白河から新潟へ国道289号

先週末、新潟へ旅行に行ってきました。目的はいろいろ。
ルートはこんな感じです。

国道289号は八十里越が未開通なので、新潟福島県境は252号と290号を使って迂回します。

白河から出発し、まずは甲子道路。
以前はここも自動車不通国道で、甲子道路の開通で通れるようになりました。
工事は難航し、その片鱗を今でも見ることができます。

おそらく、日本一目立つ廃洞門だと思います。
というのも、トンネル掘削後に地殻変動により多数のトンネルと橋梁を廃棄しなければならないのでした。
甲子トンネル開通後も、鉱物の影響によって路盤が隆起したり……ドラマティックです。

さて、その後会津を抜け駒止峠を抜け、見えてくるのは田子倉ダムです。

只見川沿いは巨大なダムがいくつかあり、これはそのひとつです。とにかくデカい。
奥只見ダムはもっと大きいのですから、いつか行ってみたいです。

下流ではトラスが解体中でした。去年の大雨の影響？

その後六十里越を抜けて(過酷な道でした)いき、三条市を抜けて新潟市へ。
新潟市内をはしる県道3号線はかつての国道8号で、阿賀野川には国道以来の鉄橋がかかります。




泰平橋。昭和14年内示の昭和28年完成です。
シンプルな曲弦プラットトラス。戦後の橋なのにレトロな構造をしてるのは、内示が戦前だからでしょうか。
きれいないい橋です。去年にたまたまここを通りかかり気になっていました。
青空とブルーの鉄橋がイイですね。

その後ホテルに宿泊し、翌朝競馬場へ。

好天に恵まれ気持ちの良い一日でした。暑かったけど。
ちょびっと当たる程度でしたが、好きな馬が連覇し大満足。
眠気と戦いながら常磐道と東北道で帰ってきました。
来年も違う国道で行きたいものです。