リアショックの外し方

使う道具
ジャッキ
ウマ
クロスレンチ
10mmソケット
12mmソケット
14mmソケット（普通のとディープ）
17mmソケット
長いスピンナ
ラチェットと短めのエクステ
メガネレンチ（14-17）
トルクレンチ
6角レンチ（サイズ忘れた）
ラスペネ

くらいかなー。



まずはトランクの中の余計な物を全部外して、
ショックの上のナットを緩めます。

ここは14mmソケット（ロングの方がいいかな）

次は登竜門と言われるスタビリンク外し。

スタビリンクは2箇所のナットで締め付けられてますが、どちらかで構いません（緩んだ方）

14ミリのメガネかソケット

ほとんどの場合は錆びて固着してます。

ただ固着してるだけならラスペネでも吹けば良いんですが、中のボルトまで供回りしてしまいます。

ラスペネを吹いた後に、ネジ山をよーく真鍮ブラシ等で擦り、砂や錆をしっかり落とします。

さらに同じナットをあらかじめ用意しておき、綺麗になったボルトにねじ込んでいってネジ山をさらに整えます。

その後、6角をボルトの穴に差し込んで回り止めをしてメガネ等で一気に緩めます。


運良く固着してなければ回り止めしなくても緩みますが、運悪く完全に固着してた場合はボルトの6角穴が舐めてお手上げという事になるので、ボルトの清掃等の下準備はしっかり行いましょう。

次はアッパーアームとナックルの部分を緩めます。
ここは14mmソケットかスパナ等で

緩めたらナックルとアッパーアームを分離

テンションかかっててボルトが抜けにくいので、ゴムハンで叩いたりして外しましょう。

あとはロアボルトを外せばオッケー。

ここは17mmソケット

あとはアームを押し下げればショックが抜けるはずです。

車高調だとショックが短いので抜けやすいですが、純正は長いので、もし外しにくければロアアームの車体側の偏心ボルトも緩めましょう。17mm


偏心ボルトはアライメント調整用のボルトなのでここを緩めるとアライメントはズレます。

が、そもそも純正から車高調にして車高が下がる場合はアームの角度も大幅に変わりますので、偏心ボルトを弄らなかったとしてもアライメントはズレます。

なので、必ずアライメントを取り直しましょう。

あとは逆の手順で元に戻すだけです（端折りました）

最後に締め付けるときはジャッキでアームを支えるなりしてブッシュが使われてる部分を全て緩め、仮想1Gにしてから締め付けましょう。

この1G締めをしないとブッシュに変なテンションがかかり、ブッシュの寿命を縮めます。

乗り心地や路面追従性もするかしないかで違いますので必ずしましょう。