
この記事は、
走行会 反省と検証と課題について書いています。
部品屋のオヤジさんが、走行会後の反省について書いてましたので、私も書いてみようかなと思い、走りに行く前後、走ってる時の事などを書いていこうと思います。
走りに行く前までのこと。
1、コースを知ること。
2、コースを自分なりに攻略してみること。
3、攻略に合わせた車両セッティングを施すこと。
4、イメージだと忘れるから、メモ取ったり、みんカラに書いておいたりすること。
5、忘れ物がないように、前日までに十二分に確認、詰め込みを行うこと。
当日のこと。
1、早めに行って、ピットを確保すること。車両の準備をすること。
2、やってもいいところは、完熟歩行をさせてもらうこと。
3、ドラミは、ちゃんと参加して、慣れている走行会でも、納得いくまで質問すること。
4、1ヒート目から、ヒートアップしないこと。
5、上手い人の走行を見ること。
6、現地でセッティングをいじるときは、きっちりメモを残すこと。
7、車載動画、外部からの動画を撮れるなら、撮ること、撮ってもらうこと。
走りに行ったあとのこと。
1、クルマの基本的メンテをすること。
2、走りに行く前に立てたコース攻略と、実際の走行ラインがどう違ったか調べること。
3、ヒートごとに、セッティングを変えている場合、その差が、タイムに反映されているか見ること。
4、車載動画があるなら、見直すこと。
5、次に備え、攻略のまとめを作ること。
と、こんなところです。
細かく注釈を入れたいので、まずは、走りに行く前について。
1、コースを知ること。
単純に、レイアウトを理解することです。
今は、サーキットのHPとかあるので、そのコース図を見て、シンプルな攻略を考えます。
2、コースを自分なりに攻略してみること。
初めは、色々考えると、煮詰まるので、コーナーをアウトインアウトで繋ぐラインを書き、それを元に修正していく。って感じで、ここは、もうライン無視して、しっかりインから脱出するとか、出口重視、立ち上がり重視のラインにするとかを決めていきます。
ここで、そのサーキットの走行動画や車載動画を探してみます。
そうすると、より、イメージがはっきりする。
出来れば、同じクラスの車、せめて駆動方式ぐらいは合わせたいものです。
3、攻略に合わせた車両セッティングを施すこと。
これは、難しいです。
実際、私もなかなかできてないのが原状。
一応、アライメントいじったり、空気圧調整したりして、まとめてはいます。
おすすめは、今の仕様をきちんと把握すること。
バネの値や、減衰の強さ、タイヤの銘柄、サイズ。そんな所ですかね・・・。
理想は、アライメント値(トー、キャンバーぐらい)を把握しておくと、あとで修正するときの判断材料になります。
4、イメージだと忘れるから、メモ取ったり、みんカラに書いておいたりすること。
3までの内容を、メモする。
サーキットのコース図は、打ち出して、書き込む。この時に、余分に2枚ほど出しておくと、現地でメモ取れたりもします。
アライメント値や、この時に合わせて、いじったことなどをメモしておく。
ノートなんて作っておくと、後のメンテにも使えると思います。
5、忘れ物がないように、前日までに十二分に確認、詰め込みを行うこと。
私がそそっかしいのもありますが・・・。
現地で、あ〜!あれがない!!とか、これがない!!ってなると、焦ります。
不安な気持ちは、ドライブに出てしまうので、ネガティブな要素を出来るだけ消すためにも、忘れ物ないように、気をつけましょう。
持ち物リストなんて作っておくと安心です。
次は、当日のことです。
1、早めに行って、ピットを確保すること。車両の準備をすること。
落ち着けるピットを作る事は大事です。
イニBさんみたいに、タープがあると、暑い夏、急な雨にも対応できていいなと思います。
走っていないときに作業したり、休憩したりするのに、落ち着かない場所では困る・・・。
2、やってもいいところは、完熟歩行をさせてもらうこと。
これは、ミニサーキット限定になると思います。
セントラルとかでやると、帰ってこれなくなるかも(そもそも、立ち入りできなかったはず)
何のために歩いてコースを見るのか?
→路面状況を把握することと、使える路面、ダメな路面、乗ってもいい縁石、乗ったら死ぬ縁石を見極める為です。
走る前までに決めてきたコース攻略図を見て、走るつもりだったラインが、実は走れない。なんて事は、よくあることです。
路面が悪いとか、縁石が高すぎるとか・・・。
それをあらかじめ知ることで、気持ちに余裕をもって走りに取り組めます。
3、ドラミは、ちゃんと参加して、慣れている走行会でも、納得いくまで質問すること。
ドライバーズミーティング(通称ドラミ)は、必ず参加して、諸注意をしっかり聞きます。
走行会によっては、オーバーテイクの方法が指示されている場合がありますし、時間配分や、待機場所、トラブル時の対応など、親切に説明してくれます。
そして、わからないことがあったら、ちゃんと質問することです。
クルマを使ってのことなので、事故やトラブルで最悪死ぬかもしれません。
少しでも危険を減らす上でも、納得いくまで質問したり、走行までに、スタッフさんに相談するべきです。
4、1ヒート目から、ヒートアップしないこと。
はじめのヒートは、どうしてもテンション上がります。
全力で行きたくなるものですが・・・。
ここは、我慢です。
車をフルパワーで走らせると、思ってもいない挙動が出たりします。
それに、タイヤも、路面も冷えていて、最大のグリップを出せません。
様子見8割で、自分が考えた、コース攻略のラインをじっくりトレースしてみると、無理なところが見えてきて、洗練されていきます。
それに、走行会の雰囲気も掴めます。雰囲気は掴むもので、飲まれては行けません。
5、上手い人の走行を見ること。
ほとんどの走行会や競技会は、自分の走っていない時間があると思います。
その時間、休憩しても、リセッティングしても、談笑してもいいのですが、走っている人をみるものいいものです。
どんなラインを使っているか?ブレーキはどこからはじめてどこで終わるか?曲がり始めは?見ることはたくさんあります。
6、現地でセッティングをいじるときは、きっちりメモを残すこと。
何ヒートか走ると、どんなラインを試しても、どうにもならない事が出てくるかもしれません。
そんなとき、セッティングをいじったりしますが、絶対にメモを残してからやったほうがいいです。
セッティング変えた→走る→すごい違和感、やっぱり元の方がいいわ→戻す数字がわからない。
最悪のパターンです。
メモがあれば、正確に元に戻せるので、やるべきです。
7、車載動画、外部からの動画を撮れるなら、撮ること、撮ってもらうこと。
最近のコンデジの動画撮影機能は、なかなかなもので、硬い足廻りだろうが、かなり綺麗に撮れます。
声も入りまくりです、はっきりいって、喋ってしまう私には、恥ずかしいですw
でも、あとで見返してみると、自分の攻め方の甘さや、良さもわかります。
もちろん、同じヒートで走っている人がいたら、最高です。
見比べてみたりできると、良さも悪さもすぐわかります。
そして、出来れば、外からの走行動画もあると、いい感じです。
ジムカーナの時に思ったのですが、実際にどこまで寄せれてるか?が、車載からではわかりにくいです。
そういうのも含めて、中、外ともあると面白いし理解度を高めれます。
最後に走りに行ったあとのこと。
1、クルマの基本的メンテをすること。
普段の街より、シビアな状態にさらされます。
いたわるつもりで、点検、メンテをしてみる方がいいです。
気付けずに壊してしまっては、元も子もありません。
私は、オイル、CVTオイルの油脂類の早め交換と、足回りのボルト類やアーム類の曲がりがないかの目視チェックはしてます。
2、走りに行く前に立てたコース攻略と、実際の走行ラインがどう違ったか調べること。
車載動画のこととも連動しますが・・・。
初めに考えたラインと、走って最もいいタイムのラインを見比べてみます。
これを積み重ねると、はじめて走るサーキットでも、ある程度精度のいい攻略を組み立てられるようになります。
3、ヒートごとに、セッティングを変えている場合、その差が、タイムに反映されているか見ること。
セッティングを変更する前、あとのタイム変化を確認。さらに、その時、自分が感じたメモを読み返したり、忘れていたら、記憶の新しいうちに、メモをとります。
そうすることで、これを変えると、こういう動きになる。と言うデータが蓄積されます。
4、車載動画があるなら、見直すこと。
面白いですw見てみることをおすすめしますw
というのもありますが、ヒートごとの走りの差を見つめ直すのには、これが一番です。
あとで思い出しながら、冷静に考えられます。
5、次に備え、攻略のまとめを作ること。
走行ラインのまとめ、路面の悪いところのまとめや、縁石のやばいとこのメモ、
セッティングのメモをトータルで残して、次に走るときに、どういうことをしたいかのメモを作っておく。
決まったレイアウトを走る走行会なら、この繰り返しで、ある程度までは速く走れると思います。
ジムカーナは、たった3本とかの少ない本数で、ベストの走りをしないとならないので、これより厳しいかもしれません。
でも、基本は同じです。
イメージする→走る→修正する→走る。の繰り返しです。
あー、ジムカーナの動画UPしないと・・・。
この時のメモもあったりなかったり・・・。
実際、ジムカーナ第2戦どう戦ったのかを、次のブログにまとめてみます。