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2010年12月27日 イイね!

“火の國”に到着

“火の國”に到着 【2010年12月27日 20時30分/熊本県熊本市戸島】

水俣市での小休止を終えてからは、再び国道3号を北上。

すっかり辺りも暗くなった中、日奈久ICからは南九州自動車道へと入ります。
このルートは計画延長約140kmで熊本県の八代市から鹿児島県の鹿児島市までを結ぶことになっています。そして現状では熊本県側については八代JCTから芦北IC間が開通しており、この区間は高速道路無料化社会実験の対象区間となっています。

この区間を一気に駆け抜け、多くの車が無料化区間の終点で流出した後も当方は走行を続け、そのまま八代JCTから九州自動車道へ。

そして熊本ICで流出、インターからほど近い「火の国文龍 総本店」という熊本ラーメンのお店で夕食。小綺麗な店構え、濃厚でこってりしたスープが自慢のお店でしたが、そんなメニューの中では比較的アッサリとしている“とんこつ(赤)”を注文。

しっかりコクのあるとんこつスープ、ここにレンゲに入れられている辛味噌のようなものを溶きながらいただくのですが、これがなかなかの美味!さらに無料で取り放題の辛子高菜も適度に加えて、ちょうど良い味わいを見つけられたので大満足。
地元の方々で賑わっていましたが、人気のほども納得の美味しさでした。

熊本ラーメンを食した後は、市内に予約しておいたホテルにチェックイン。実は当初計画では熊本での宿泊は予定していなかったのですが、余裕を持ったスケジュールで九州を楽しむべく、急遽の予定変更と相成ったのでした。
もっとも、この翌日に更なる“急遽の予定変更”を強いられることになろうとは、この時点では想像もしていませんでしたが・・・。


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Posted at 2011/01/03 21:37:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011年 九州一周 | 日記
2010年12月27日 イイね!

城下町の光と影

城下町の光と影 【2010年12月27日 17時45分/熊本県水俣市月浦】

車は日没とともに県境を超えて、熊本県に入りました。
県境の町、そこは水俣市。国道3号沿いにある「道の駅 みなまた」に小休止のため立ち寄りましたが、周辺一帯は「エコパーク水俣」として公園緑地が整備されています。その総面積は42.1haといいますから、東京ドームに換算するとおよそ9個分という広大なものです。

この町の名前を聞くと、1956(昭和31)年に発覚した水銀による水質汚染公害の“水俣病”を思い出さないわけにはいきません。
原因はこの地に工場を構える新日本窒素肥料株式会社(現在のチッソ株式会社)による、杜撰な水銀汚染物質の廃棄。これによって周辺の水質や土壌が汚染され、周辺海域で収穫された魚介類などを食べた多くの人々が病に苦しむ結果となりました。

もちろん現在は対策が進められ、周辺海域で収穫される魚介類や、この土地で実る農作物などは安心して口にすることが出来ます。
ところが、教科書にも必ず載っている自治体名ゆえ、今も謂われなき差別を地元の人が受けることが少なからずあるようです。

この町は典型的な企業城下町。
今も公害の原因となった企業は町の経済において中心的な存在であり、実際には財政的にも万が一この企業が無くなってしまったら、たちまち町は路頭に迷ってしまうかもしれません。

●チッソ、分社化案公表 雇用確保へ水俣製造所に積極投資
asahi.com(朝日新聞)  2010年10月20日 23時12分

雇用面では約3万人の人口のうち、多くの割合でチッソ株式会社に関わりがあると想像できます。直接の被雇用者やその家族はもちろん、取引関係などを含めれば、その割合はかなり高いものになるでしょう。

いわゆる典型的な“企業城下町”ということですが、その光と影の差はあまりに大きな物があります。
そして個人的に少し気になったのは市内の町並み。道路や歩道、街灯などが綺麗に整備されている一方で、軒を連ねる店の活気はいまひとつという印象。
妙に見栄えが良い町並みといい、広大な自然公園といい、私が全国を訪ねてきた中ではこれにソックリな町並みの地に“原子力発電所”という共通項があることが、ふと脳裏をよぎったのでした。


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Posted at 2011/01/03 20:53:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011年 九州一周 | 日記
2010年12月27日 イイね!

行政の効率化 (2)

行政の効率化 (2) 【2010年12月27日 17時00分/鹿児島県阿久根市鶴見町】

いよいよ鹿児島滞在の日程も終了、次はお隣の熊本へと移動します。

ルートは国道3号。福岡県の北九州市門司区、つまりは関門海峡の九州側を起点として、鹿児島市までの392.1kmを結んでいる日本の大動脈のひとつ。東京は日本橋を起点として国道1号で大阪まで、大阪からは国道2号で北九州までつないでいるので、3本の国道をリレーして鹿児島まで至るということです。

日置市いちき串木野市薩摩川内市と経由して、やって来たのは県北西部の阿久根市

2010年11月末現在で人口23,755人、1952(昭和27)年に市制が施行され1955(昭和30)年に三笠町を編入して現在に至っています。
主な産業は農漁業。ここ最近、特に鹿児島では九州新幹線の全線開通に向けた盛り上がりを見せていますが、ここ阿久根市は市内に九州新幹線の駅も作られず、その影響は善くも悪くも限られたものになりそうです。

この町の市庁舎が写真の建物ですが、皆さんご承知の通りこの建物の“主”は不在の状態。

●398票差に危機感も 阿久根市住民投票 リコール委「衝撃」
西日本新聞  2010年12月7日 0時29分

先頃行なわれた住民投票の結果、市長の解職が決定。現在は地方自治法の規定に基づいて、職務代理者が市長の代わりを勤めています。

解職された前市長と市議会、ならびに一部の市職員との激しい対立は、何度となく全国ニュースでも伝えられています。
それでもここまで解職請求の票差が拮抗しているのはなぜか。それは間違いなく今の日本おける、特に地方に根強い“官民格差”や“行政と議会の馴れ合い”に理由があるのではないかと思います。

確かに前市長の手法は独断的、かつ前衛的に過ぎる面もあったでしょう。
しかし、そうした手法でも支持を集めているということは、それだけ市議会や市職員の一部に問題があることの裏返しであることも間違いありません。

阿久根市では度重なる選挙の実施で税金を原資とする金銭的負担がかさむという問題もありますが、少なくとも有権者の一人一人が地域の行政や政治に正面から向き合う機会があるだけ良いのかもしれません。


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Posted at 2011/01/03 20:22:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011年 九州一周 | 日記
2010年12月27日 イイね!

難読郷土料理

難読郷土料理 【2010年12月27日 13時55分/鹿児島県鹿児島市吉野町】

鹿児島市の中心部を抜けて、車は鹿児島湾沿いの磯地区へ。
夏場には海水浴客で賑わうであろうこの地域も、さすがに冬場の時期はひっそりとした雰囲気に包まれています。

海沿いのやや幅員が狭い道を走ってくると、突然道の両側に店が立ち並んでいる地域があります。
ここが磯地区の中心的な地域なのかと思いますが、これらの店で供されている郷土の名物が「両棒餅」。

「両棒餅」と書いて、「ぢゃんぼもち」と読みます。

写真のように、小さな一口大の餅に二本の竹串が刺さっています。餅は焼きたてで香ばしく、甘いみたらし風の素朴な味わい。

ちなみに「ぢゃんぼ」はJumboという意味ではなく、元々は鹿児島弁の訛りに由来しているそうです。上級武士の二本の脇差し、つまりは二本の刀を「両棒(りゃん-ぼう)」と言っていたのが、訛って「ぢゃんぼ」になったとか、ならないとか。

この地にあった藩主・島津公の別邸にもおさめられたという、由緒ある郷土料理である「両棒餅」。
「元祖 中川家」さんでいただいてみましたが、香ばしい餅はとても美味しく、1人前12個を2人でペロリと平らげたのでした。


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Posted at 2011/01/03 13:11:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011年 九州一周 | 日記
2010年12月27日 イイね!

行政の効率化

行政の効率化 【2010年12月27日 13時40分/鹿児島県鹿児島市泉町】

鹿児島市の中心部を走行中、ふとカーナビゲーションのモニターに表示された“ある施設”を見て、これはぜひ写真を撮っておこうと、回り道をすることに。

その施設というのが、写真にある茶色い建物。

これは十島村の役場本庁舎です。

十島村は鹿児島県のトカラ列島を行政区域する地方自治体。7つの有人島と5つの無人島から成り、人口は2010年11月の時点で610人ほどという小さな村です。

本土の鹿児島市からは、最も近い口之島までで204km、最も遠い宝島までは334kmも離れています。村の両端にあたる口之島から宝島までは130kmほどの距離があるわけで、この間にある各島と本土の間は村営の「フェリーとしま」が結んでいます。

この十島村ですが、役場の本庁舎は自らの行政区域外となる本土の鹿児島市内に置かれています。
もともとは中之島にあったそうですが、1956年の4月1日に鹿児島市内へと移転しています。これは各島の住民間における利便性などの不公平解消と、行政活動の効率化を図るためとのことで、同様の事例としては三島村も鹿児島市内に役場本庁舎を構えています。


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Posted at 2011/01/03 12:14:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011年 九州一周 | 日記

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