)よし!EUだ!
Posted at 2007/02/16 22:04:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | ニーバ個人輸入記 | クルマ
2007年02月16日 イイね!

ニーバ個人輸入記⑤「通関」

サハリンにメールを出す前に通関のことや稚内~コルサコフ間のフェリーをことを少し調べようと、日本○運の国際輸送課にメールで問い合わせてみた。
稚内支店に問い合わせてくれたらしく、フェリーでの車の輸送も可能で、通関も書類さえ揃えば問題はないとのこと。しかしそれとは別に意外なアドバイスを頂いた。
あくまで業務範疇外でのことと断って「ラーダを購入したい人は熱狂的なファンだと言うことは職業柄理解しております。しかしラーダは触媒関係および保安部品関係の部品を交換する必要があるようで、その部品の入手が困難と聞いております。名の知れたメーカーですと正規代理店で平行輸入物にも供給してくれると思いますが、ラーダについては熱狂的なファンクラブが部品を自社作成して、時間をかけて車検を通していると耳にします。車両価格より車検通過費用の方が高額になるようですので、まず車検が通るものかを確認された方がよろしいかと思います」
ここでもまた先人達の血と汗と涙の足跡を見た気がした(未開のジャングルに分け入ったら、胸に矢の刺さった探検家のがいこつを見つけた感じ)。
浸透してますねー悪評が・・・
Posted at 2007/02/16 00:53:55 | コメント(4) | トラックバック(0) | ニーバ個人輸入記 | クルマ
2007年02月14日 イイね!

ニーバ個人輸入記④「排気ガス検査所」

ニーバ個人輸入記④「排気ガス検査所」先日伺った陸運局でのもう一つの収穫(とは言わないか)は、西日本には排気ガス検査所が一つもないという事。排気ガス検査を行う団体は、日本自動車輸送技術協会(JATA)か日本車両検査協会(VIA)の二つで、共に検査所をいくつかお持ちだけど、なぜか日本の真ん中あたりに固まっている。その中でもフルタイム四駆が受験出来る検査所はさらに少なくなる。
自分で受けたかったので、福岡に近く、尚且つ海に近い所を探したら、四日市にAIA四日市と言う検査所があった。ここは日本外国自動車輸入整備協同組合さんの検査所で、常時検査を行っている訳ではなく、ある程度試験車両がそろった時点で先のJATAさんの検査官の立会いのもとに試験を実施するシステム。

メールを出してみると、本部に問い合わせてくれて「ロシア車は日本の保安基準に適合してないのでは?EUかカナダ、アメリカの証明書がありますか?なければガス検受かっても登録は無理だと思います。排ガスの方もロシア車はほとんど入らないので分かりませんが、以前、中国やアラブの車でキャタライザーみたいのが付いてはいるものの、中身はカラッポということがありました。」とのご返事。
COCが付いててボッシュのマルチポイントと三元触媒でEURO4に適合している旨を説明したら「今検査所に来る車のほとんどはEURO3で、そのほとんどが合格してます。が、まれに○ンボルギーニ○ヤルドなどはEURO3でもダメでした(後日この話を主治医(車の)にしたら「それ絶対個体差!」と笑っていた)。
新車でEURO4で三元触媒だったらまず大丈夫だと思います。」とのご返事。
とりあえず、ガス検はここでお願いすることにして、残りの購入、通関、輸送を同時進行で調べることにした。

しかしロシア車が保安規準に適合してないって・・・先人達の苦労の足跡を垣間見た気がしました。

Posted at 2007/02/14 22:43:12 | コメント(4) | トラックバック(0) | ニーバ個人輸入記 | クルマ
2007年02月13日 イイね!

ニーバ個人輸入記③「ロシア製はロシアから」

ニーバ個人輸入記③「ロシア製はロシアから」さて、メールで聞いてみることにしたものの、翻訳なしで書けるのは英語圏くらい
とりあえずイギリスのLADA販売店を探してみるも、中々ヒットしない。あるのは「LADA UK」くらい。名前はいかにもだけど、HPはどうも部品屋さんっぽい。
「まあいいか、出してみよう」と出してみると案の定「ウチ、部品屋だけど、ブルーなら1台あるから買わない?、COC付きで最新のEURO3、パワステ付いて140万、但し左ハンドルだけど」と返事が来た。「やっぱりあるなーCOC,あれだけ輸出してて、ない方が不自然だものネ、でもイギリスは現行EURO3なんだ(ドイツのHPはEURO4になってた)」。
心配だからドイツにも聞いてみようと、手ごろな価格の翻訳屋さんをネットで見つけ、送ってみると「新車には必ずCOCが付きます」との返事、ダメもとで「日本の陸運局が求めているものと同じ物か確認したい、サンプルを添付ファイルで送っていただけないだろうか?」と出すと、あっさり送ってくれた。それを陸運局の検査官にFAXして見てもらうと「これで間違いないですネ、なんとかなりそうですョ」との返事。ヨッシヤー!

さてどこから買おう?やっぱりロシア直接購入の方が安いはずとLADA本社HPの販売店の欄を見るとサハリンに一店舗ある。サハリンだと稚内からフェリーが出てるからフェリーに乗っけてもらって稚内で通関したら輸送費も安く済むし、モスクワの販売店でニーバの価格を見ると90万、遠いから同じと言う訳には行かないにしても、EU購入よりかなり安く済むハズ!ということでイギリス、ドイツ、ロシアの三つ又かけつつもサハリンの販売店で輸出用と国内用が同じ仕様であることを確認、COCを何とか付けてもらって購入と言う手筈で始めることにしました。(しかし、この考えがムチャクチャ甘かったことを思い知るのです!)
とさ!  
  *写真がその技術基準適合書(COCペーパー)です)
Posted at 2007/02/13 20:33:41 | コメント(4) | トラックバック(0) | ニーバ個人輸入記 | クルマ

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「「終活」のはずが、、「集活」になるのは、なぜ??
現世に未練が、、、(爆)」
何シテル?   01/20 08:58
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