CVTフルード交換

CVTフルード交換は　まず助手席側をジャッキアップしてタイヤを外します。インナーカバーのクリップ2個を外すとCVTが見えます。

黄色丸が　注入口
フィラーボルト17㎜（サイドチェックボルト）

アンダーカバーを外す（クリップ3個、ボルト1個）とオイルパンが良く見えます。
ドレンボルトは10㎜のスクエアではなく　ホンダ車は　ソケットレンチのヘッドの9.5sq＝3/8インチ角ですね。
横のホースはターボジャッキ必須ですよ。

ドレンボルト回しで外しましょう！
HCF-2オイルはシャバシャバなので手で回すと　手が油だらけになりますよ。

ドバーッと出てきます

フィラーボルトとドレンボルトの違いを分かっていない人が多いので正確に記載します。
フィラーボルトは注入口（N-BOXではサイドチェックボルトと云う）　ワッシャーは内径20㎜。

一方ドレンボルト（排出用のボルト）　
9.5sq　9.5㎜スクエア角
ワッシャー内径は珍しい18㎜。

18㎜なんて汎用で売ってないので値段が高いんです。
　

左が排出用　ドレンボルト　ワッシャー内径18㎜。
右が注入用　フィラーボルト（サイドチェックボルト）　ワッシャー内径20㎜はホンダ車では多いです。

普通に抜くだけなら2.1～2.4Lしか抜けないと記載が多いですが、パンタジャッキなので高さを限界まで下げると、更にドバーッと排出されます。
10年くらい前のトヨタ純正　耐荷重1200kg用パンタジャッキ　めちゃ便利です。
最新のジャッキはコスト削減で800kgとか700kgなのでチャチですね。

3.1L抜けました。

注入はサクションガンで行いますが
HCF-2はシャバシャバなので
ピストンで押し込まなくても

筒に入れて真っ直ぐ立てるだけで
点滴の様に重力で入って行きます！

フィラー注入口から溢れて来たらOK。
一度フィラーボルトを締めてエンジンを掛け、P→R→N→D→S→D→N→R→Pの各ポジションで3秒間ずつ保持させてエンジン停止。
再びフィラ―ボルトを外すとオイル面が減っているので　溢れるまで追加投入して出来上がり。

試運転すると　加速が明らかに速くなりスムースなフィーリングが感じられます。
N-BOXの　CVTフルード交換作業は簡単なので2万キロ以内での交換がオススメです！
しかし　この後ドレンボルトからオイル漏れ。増し締めしてもダメ。半年位放置していましたが
このN-BOXの売却が決まったのでオイル漏れはヤバいので　オイルを抜いてパッキンを確認すると歪んでいました。
なのでトヨタ車用の18mmの紙っぽいパッキンに換え、オイルも一回抜いたヤツをそのまま使い回しでまた投入しました🤣