T5 LED電球の作製
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
メーター用に T5_LED電球を作成しました。
10個124円という格安のLEDを手に入れたものの、効率が悪く、発熱量が多いので作り直すことにしました。
T5 ウェッジベースが国内販売だと1個40円で販売されているので、”部品”と考えても十分採算が合います。
自分で納得し、安心して使えるようなLEDを作ることにしました。
2
4.8mmφ3Chip型のLEDを使用しました。
一つ型の中に、3つのLEDが直列に入っています。
順方向電圧(Vf)は、9.3Vとなっています。
Vfが高いので、電力消費はかなり効率よくなります。
最高電流が25mAなので、20mA程度で使用します。
チップLEDだと基板が必要ですが、この帽子型だとそれが要らないので手間なく安く作ることができます。
3
10個124円のT5LEDをバラして部品として使用します。
結局、T5 ウェッジベース二しかならない?
電流制御の抵抗の代わりに、定電流ICを使用します。
米粒より小さいので、基板に一度半田付けしてからLEDのリード線に止めていきます。
4
基板に定電流ICを半田付けし、それを切り取って、LEDのリード線につないでいきます。
こうしないと、十分な強度を確保できません。
この後、T5 ウェッジベースに収めます。
5
電源電圧12.47Vで点灯試験を行いました。
16.28mA流れています。
20mAタイプの定電流ICを使用しましたが、この電圧では16.28mAしか流れていませんでした。
ダイナモ起動時の電圧(13.8V)なら、20mAに近づくでしょう。
6
10個124円のLEDです。
電流は32.9mA流れていますが、明るさは今回作成したものの2/3程度です。
電力の77%が無駄に熱になっているのですから、暗いのは当然です。
12.47Vで熱く感じるぐらい発熱するのですから、13.8Vで使用すると・・・
作り直してよかったと思います。
7
10個124円のLEDに使われていた300Ωの抵抗を使用して組んでみました。
12.54mA流れています。
抵抗での消費電力は、0.044W程度ですから付いていた小さな抵抗でも充分間に合います。
そこまでして使うか?
と、いうことがありますが・・・
8
10個124円の T5LED電球 も測定したり、バラしたりしなければ、知らずに使用することはできたのでしょう。
たとえ、使えなくなっても「安物はダメだね」で終わっていたのかもしれません。
でも、知ってしまうととても不安で使えません。
知ってしまうと解決のために手間がかかりますが、充実度・納得度が違います。
「今回も、いろいろ遊べて楽しかった!」と、思うことにしよう!
参考
まとめ「LED電球設計のための基礎知識」
http://minkara.carview.co.jp/summary/982/
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