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2007年08月22日

灼熱の中での常識

灼熱の中での常識 「暑いですねぇ」という言葉をあえて言う必要も無いくらいに、相変わらずの厳しい暑さが続いています。

●東電管内、軒並み猛暑日 向こう1週間も気温高め
Sankei WEB (産経新聞)  2007年8月22日 20時11分

既に今年は日本における最高気温の観測記録を更新、さすがにピークは過ぎたでしょうが「残暑」も猛烈なものがしばらく続きそうです。


そんな中でモータースポーツの世界では、真夏の恒例行事となった「インターナショナルPokka1000km」がSUPER GTシリーズの一戦として鈴鹿サーキットを舞台に去る8月19日に行われました。

今年は序盤から荒れ模様の展開となった上に、決勝中に降雨もあってとてもタフな一戦となったようです。


そしてカレンダーは9月に入りますが、スーパー耐久でも"暑さ"がお馴染みの一戦が行われます。
シリーズ第4戦、その舞台は岡山国際サーキット
スーパー耐久 岡山500kmレース」は9月2日(日)に500kmの長丁場で競われます。

岡山での一戦は例年、猛暑との戦いになることでも知られています。
2001年から岡山ラウンドは9月上旬開催が続いていますが、実に一度として決勝リザルトに「雨/ウェット」という表記はなされていません。
6月開催だった2000年大会は雨がありましたが、9月開催になってからは基本的に晴れ、時に曇りというコンディションで、毎年暑い中での戦いが続いているのです。

今年の岡山ラウンド、手元の情報では第4戦・富士を上回る39台の参加台数となりそうです。

"暑さ"という敵との勝負にもなるスーパー耐久第5戦、シリーズランキング争いの行方を占う意味でも見逃せない一戦です。
ただ、相変わらずスーパー耐久・公式サイトには、直近の第5戦岡山大会のチケット情報が一切掲載されていないというのは残念な限り。
ついでに言えばシリーズランキング表も一部訂正されたようですが、それでもまだ間違いがあるというのは困ったものです・・・。


さて、個人的に岡山ラウンドと言えば、マツダRX-7で参戦する地元チームの存在が気になります。
中国地方はマツダの本拠地、今年も健闘を期待したいですね。
私がスーパー耐久の情報サイトを運営していた時は、毎年岡山大会が終わって出場者一覧に掲載されるのを楽しみにされていたとのことで、サイトを休止してしまいちょっと申し訳ない気持ちもあるわけです。


ところで暑いレースといえば気になることが。

近年はレースにおける安全確保がより強化されており、国際格式大会を中心に決勝中などにピットレーンに出るメカニックやスタッフ、カメラマンには耐火スーツの着用が義務づけられています。

スーパー耐久では全戦での義務付けはなく、一部サーキットのみ。
しかし、近い将来においては全戦で義務化されることになるでしょう。

そんな中、もちろんタイヤ交換などを行うメカニックは作業スーツ姿、給油担当者は耐火スーツで仕事にあたっていますが、一方でショートパンツにビーチサンダルというとんでもない出で立ちでピットロードに現れる輩も存在しています。

それが困ったことに、チームのお手伝いを称する人であったり、中にはドライバーだったりと、決して"素人の一般客"ではないのです。

こうした輩はモータースポーツの危険性を認識しているのでしょうか。
本来は長袖・長ズボン着用となるところ、さすがに長袖の上着については大目に見ているケースが多いようです。
しかし短パン、さらにはあろうことかビーチサンダルで戦いの最前線に出てくるというのは非常識極まりない。

こんな危険極まりなく、モータースポーツをナメているとしか思えない認識の低い輩は、オフィシャルが徹底的に排除すべき。
かつ、所属チームにはペナルティを課しても良いとさえ思います。

事故が起こってしまってからでは遅いのですから。
ブログ一覧 | モータースポーツ | 日記
Posted at 2007/08/22 23:09:24

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この記事へのコメント

2007年8月23日 12:17
先日のF1でも給油ノズルが抜けきらないうちに
マシンがピットアウトしようとしてクルーが引きずられ、
おまけにガスを吹くという事故がありましたよね。
過去にも同様のケースでクルーが火に包まれる光景をみたことがあります。

僕のような一般人には想像も及びませんが、
モータースポーツの世界はたくさんの人とお金が動くのでしょうね。
もちろん関係者の人生も。
何よりモータースポーツファンの夢を乗せて走っているということも
十分心に留めておいていただきたいです。

以前大好きだったレーサーが事故で亡くなり、
それから10年、レース中継を見ることができなくなってしまいました。
こういうことは二度と起きて欲しくないと思います。

安全にレースが運営されることを願ってやみません。
( _ _)
コメントへの返答
2007年8月23日 22:31
私もモータースポーツに携わっている中で、色々と危険な場面に遭遇しました。
数メートルの火柱があがった車両火災、ちょっとしたミスが原因で重傷を負ったメカニック、超高速域からのクラッシュ・・・。
死亡事故の現場に立ち会ったこともあります。

しかしどこかで"慣れ"のようなものが生まれるケースもあるようで、「一歩間違えれば大事故」というケースもいつのまにか笑い話にすり替わってしまったりもするのです。

少なくともドライバーやチーム関係者は常に"ファンから見られている"という意識をもって、模範的な行動を取ってもらいたいものです。
2007年8月23日 12:57
仰せの通りですね。
ピット内及び裏はともかくとしても、ピットロード上の短パンビーサン良く目にします。
これを厳しくぺナルテイで取り締まっても無くならないでしょう。
そう言う人は自己責任の下の判断でも充分かも知れませんよ。
一般道でも、横断歩道信号無視/i-pod&male利用中と言う猛者が沢山います。
一般道ですから事故を起こした場合は同条件ならば、前方不注意を含め20パーセント過失過剰から裁判スタートされるため、運転者が不利になりますが、サーキット内ならば轢かれた/炎上した貴方が悪いで事は済みませんか?
今は厳しい判例でも有りますか?
御教え下さい。
では、また。
コメントへの返答
2007年8月23日 22:33
確かにペナルティで取り締まっても、所詮はイタチゴッコになってしまうかもしれません。

しかし自己責任に任せても、いざ何かあると自覚の薄い人に限って大声をあげることになりがちかと思います。

自己責任を自覚している人は、最初から指摘されるような格好はしていないでしょうから。

結局は個々の素質に頼る部分ですから、分からない人には何らかのペナルティを徹底的に課すべきというような気がします。
2007年9月15日 11:36
コメントを差し上げるのが遅くなってしまいましたが、S耐岡山戦フォトギャラリーの掲載と併せまして、私どもWW2がサポートする#78のRX-7を取り上げて頂き、本当にありがとうございます。
私達は今年、タイヤ銘柄の変更に伴ってマシンのカラーリング変更を敢行しまして、例年になく準備段階でバタバタしましたが、おかげさまで、7回目となる岡山戦のスポット参戦を、今年も完走&ポイントゲットで締め括ることができました。

さて、PITの危険性の件は仰る通りで、早急な対策が望まれそうですね。
私達のチームメンバーは年に1度だけ集結してくる面々で、基本的には素人集団ですが、毎回それ相応の緊張感をもって岡山戦の現場に臨んでいるつもりです。

一方、手弁当で応援や手伝いに来てくれる友人・知人にまでそうした意識を徹底させるのは容易でない面もありますが、少なくともスポット参戦組の我々がそうした現場の安全意識レベルを低下させる悪例となることがないよう、これからも留意していきたいと思います。
コメントへの返答
2007年9月15日 23:32
先日もSUPER GTでピット作業中の火災がありましたし、事故防止はモータースポーツにとって永遠の課題であると言えるかもしれません。

そのためには関わっている一人一人の心がけが大切です。
「ww2 RX-7」は地元中国地方の代表的な存在としてスーパー耐久に参戦されているのですから、中国地方のアマチュアレーサーたちの模範的存在でもあるわけですよね。

なかなか関わる全員の安全意識を高めるのは難しいかもしれませんが、チームはドライバーやメカニックのみならず、お手伝いさんや関わりの深いファンまで、ピットにいるすべての人に責任を持たなければなりません。

ぜひこれからもレースの安全性向上に努力を重ねていっていただきたいと思います。

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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