• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

NorthStarのブログ一覧

2009年05月06日 イイね!

VICS効果

VICS効果いよいよ大型連休も最終日。
この連休中は「ETC休日特別割引」の影響で、日本各地の高速道路などで激しい渋滞が発生したことが話題の中心でした。

約5千億円の税金を投入して実行されている緊急の経済対策としては、観光客の増加につながった地域もあるようで一定の効果はあると評価もされているようです。

もちろん今回の政策には多くの問題点も見えています。

まず、この措置は税金を投入した結果であり、今では民営化された各高速道路会社の企業努力による値下げではないこと。
そして現状では、あくまでも向こう2年間の暫定的な措置であり、諸外国よりも割高である日本の高速道路の問題点を抜本的に解決しているものではない点です。

そしてもう一つ、環境負荷の増加も現実になっています。
一時期は京都議定書による二酸化炭素排出量の削減が声高に叫ばれていましたが、今ではすっかりその声はかき消されているような状態にあります。


さて、実際の生活面では渋滞は大きな経済損失の元であり、毎週末このような「これまで予想できなかったような混雑」が発生すうる可能性があるわけです。

そこで私は先に社用車1号機(日産フーガ 350XV)に、ディーラーオプションの「VICS(ビーコン)対応キット」を装着しました。

VICSとは"道路交通情報通信システム"の略称で、財団法人道路交通情報通信システムセンターが情報の提供主です。
しかしその提供方式には複数があり、少々ややこしいのが現状です。

「光ビーコン」「電波ビーコン」「FM多重放送」「地上デジタルラジオ」の4方式であり、それぞれカーナビゲーションなどには対応装置が必要となります。

社用車1号機(日産フーガ 350XV)の場合、標準装備のカーナビゲーションには「FM多重放送」の受信システムは備わっています。

そして今回装着したオプションによって、光&電波の2方式にも対応するようになりました。

この結果、走行中に得られる情報量が増えました。
特に高速道路や主要幹線道路では、設置されている発信装置の脇を通るたびに、その先の渋滞状況などの情報を取得してモニターに割り込み表示をさせることができます。

基本的に表示されるのは、都市高速道路などでもお馴染みの簡易マップ状渋滞情報。
これが通常は道路に設置されている情報案内板のみで知ることができるのですが、より高い頻度で確認できるようになります。

また所要時間情報も便利。
情報そのものの精度と速報性も高く、場所によっては車両に装着されたビーコンユニットの個別IDを認証して、そのIDの車両が特定の区間を移動するのに要した時間をデータ化して渋滞や所要時間情報に反映させているケースもあります。

このような情報を得られることで、ルート選定の幅を拡げることができます。
またナビゲーションの経路設定も、得られた渋滞情報を自動的に反映して短時間で到着できるルートを案内してくれることも便利なシステムです。

装着からこれまでの間に具体的な「VICS効果」による時間短縮を感じたことはありませんが、そう遠くないうちに「装着しておいて良かった」と思うことがあるでしょう。
なぜなら、以前から装着してある社用車2号機(三菱ランサー・エボリューションVII GT-A)では、そのようなことが何度かあったからです。
 
Posted at 2009/05/09 22:40:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2009年05月05日 イイね!

郷土の"持ち味"

郷土の"持ち味"大型連休も後半、相変わらず全国各地の高速道路は激しい渋滞が発生しているようです。

帰省や観光に出かけている方が多いようですが、やはり訪れた地での楽しみといえば「その土地の名物を食べる」こと。
なんとなくこの連休は「四国に"うどん"を食べに出かけた」というような、"グルメツアー"を楽しんでいる方が多いように感じます。

そんな中で目に留まったニュースがひとつ。

●銀座に山形県アンテナショップ - 人気シェフが手がける伊レストラン併設
銀座経済新聞  2009年4月30日

私のブログでも2008年10月13日付のエントリで記しましたが、東京には全国の都道府県が「アンテナショップ」と呼ばれる店舗を多く出店しています。

観光や特産品・産業のPRが目的ですが、中には本格的な飲食施設を備えているお店もあります。

そして最近になって都内でも銀座エリアが「アンテナショップの激戦区」となっており、各店舗はあの手この手でPRや拡販につとめています。

そんな激戦区に殴り込んできたのが山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」。
特産品の販売や観光案内機能に加えて、本格的な飲食施設を売り物にして、この地に移転オープンしました。

しかし・・・。

その飲食施設というのがイタリア料理のお店。
もちろん素材には山形産の海や山の幸を使っているそうですが、どうにも"イタリアン"というのが残念でなりません。

メニューを見ても当然イタリア料理が並んでいるのですが、私などは山形というと「いも煮」に代表される郷土料理をぜひ味わってみたいという思いがします。

2008年9月26日付のエントリにも記したように、郷土料理を題材とした取材で山形県を訪れた際には、意外にも「いも煮」を食べさせてくれるお店を探すのに苦労しました。
それだけ地元に根付き、思い思いのスタイルで食べるものということなのでしょう。
だからこそ、本当の意味での郷土料理であり、味わってみたいと思ったのです。

ところが残念ながらこの度オープンした「おいしい山形プラザ」では、いも煮を味わうことは叶わないようです。

無理に東京だからといってお洒落を装うのではなく、地元が本来持っている"持ち味"を訴求するような店にしたほうが良かったと思うのは、私だけでしょうか?

最後にいくつか、これまで全国各地を訪れて美味しいと思ったお店をご紹介しておきますので、ぜひこちらもご覧ください。

北海道帯広市|帯広市畜産研修センター
山形県山形市|山寺 風雅の国
福井県敦賀市|まるさん屋
岐阜県高山市|京や
愛知県名古屋市|どての品川
 
Posted at 2009/05/07 20:52:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2009年05月04日 イイね!

奇跡の再会?

奇跡の再会?九州出張から帰って以降、大型連休中はすっかり"引きこもり"の日々が続いています。

さすがに日本全国のあちこちが真っ赤になっている道路交通情報を見て、遠くに出かけようという気は起きません。
しかしながら晴天ということもあり、ちょっとした気分転換に外の空気を吸いに出かけてみることにしました。

向かった先は「東京国際空港」。
近隣のスポットで飛行機撮影を少しばかりやってみたのですが、今日は帰省していた社員嬢が東京に帰ってくるというので、空港で合流することに。

搭乗便の到着時刻に合わせてターミナルビルへ。
待っている間に車内から外を眺めていると、路線バスや民間駐車場の送迎車に混ざって、一般客の出迎えと思われる車も頻繁に出入りしています。

そんな中で目に留まった一台が。
前期型のマツダRX-8、ボディカラーはウイニングブルー。

「あ~、旧・社用車2号機」と同じだなぁ・・・。」

なんて思いながら近づいてくる様子を更に見ると、ホイールはノーマル標準の16インチを装着しています。
ということは類別はスタンダード仕様と推測され、ますます以前所有していたモデルと同じ条件が揃ってきます。

とはいっても、そんなに"稀少車"という類の車でもないので、それほど気にせず見続けていたのです。
サイドビューからリアビューが目に入ってくるまでは。

なんと(?)、この車のトランクリッドに、TVのアンテナが装着されているのが確認できました。

もしかしたら・・・、まさに私が以前所有してた個体そのものだったかもしれません。

2004年12月にマツダディーラー系の中古車センターで購入した、旧・社用車2号機
標準仕様のド・ノーマル、ミッションは5速マニュアル。
残念ながらメーカーオプションのカーナビゲーションが未装着だったので、購入時にディーラーオプションのHDDナビゲーションを装着してもらいました。

その時にリクエストしたのが、TVアンテナの装着方法。
まずアンテナそのものは受信感度に優れるロッド式として、ガラスアンテナは使いませんでした。

更にアンテナの装着位置ですが、通常はリアガラス両端に両面テープで装着するところを、トランクリッドの水平面に装着したのです。
曲率の大きいRX-8のリアガラスでは装着した姿が少々不格好になってしまいそうな感じがしたための措置でした。

こうしてウチのRX-8はトランクリッドにTVアンテナが装着されたのですが、同じように装着している個体は未だに見たことがありません。
この点では非常に珍しい装着方法を採用しているのです。

おそらく今回見かけた個体は、以前私が所有していた車そのものではなかったかと思います。
関西方面の店に売却したのですが、東京都内のナンバーをつけていたので、再び東京に在住のユーザーに購入されたということでしょうか。

これまで、自分自身が乗っていた車に手放した後で偶然の再会を果たしたことは1回だけ経験があります。
それは私にとって最初の愛車である日産シルビア
売却から1年ほどして、偶然にも観光地の駐車場で再会しました。やはり"ちょっと珍しいディーラーオプション"を装着したことが個体識別の決め手になりました。

それ以降は、購入した車は基本的に全て乗り潰してきているので、久しぶりに今回は面白い体験をすることになったのでした。
 
Posted at 2009/05/07 03:10:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2009年05月03日 イイね!

BMW L7

BMW L7連休中ということでネタも乏しくなってきたので、最近購入したミニチュアカーの話題。

写真がそのモデルですが、HEKORSAが企画してリリースした「BMW 750iXL (E38/L7) "luxury"」です。
ドイツの名門「BMW」のフラッグシップが7シリーズ。先頃フルモデルチェンジを果たし、5代目となったモデルが日本にも上陸しています。

その7シリーズの中で、1994年にデビューした3代目にあたる"E38型"をベースに仕立てられたストレッチド・リムジンが「L7」。
メーカーの手でリムジン化され、もちろん正規ディーラーで販売されました。
ただし販売は日本をはじめとしたアジア、そして中東諸国に限られ、ビッグマーケットである北米や、お膝元の欧州ではリリースされませんでした。

7シリーズは2代目からホイールベースの異なる2種類のモデルをラインナップしています。
E38型も同様で、ホイールベース2930mmの標準仕様と、140mm延長して3070mmとした"L仕様"がありました。L仕様はリアドアを大型化していたので、特に真横から見るとシルエットの違いを感じられますが、それほど標準仕様との違いを強く感じさせるものでもありませんでした。

しかし「L7」は標準仕様に対して実に390mmもホイールベースを延長。この結果、Bピラーを太くした独特のシルエットとなっています。
ちなみにリムジンでは拡大したBピラーにオペラウィンドゥを設けるケースも少なくないのですが、この「L7」ではブラックアウトされていました。

もちろん390mmの延長分は全てリアシートの居住性向上に充てられています。
リアシートは中央に大型センターコンソールを据えつけ、左右席が完全に独立した仕様。ゆえにこの車の乗車定員は4名とされています。

リアには専用モニターや各種操作スイッチ、クールボックスや収納テーブルなどを完備。VIPが移動中に仕事をこなしたり、休息をとるのに最適な空間が用意されていました。

今回、この「L7」のミニチュアを購入したのは、珍しいモデルの数量限定販売であったことも理由のひとつですが、私自身がちょっとした思い出のある車だからでもあります。

「L7」が新車として日本の正規ディーラーで販売されていた当時のこと。
ある仕事の関係で、この「L7」を2日間自由に使える機会を得たのです。とはいえ本格的なストレッチド・リムジンですから、行く場所も選んでしまいます。

そこでちょっとしたお遊びをすることに。知人を誘い、疑似VIP体験をしてみることにしたのです。
要するに、一人は運転手となり、もう一人がリアシートの住人になってみる、と。
こうして、あちこち走り回ったり、それなりの場所を訪れたりして、なかなか経験する機会のない「ストレッチド・リムジンの世界」を味わってみました。
この時の経験は、私の中でリムジンというものへの造詣を深める結果になりました。

なおBMWのメーカー純正ストレッチド・リムジンは「L7」が今のところ最初で最後。
これは乗った身としてなんとなく理解できるのですが、実は余りリアシートの乗り心地が良いとは言えなかったのです。
やはりBMWはフラッグシップの7シリーズでも"走り"が身上のようで、安楽さが若干欠けているように思えました。特にスピードレンジの低い日本では尚更です。

ストレッチド・リムジンではありませんが、後日乗ったメルセデスベンツ600Sのリアシートに居心地のよさをより感じましたので、やはりBMWにストレッチド・リムジンは似合わなかったということでしょうか。
 

MiniCar|BMW 750iXL (E38/L7) "luxury"
 
Posted at 2009/05/06 03:49:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2009年05月02日 イイね!

復活への期待

復活への期待大型連休も折り返し。全国的にETC休日特別割引の影響で激しい渋滞が発生しているようですが、当方は大人しく"引きこもりの日々"を過ごしています。

ところで少し先の話になりますが、嬉しいニュースを見つけました。

それは青森と函館を結ぶ青函航路に関する話題。
この航路は2008年11月に「東日本フェリー」がフェリー事業から撤退、後を「道南自動車フェリー」が引き継いで現在に至っています。

そして東日本フェリー時代に大いに話題を集めたのが、2隻の超高速フェリー。
「ナッチャンWorld」と「ナッチャンRera」は双胴船ということでその先進性や短縮された所要時間、さらに豪華な居室空間と充実したサービスで、従来のカーフェリーの概念を覆すものでした。

しかし燃料の高騰や景気後退を受けて採算性が悪化、東日本フェリーの事業撤退を前に運航休止となってしまいました。

以降は海外への売却が検討されていましたが、世界的な経済状況の悪化に伴い売却も思うように進まず。
そうこうしているうちに、燃料費の高騰も鎮静化、さらには前述のようにETC休日特別割引の施行もあり、この夏は青函地域への観光客そうかも期待されています。

そこで去る3月からブランド名称を「津軽海峡フェリー」と定めた道南自動車フェリーでは、地元からの要望にも応えるかたちで「ナッチャンWorld」の復活を検討。

そしてこの度、夏期限定ながら復活に向けて運航認可の申請を行いました。

●【プレスリリース】「ナッチャンWorld」 期間限定運航!※認可申請中
津軽海峡フェリー 2009年4月24日

申請内容によると運航時期は2009年7月18日から9月30日まで。
基本は1日1往復、ただし8月1日~8月23日の期間中は1日2往復に増便されます。
青森~函館の所要時間は2時間45分、乗船定員は450人の全席指定でエコノミーとエグゼクティブの2クラスが設定される模様です。

運賃は東日本フェリー時代よりも若干値下げされているかもしれません。ちょっとこの点は記憶が曖昧なのですが、私が2008年7月に乗船したときはエグゼクティブクラスは大人1名が1万円だったような気がします。それが今回の申請では7千円になっています。
ただし船内サービスは簡素化されるとのことで、おそらくはエグゼクティブクラス専属のキャビンアテンダントやフリードリンクサービスは廃止されてしまうかもしれません。

あとは申請が認可されることに期待するばかりの「ナッチャンWorld」。
しかし残念ながら今年は「十勝24時間レース」が開催休止となってしまったので、北海道出張には自走で行くか悩むところ。

とは言え、宗谷&納沙布両岬への社用車1号機(日産フーガ 350XV)での到達という目標もあるので、「Rally Hokkaido」の取材後にちょっと早めの夏休みを設定してしまおうか・・・。
そうすれば、帰路で「ナッチャンWorld」を利用するスケジュールを組めますな・・・。
 

フォトギャラリー|ナッチャンWorld (東日本フェリー)
Posted at 2009/05/05 22:59:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 航空・鉄道・海運 | 日記

プロフィール

各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2009/5 >>

リンク・クリップ

office North-Star業務雑記帳(FC2) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/08/12 00:27:49
 
ADVAN Motorsports 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/08/12 00:27:30
 
NINJA TOOLS 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2007/09/17 19:46:48
 

愛車一覧

日産 フーガ 日産 フーガ
三菱ディアマンテ30M-SE、Y50型日産フーガ350XVに続く、三代目の“社用車1号機 ...
フォルクスワーゲン パサート セダン フォルクスワーゲン パサート セダン
マツダRX-8、三菱ランサーエボリューションVII GT-Aに続く、三代目の"社用車2号 ...
日産 フーガ 日産 フーガ
二代目となった"社用車1号機"。 日産フーガ350XV、ボディカラーはダークブルー。 ...
三菱 ランサーエボリューションVII 三菱 ランサーエボリューションVII
マツダRX-8の後継として導入した「社用車2号機」。 三菱ランサーエボリューションVII ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation