• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

NorthStarのブログ一覧

2008年06月25日 イイね!

"泣き言"の前にするべきこと

"泣き言"の前にするべきこと私は仕事の合間などに色々なニュースサイトを閲覧しています。
全国的なもののみならず、地方のニュースサイトもマメに見ているのですが、私が育った北海道十勝地方の話題で気になるものを見つけました。

●地方の崩壊-政治不況|危機募るホテル・旅館業界
十勝毎日新聞社  2008年6月21日

地方の疲弊が叫ばれる今日、北海道十勝地方のホテル・旅館業界が悲鳴を上げているという内容です。

特に十勝地方の中心である帯広市は、帯広駅前にここ数年で多くの全国チェーンホテルが進出を果たしました。

その昔は市内で全国チェーンホテルといえば「東急イン」しか無いような状況でした。
その後しばらくして「ワシントンホテル」が進出、さらにここ数年では「ルートインホテルズ」「東横イン」「リッチモンドホテルズ」が相次いで駅前に進出、すっかり帯広駅北口の様相が変化しました。

対して地元で老舗と言われたホテルは苦戦が続き、倒産のニュースも耳に届いたホテルがあります。

先に紹介した記事では地元業者の「大手資本による地元からの収奪構造が生まれている」というコメントを紹介していますが、十勝出身の私からしても「何を言ってるんだろう」という呆れた印象があります。

もうひとつ「コストダウンの努力もしているが太刀打ちできない」というコメントも紹介されていますが、これなどは北海道のサービス業が決して高いレベルにないことを自ら言い表しているという感じがします。

実際、私も全国各地を訪れて一年のうち4分の1から3分の1はホテルで過ごしていますが、ホテル選びの基準は「全国チェーンか否か」ではありません。
確かに全国チェーンも多用していますが、一方で全国チェーンが存在している場所でも地元資本ホテルを常宿としているところもあります。

こうした傾向は決して私だけではないようで、それこそ「十勝24時間レース」などで帯広を訪れるモータースポーツ関係者の中には、ある地元のホテルを大変気に入って何年にも渡って使い続けている人もいます。

それには勿論理由があるのですが、このようなユーザーニーズを十勝地方の多くのホテル業界関係者は理解していないのでしょう。
もちろん安いにこしたことはないですが、ハードウェア/ソフトウェアともに独自のサービスや工夫を見つけて気に入ったならば、別に全国チェーンではなくてもお客さんはやってくるはずです。

また、記事では十勝川温泉の関係者も悲鳴を上げているという内容がありましたが、私にしてみればこの温泉街こそ全く何もわかっていないとしか言いようがありません。

数年前に私も取材であえて十勝川温泉に宿泊してみましたが、あまりのサービスレベルの低さに閉口しました。
温泉そのものはモール泉という美肌効果の高い大変良いもので、女性をはじめ誰にでもお薦めしたいものですが、宿泊を伴うと温泉の良さが半減以下になってしまいそうな気がします。

延々と地元批判の内容になり、気を悪くされる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、地元の事情を知っている上で全国を訪れている身であるからこそ、十勝地方のホテル・旅館業界関係者には「泣き言を言う前にやるべきことをやってほしい」と思うのが正直な気持ちです。

※写真はイメージ(ホテルルートイン輪島)であり、本文の内容は一切関係ありません。
 
>> 「第15回 十勝24時間レース」 公式サイト
>> 「第15回 十勝24時間レース」 公式ブログ
Posted at 2008/06/28 22:43:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2008年06月24日 イイね!

ネットワーク大修理

ネットワーク大修理先の週末は出張が無かったので、この間を利用してふたつのメンテナンス作業を行いました。
今週末からお盆までは出張続きとなるので、出張中のトラブルを未然に防ぐためにも丁度よいタイミング。

ひとつは3月に購入して以来、撮影業務のメインカメラとして使っている「Canon EOS 40D」をメンテナンスセンターに送付。
先のスーパー耐久における撮影中にトラブルの予兆が発生したので、点検と部品交換を依頼しました。なにしろ競技会の取材では一大会あたりの撮影カット数が膨大であるため、一般的な使い方よりも相当に酷使され、消耗が早いのも事実ですからメンテナンスは大切です。

そしてもうひとつがデスクワークから出張までをこなすメインPCの「Panasonic Let'snote」。
私が使っているのは2003年秋に購入したものですが、まだまだ現役で何の不自由もなく使用しています。
こちらは何かトラブルが発生したわけではないのですが、動きを軽くする事を主眼にリカバリーをかけて中身を整理しました。

23日の夜から始めたPCのリカバリー作業。リカバリーの基本作業を夜のうちに終え、24日には各種設定やデータの復旧を行う予定でした。

しかし。

24日になると、なんと事務所からインターネットへの接続が全く出来ない状況に陥ってしまいました。これは社員嬢のPCからも同じ状態ゆえ、リカバリー作業とは別の原因が考えられます。

色々と調べていくと、どうもルーターがトラブルの原因であると分かりました。
このルーター、既に使い始めて6年近く経っていますから、故障してもそれほど不思議な事ではありません。

そこで急遽、新しいルーターを購入。タイミング的に私のPCはリカバリー直後の状態だったので、ネットワークの再構築に少々時間を要する展開となってしまいました。

まぁ何とか夕方過ぎにはネットワーク環境も復活、夜にはPCの設定もリカバリー前の状態に無事復旧。
ここまで比較的前倒しで制作作業などを進めていたので、ネットワーク障害の影響がほとんど無かったのは不幸中の幸いでした。

それにしても2000年くらいまではパソコンの"パの字"もわからなかった自分が、こうして一人で何とか出来るようになったのは自分でも不思議な感じ・・・。
別にパソコン教室に通ったとかではなく、周囲の詳しい方々にも助けられながらの"独学"に近いレベルの知識ではありますが(^^;。
 
>> 「第15回 十勝24時間レース」 公式サイト
>> 「第15回 十勝24時間レース」 公式ブログ
Posted at 2008/06/26 01:06:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2008年06月23日 イイね!

勝利の方程式

勝利の方程式私もナンダカンダでモータースポーツに携わるようになって15年以上経ちますが、近年は"伝える側"として取材やインタビューを重ねている中で、「強さとは何か」というものが段々見えてきたような気がします。

それはタイトルにもつけた「勝利の方程式」があるか否か。
このフレーズに似たものはスーパー耐久では常に強いチームを率いることで知られる鈴木哲雄氏のガレージ"SHIFT(シフト)"さんのウェブサイトなどでも使われています。

レース、特にスーパー耐久は「チームの総合力」が勝負を分けると私は常々思っています。レースの要素としてはマシンとドライバーの速さが最も注目を集めるところですが、例えどんなにお金をかけて作ったマシンに超一流として名を知られるドライバーを乗せたところで、勝ち続ける事は難しいでしょう。

耐久レースは一見、その時々にステアリングを握っているドライバー同士の戦いに見えるかもしれません。しかし実態は完全な"団体競技"であり、チームの強さが好成績に間違いなくつながってきます。

チームの強さとは何か。
スーパー耐久なら、信頼性が高く速さを兼ね備えたマシンがあること。
一発の速さも重要ですが、コンスタントラップを刻みマシンを労る走りが出来るドライバーがること。
そしてここからが重要ですが、監督はもちろん、メカニックやチームマネージャーといったスタッフ全ての能力も「チームの総合力」を構成する大きな要素になってきます。

もちろん単に"勝つ"ということだけに拘れば、どこかを特化させたり運が味方につくなどして優勝を飾る事も可能ではあるでしょう。
しかしそれはいわゆる"タナボタ"のようなものであり、真の強さなのかどうかを見極められなければ大きな勘違いに陥ってチームの成長が止まってしまう恐れがあります。

例えば強豪チームの真似をして綿密な作戦やシミュレーションを行ってレースに臨んだとします。もちろんこうした"頭脳戦"は今や欠かせない要素ですから、この分野の能力を伸ばす事はとても重要。
しかし、裏打ちの無い作戦やシミュレーションは、単なる"空想"や"妄想"に過ぎません。

その"空想"や"妄想"が現実の中で破綻したときにどうするか。また"空想"や"妄想"にしないために、いかにそれを実践するだけの能力をチームが持てるのか。

こうなると、チームを全体として高いレベルに造り上げるための能力がとても重要になってきます。
それは人材育成であり、資金調達であり、創意工夫であり、とにかく時間と手間がかかるもの。代表者や監督といったチームの首脳陣には、チーム育成を図って総合力を高め、本当の"強いチーム"を創るという大きな使命があるわけです。

「ここでこうなって、この時にこうして・・・」と作戦を考えるばかりでは、先にも言ったように妄想に過ぎない可能性があります。
なぜこうなるのか、どうしてそうするのか、といったことを、他力本願的な要素ではなく、自分のチームの力で裏付けられなければなりません。

ドライバーやチーム関係者など、実に多くの方々と交流させていただき、インタビューなどでお話しお聞きしてきた中で、重く受け止めた言葉があります。
それはある一流ドライバーさんの言葉ですが、「チームに対して不満は無い。ただしより良くするための希望や要望はどんどん言う」というもの。

チームを構成する一人一人が前向きな成長指向を持っていることと、明確なビジョンを持って牽引する首脳陣がいれば、少なからず時間は要するでしょうが最終的に高い総合力を持ったチームが出来上がり、強豪として名をはせることになるのだろうと思っています。

スーパー耐久シリーズもいよいよ次は「十勝24時間レース」。
総合力の高さを色々な形で見せるチーム、自らを高めようと努力するチーム、総合力不足で涙を呑むチーム。
モータースポーツの厳しさ、そして醍醐味が明確に現れる、それが24時間耐久という舞台であると思います。

フォトギャラリー|2008 スーパー耐久シリーズ 第3戦
 
>> 「第15回 十勝24時間レース」 公式サイト
>> 「第15回 十勝24時間レース」 公式ブログ
Posted at 2008/06/26 00:35:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2008年06月22日 イイね!

消えゆくライフライン

消えゆくライフライン出張から帰って以降、仕事の合間を見て出張中にあまり目を通せなかったニュースサイトを見ています。

その中で、もう数日前の記事になってしまいましたが、気になる報道がありました。

●北海道中央バス、札幌市内9路線を12月廃止
NIKKEI NET (日本経済新聞)  2008年6月12日 更新

北海道で最大手のバス事業者「北海道中央バス」が札幌市内の営業路線廃止を決めたというもの。
それだけ聞くと、昨今全国どこにでもありそうなニュースですが、事情を細かく見ていくと考えさせられる内容でした。

まずこのニュースを知る前提として知っておくべきは、札幌市には「交通局」があるということ。
そして現在は地下鉄と路面電車を運行していますが、2004年3月までは路線バスの運行も行っていました。

全国的に地方自治体の財政難が深刻化するなか、公営事業の民営化や民間企業への業務移譲が進められています。公営事業、特に交通機関のようなサービス業の色合いが濃い分野は民営ならではのメリットが少なくありません。
まず公営特有の高い人件費等による高コスト体質からの脱却。そして競争原理に基づくサービス向上などが挙げられます。

このような背景により札幌市から路線移譲を受けたのが「北海道中央バス」でした。
そして今回の廃止対象路線は、まさに「交通局」から移譲された路線ばかりなのです。

これらの路線は元々赤字で、民間移譲されても公的な補助金を受ける事で運行を続けてきました。
しかし毎年1億円を超える赤字を計上しており、昨今の原油高による運行コストの高騰も影響して廃止やむなしという結論に至ったようです。

ところが沿線には高校がいくつかあり、通学の足として唯一のバス路線でもあるようです。尤も、高校生は乗車需要はあるものの大半が通学定期券を利用するので、バス事業者的には収益率はあまり高くありません。さらに夏期は自転車通学生が増えるためにバスを利用する学生は減ってしまう事でしょう。

こうして見てくると、今回のニュースには二つの考えさせられるポイントが存在しています。
ひとつは「公共交通機関は公営よりも民営に任せるべきなのか」。
二つ目は「これからの地方における公共交通機関の存続をどう図るか」。


私のブログでも過去に何度も記していますが、高齢化社会の更なる進行はモータリゼーション一辺倒の社会、特に地方での生活に大きな課題となることは間違いありません。

サミット開催もあって、環境保護的な意味合いで自動車主体の生活から脱却しましょうという声が高まっていますが、高齢化社会の進行により否応なしにそうならざるを得なくなる日がやってくると思います。

高齢者が被害者と加害者の両方になる事故の増加。
体力や認知力などの衰えによる自動車を運転することの危険性の増加。
原油高騰などの一方、収入の不安定さによる高齢者の自動車所有の難しさ。

ところが現状、面積的に日本のごく僅かを占める都市部を除いては、全国的に自動車がなければ生活がままならないという地域が大半を占めています。
通勤などはもちろん、買い物から通院まで、自動車無しには何もできないというところは決して珍しくありません。

このままの現状を放置しておくと、20年後くらいには一層深刻な大きな社会問題となっているように思えます。

せめて市制となっている自治体については、ある程度のエリアは公共交通機関のみでも生活出来るような体制にしなければならないと考えます。

都市と都市を結ぶために兆単位の道路特定財源を使って高速道路ネットワークの整備に勤しもうという政治家と官僚たち。
その官僚は同じ公共交通機関でも個人タクシーで悠々と帰宅、車内ではビールやつまみを提供されたり、中には現金や商品券を受け取った輩までも存在する。
政治家たちは公共交通機関といえばせいぜい飛行機のファースト&ビジネスクラスか、新幹線や特急のグリーン車。あとは黒塗りセダンのリアシート。

そろそろ"土建国家"からの脱却を真剣に考えなければ、日本は今以上に住みにくい国になってしまうような気がします。
公共交通機関の維持に対しては、お金の使途や営業努力をきちんと監視・評価する仕組みを整えた上での補助金投入は必要なことではないかと思っています。
 
>> 「第15回 十勝24時間レース」 公式サイト
>> 「第15回 十勝24時間レース」 公式ブログ
Posted at 2008/06/25 22:31:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2008年06月21日 イイね!

計画立案。

計画立案。6月も20日をすぎて、7月の声が聞こえてくるようになりました。

ということで、少々早いような気もしなくはないですが、事務所にあるホワイトボードの予定表カレンダーを6月は27日以降を残して7月に書き換えました。

5月中旬からこれまでは、比較的出張が少なくスケジューリングに余裕を感じられるものでした。
しかし6月下旬からは様相が一転、お盆までかなりタイトなスケジューリングとなっています。

そして7月といえば夏恒例のビッグイベントとして「第15回 十勝24時間レース」が控えています。
さらにその前週には同じ十勝地方で「Rally Hokkaido」が催され、こちらも盛り上がりが期待されるところ。

ともに私にとっては取材対象イベントであり、かつ「第15回 十勝24時間レース」については"大会公式ブログ"でのリアルタイムレポート運営など重要な仕事も担うことになります。

そういえば7月といえば「北海道洞爺湖サミット」が7日から9日にかけて開催されます。
実は私が北海道に降り立つのはサミット開催期間中なのですが・・・。
時間があれば「新千歳空港」で一般の航空機に加えて、首脳専用機などの写真も撮影出来ればと思ったりもするのですが、やはりこのご時世ゆえに空港に近づくのも困難を極めそうですよね・・・。
 
>> 「第15回 十勝24時間レース」 公式サイト
>> 「第15回 十勝24時間レース」 公式ブログ
Posted at 2008/06/25 07:46:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記

プロフィール

各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

office North-Star業務雑記帳(FC2) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/08/12 00:27:49
 
ADVAN Motorsports 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/08/12 00:27:30
 
NINJA TOOLS 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2007/09/17 19:46:48
 

愛車一覧

日産 フーガ 日産 フーガ
三菱ディアマンテ30M-SE、Y50型日産フーガ350XVに続く、三代目の“社用車1号機 ...
フォルクスワーゲン パサート セダン フォルクスワーゲン パサート セダン
マツダRX-8、三菱ランサーエボリューションVII GT-Aに続く、三代目の"社用車2号 ...
日産 フーガ 日産 フーガ
二代目となった"社用車1号機"。 日産フーガ350XV、ボディカラーはダークブルー。 ...
三菱 ランサーエボリューションVII 三菱 ランサーエボリューションVII
マツダRX-8の後継として導入した「社用車2号機」。 三菱ランサーエボリューションVII ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation