スペアスイッチホールカバーを利用したスイッチの増設

当方のカスタムは、純正オプションの後付けに限らず、社外品を増設する際も標準装備や純正オプションと勘違いするレベルの自然さでの多機能化を心がけています。

ですが、諸氏のかっこいい加工例を見ると「如何にも後付け的な加工」もしちゃいたくなります。

今回は「いつかは使いたいな」と保管していた僕的に好みの社外スイッチ を使って目立たない場所にスイッチ設置することにしました。

今回の作業は実際は過去に「見えない場所やし」ってやっつけ仕事で設置していたスイッチの換装です。
ちょっとしたきっかけで、目的のスペアスイッチホールカバーの品番を真面目に調べる気になり、品番が判明・入手できましたので着手しました。
品番が判明したスペアスイッチホールカバー
純正品番:55539-52060
他のスペアスイッチホールカバーとは異なり、化粧面はフラットで背面も簡素な造形でスイッチ用の加工に向いています。

＊わざわざスペアスイッチホールカバーにスイッチの増設加工をするのは、不可逆な加工が好みではなく、簡単に交換が可能なパーツを加工することでいつでも新車状態に戻せるからです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2430943/car/1947579/10895380/parts.aspx

使ってみたかったスイッチは
エーモン 1578 (廃盤品番)/ 3210 (現行品番)
です。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2430943/car/1947579/10894054/parts.aspx

いきなり加工完了
ですが、ただ単にホールソーで穴を開けただけではありません。

エーモン 1578 はパネルに丸穴を開けて正面から差し込んで背面からネジ締めて固定する仕組みです。
取付穴径は約16Φですが、背面から締め込んでくるパーツの径は約18Φ。
なので、まず化粧面を下に向け18Φのホールソーで背面のリブのみをカット（僕は18.5Φのホールソーを使用）
次に18Φの加工と同軸で16Φのホールソーで化粧面に穴を開ける必要があります。

＊写真は18Φのパーツを緩めた状態でスイッチ本体・固定パーツ・リブそれぞれのクリアランスを確認しやすくしています。

G'sでは選択できないMOPナビを選択したノーマルプリウスならUSB端子が設置されているセンターコンソールBOX内の空きスペースに設置しました。

このスイッチは運転支援系の装置を除く後付けした主要電装品を一括してノーマルに戻す複層化したスイッチのマスタースイッチの機能を持たせています。
通常は常時ONなので、コンソールBOX内を照らしてくれるオマケ付きで加工に満足しています。

＊電装（特に灯火関係）は法規に従い加工・設置しており、陸運局の確認の元、正規ディーラーで車検を受けています。
ですが、出先の他府県でのトラブルで頼ったディーラーで「他所はどうか知らんがうちでは違法」と言われたら大変です。特に陸運局が休みの日など。
そう言った事態に備えノーマル化出来る機能を組み込んでいます。