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2012年02月09日 イイね!

雪とたたかう力強さ

雪とたたかう力強さミニチュアカーにはいろいろなジャンルがありますが、マニアック度の高い世界と言えるのが“建設機械”という分野。国内では余り馴染みの無いコレクションジャンルかもしれませんが、海外ではこのジャンルのモデルで広く知られているミニチュア・ブランドも存在しており、緻密に再現されたモデルは思わず唸ってしまうほどの出来ばえを誇るものも少なくありません。

そんな中から私のコレクションに、初めて本格的な建設機械のミニチュアが加わりました。もちろんこれまでにも「トミカ」のように玩具としての色合いも濃いお手軽なモデルで建設機械を購入したことはありますが、今回のものはFIRST GEARというメーカーがリリースしている、より本格的な一品です。

写真がそのモデル。
KOMATSU(株式会社小松製作所)のモーターグレーダー、GD655・除雪仕様を1/50スケールで再現したダイキャストモデルであり、迫力ある大きさと重厚感、そして細部まで見事に実車を再現した出来ばえが素晴らしいものです。

このモデルは除雪仕様ということで、フロントの大型ブレードと、車体側面に排雪用のサイドウィングを備えています。ただし、海外仕様のためにサイドウィングは車体の右側に装備。もちろん日本仕様の場合は路肩へと排雪をするわけですから、基本的には車体左側面に備えられることになります。
また、モーターグレーダーの特徴的な動きといえる、フロントタイヤのリーニング機構や、アーティキュレイト機構も可動再現しています。さらにメインブレードやサイドウィングも実車同様の可動式となっており、除雪車ならではの排雪作業中のシチュエーションから、移動走行中の状態までを好みで再現することが出来るようになっています。

モーターグレーダーは、JIS(日本工業規格)において「主として機械の前進動作によって路面の切削、土砂などの整地、法面成形、溝堀りおよび路面掻き起こしなどをするように設計された機械」と定義されている道路機械の一種。ただし日本では除雪用としてのニーズも非常に高く、北海道や東北などの降雪地帯にお住まいの方々にとっては、路面の切削を行っている場面よりも、冬の道路除雪作業に従事している姿の方がお馴染みではないかと思います。

除雪車と呼ばれるものには、ロータリー式のものや、大型トラックの前面にブレードを備えたものなどの種類がありますが、グレーダーならではの作業といえば排雪に加えて路面の平滑化をメインブレードで行えるということでしょう。
近年はスタッドレスタイヤの義務化によって環境対応は進んだものの、一方で都市部などではミラーバーンと呼ばれる凍結路面が交通の大きな障害となっています。また雪の量が多くなると幹線道路などではワダチが深くほれてしまう事も珍しくなく、これも走行安定性を大きく阻害する要因となってしまいます。
こうしたシチュエーションにおいて、モーターグレーダー本来の機能である路面の平滑化が効力を発揮します。また、ブレードによっては平滑化のみならず、意図的に凍結路面の表面に溝切りを行うことも可能で、スリップ防止に有効的と言われています。

モーターグレーダーのオペレーターは熟練の技を持った人が多く、達人級になると1cm程度の精度で路面を平滑化することも出来るそうです。
ただ、近年は若手の人材も不足気味のようで、さらに地方自治体の財政難が輪をかけるかたちになってしまい、北国では除雪の担い手を確保することが将来的に大きな課題となってくることも間違い無さそうです。

MiniCar|FIRST GEAR コマツGD655 除雪仕様
 
Posted at 2012/02/13 21:36:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2012年02月08日 イイね!

マイルの使い方

マイルの使い方今や何かを購入する際にポイントが付与されるビジネスモデルはすっかり定着した感がありますが、その代表的なものと言えば航空会社が提供しているマイレージサービスではないでしょうか。アメリカで1980年代に生まれたと言われるマイレージサービス、日本でも1990年代の後半になって大手航空会社が相次いで導入したことからすっかり一般的になりました。

基本的には自社もしくは提携会社への搭乗実績に応じてマイルを付与し、搭乗頻度の多い上級顧客により上質なサービスを提供して囲い込みを図ろうというのが、このマーケティング手法の目的です。ただ、近年では搭乗実績のほかに、提携クレジットカードや店舗の利用でもマイルを付与することで、無料航空券などの特典獲得を目指す新規の顧客開拓と囲い込みという目的も強くなってきているようです。

国内の航空会社、中でもANA(全日本空輸)JAL(日本航空)の大手二社が提供しているマイレージプログラム。基本的な概要は両者の間で大きな相違点は見当たりませんが、よくよく詳細を見ていくと違いが見つけられる点もいくつか存在しています。

その違いのひとつとして挙げられていたのが、溜まったマイルの利用方法。
無料の特典航空券やアップグレードサービスとの交換は両者共通ですが、旅行商品の購入については両者で明確な違いがありました。具体的にはJAL(日本航空)の場合はクーポンへの交換を経て「JAL e トラベルプラザ」や「JALプラザ」を通じてツアー商品の購入に充てることが出来ました。しかしANA(全日本空輸)ではクーポンへの交換までは同様に出来たものの、そのクーポンは航空券の購入のみに使い道が限定されていたのです。

ところが、ここに来てANA(全日本空輸)はマイレージプログラムの制度変更を発表しました。

●~ANAマイレージクラブ~ 2012年4月からの新サービス導入・制度変更のご案内
ANA(全日本空輸)

4月1日からeクーポンの適用範囲が拡大され、ANAセールス株式会社が販売するANAスカイホリデーやANAハローツアーなどの購入にも利用することが可能になるそうです。これは溜まったマイルの使い道について、単純に選択肢が増える結果になりますから、歓迎すべき変更ではないかと思います。

私の場合は、ここ数年はすっかり飛行機はANA(全日本空輸)を使うようになりました。合わせて提携カードについても利用の中心としていますので、飛行機に搭乗する機会はとても少なくなっているものの、それなりにマイルも溜まる“陸マイラー”と化しています。

もっとも、航空会社のマイレージをはじめとしたポイント・マーケティングがここまで普及すると、こんな議論も活発になってくるようで……。

●マイレージサービスに代表されるポイント制に係る税務上の取扱い
国税庁

その昔は、あくまでもマイレージやポイントサービスは「おまけ」という見解だった国税庁も、ここまで普及・発展すると「疑似通貨」という意味合いが強まってきているために、とらえ方が変わってきているようです。
確かに、ANA(全日本空輸)で言えば交換レートの変更はあったものの、今でも溜まったマイルを直接、電子マネーに交換することが可能なのですから、現行法などが想定していない事態になりつつあるのかもしれません。
 
Posted at 2012/02/11 22:19:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 航空・鉄道・海運 | 日記
2012年02月07日 イイね!

初・シロコロ

初・シロコロモータースポーツは基本的にオフシーズンということで、出張も無く落ち着いた日々が続いています。
とは言うものの、来るべき2012年シーズンの開幕に向けた準備を着々と進めており、打ち合わせやら2012年の基礎となるべき制作作業に没頭している毎日。当然ですがデスクワークというか、パソコンとにらめっこする時間も長くなっており、言い換えるなら“引きこもり”に近い生活が続いているのであります。

そんな中で、ある方とメールをやりとりしていると、この日の夜にちょっとした会合というか、打ち合わせというか、要するに飲み会のようなお食事会のようなものが催されることが判明。さらに嬉しいことに、「時間あれば、来ます?」というお誘いもいただけたので、急遽の出撃となりました。

向かった先は平塚市。うちからは車で1時間ちょっとの距離、ノンアルコール派の私ゆえに社用車1号機(日産フーガ 350XV)で軽く移動して、駅周辺にあった上限1,000円のコインパーキングに車を入れたら、少々早着気味だったので車内で時間調整。

待ち合わせの時刻に指定された店に赴き、しばらくしてメンバー全員が集合。
なかなかの豪華メンバー、さらにゲストとして女性もお一人加わって、色々な話題で大いに盛り上がり。私を含めて全6人のうち、2人は“チャンピオン”の称号を持つアスリート。なかでも初対面の方は私にとってはあまり縁のないスポーツで王座を獲得している方だったので、お話しも興味深いものが多く楽しい食事会となりました。

ちなみにメニューは、シロコロがメイン。
第3回の「B-1グランプリ」で厚木シロコロ・ホルモン探検隊がゴールドグランプリに輝いたことから人気に火がついたメニューですが、平塚市にも上質で美味しいシロコロを提供している店がいくつか存在しています。

そんな中の一件に集まったのですが、初めて食べたシロコロはなかなか味わい深いものでした。さらに訪れた店はメニューが豊富で、シロコロ以外の焼き肉や一品料理はどれも満足いく美味しさ。
美味しい焼き肉をメインにいただいた後、帰り際には何故か某チャンピオンさんと餃子の王将でラーメンを食し、日付が変わるころに帰宅となったのでした。
 
Posted at 2012/02/11 21:29:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年02月06日 イイね!

開幕準備、加速。

開幕準備、加速。北国などからは大雪のニュースが届いていますが、カレンダーは既に2月に入っています。寒い日も続いているので、まだまだ“春”は遠い先のような気がしなくもないですが、着々と2012年のモータースポーツシーズンも開幕の日が近づいて来ています。
既にメジャーカテゴリーでは参戦体制の発表が行われたケースもありますし、開催カレンダーの方も最終的な微調整も概ね終わり、国内のみならず世界的に見たところでも2012年の本格的なシーズンインに向けた準備が整いつつあるという雰囲気になってきました。

我々のようにモータースポーツを取材する身においても、やはり開幕前にはいくつかの準備が必要になります。
例えば機材のメンテナンスで言えば、カメラ本体やレンズについてのクリーニングやオーバーホールをやっておきたいところ。さらにその前に必須事項としては、取材先のホテルを確保するという事務的な作業があります。

今年も日程を見ると、取材を予定している大会の中には大型連休などに開催されるものもあり、例年そうなのですが私の場合ホテルの手配はできる限り早めに済ませておくようにしています。ついウッカリ忘れていたりすると、それこそ直前になって大慌てしたり、取材先から遠く離れた不便なところで我慢せざるを得なくなってしまうこともあり得ますので、準備は早く済ませておくに越したことはありません。

そんなわけでこの日までに、お盆過ぎくらいまでの取材を予定している競技会について、ホテルの予約作業を概ね完了させました。基本的にはビジネスホテルのシングルルームで、私は未だにタバコを止められずにいますので喫煙可能な部屋を手配。
宿選びの条件はこれまでにも何度か記してきましたが、高速インターネット回線が部屋に備わっていて、VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)を利用できる有線接続タイプのものであればベストです。

さらに駐車場も必須条件。出来ればホテル敷地内に完備されていて、駐車スペースに余裕があればなお可。場所によっては駐車場の予約が可能な施設もありますが、これはとても利便性が高いので予約の際には優先的に空室を検索する対象となってきます。
あとは周辺環境として、コンビニエンスストアが近くにあるとやはり便利で良いですね。ハードウェア面では一定以上の清潔さがあり、出来れば部屋そのものというか、テーブルの面積が大きめであればパソコンや周辺機器を拡げやすいので快適に仕事も出来るというものです。

概ね、毎年のように通っている取材先については“常宿”に近い施設もありますので、これを優先的にチェック。結果的にほぼ全ての取材予定先で希望の施設を予約することが叶い、まずは出張の基盤をしっかり形作ることが出来ました。
また、今年初めて訪れる地というのもいくつかあるのですが、それについては条件に合いそうなホテルをいくつかピックアップして、あとは施設の詳細をホテルのウェブサイトで確認したり、宿泊経験者の評価を覗いてみたり。こちらについても、満足出来そうなホテルを確保出来ましたので、まずはシーズンインに向けて一安心と言ったところです。
 
Posted at 2012/02/10 23:35:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年02月05日 イイね!

巨大なウィングとエアインテークは伊達じゃない

巨大なウィングとエアインテークは伊達じゃない去る1月の下旬には、2011年のうちに予約を入れておいたミニチュアカーの新製品が立て続けに手元へと届きました。
順次ご紹介していこうかと思っていますが、まずは本ブログではすっかりお馴染みのRAI'Sの製品から、栃木県警察の高速道路交通警察隊に配備されたスバル・インプレッサWRX STiです。

鹿沼市に本隊を置き、那須と上三川(宇都宮市)に分駐隊を構えている栃木県警察の高速道路交通警察隊。県内には東北自動車道という日本の大動脈が一本通っていますし、さらに北関東自動車道も全面開通を果たしており、これら高速道路上での事故防止や安全の確保に日夜勤めています。

そんな中で2003年から2004年にかけて合計10台が警察庁の予算で調達された、インプレッサWRX STiの制服仕様パトロールカー。栃木県警察には2004年度調達分の1台が配備されましたが、前年度配備との間でベース車両が改良を受けたため、いわゆるE型と呼ばれるモデルになっています。

基本的には市販車をベースに、白黒ツートン塗装を施して、赤色警光灯や無線装置、サイレンアンプなどのアイテムを架装して仕立てられた同車。巨大なリアウィングとボンネット上のエアインテークが特徴なのはノーマル市販車と変わりませんが、やはり白黒ツートンのカラーリングでは若干のミスマッチ感も覚えてしまうところ。
さらに足元にはゴールドのアルミホイール、もちろんこちらも純正装備ゆえにパトロールカーとなっても取り外されているようなことはありません。なお、E型への変更でハブが新しくされ、PCDがD型までの100mmから114.3mmへと拡大されて耐久性の向上が図られたことは、当時のインプレッサ・ユーザーから社外アルミホイールの選択肢が増えることも相まって歓迎されていたことを覚えています。

ところでインプレッサの警察車両ですが、初代は4WDが重宝がられて北海道警察では小型無線警ら車としての採用事例がありました。二代目になってまずは埼玉県警察がWRX STiを交通機動隊に導入。これは県費による独自調達で、制服仕様と覆面仕様が配備され、RAI'Sでも制服仕様と覆面仕様のそれぞれがモデル化されています。また、千葉県警察でも県費導入で覆面仕様が配備されていました。

そして今回ご紹介する国費導入となる訳ですが、2003年導入分についてもRAI'Sでは山口県警察への配備車両がモデル化されています。
その後は交通取締用としての配備例は無いようですが、一方で捜査用覆面車両として二代目の後期型、いわゆる“鷹の目”が大量に全国に配備されました。もっともこれはSTi仕様ではないWRXだったので、巨大なリアウィングは備えられていません。さらに三代目についても4ドアのアネシスが捜査車両として大量に導入されており、現在につながる警察車両に置けるスバルのシェア拡大の一翼を担う存在となっています。

なお、栃木県警察の高速道路交通警察隊と言えば日本で唯一、ホンダNSXや日産フェアレディZのVersion NISMOを配備していることでも知られています。目立ち度で言えばこれらスポーツモデルの方が圧倒的に上となるため、意外とインプレッサは存在感が薄いような気もする一台だったりします。

MiniCar|RAI'S スバルインプレッサWRX STi 栃木県警察高速道路交通警察隊車両
MiniCar|RAI'S スバルインプレッサWRX STi 埼玉県警察交通部交通機動隊車両
MiniCar|RAI'S 日産フェアレディZ Ver.NISMO 栃木県警察高速道路交通警察隊車両
 
Posted at 2012/02/10 23:06:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記

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