皆様こんにちは。
昨日からスプラッシュが車検に入っていて、代車で現行ソリオ(MZ)に乗っています。昨日のブログは「
車体編」として主に内外観について触れました。
今回は「操作・走り編」としてソリオを動かしてみた時の感想を書きたいと思います。
昨日は車移動が多かったのでいろいろとソリオで動き回りました。
車体撮影をしたのどかな場所では、
すてきなコスモス畑も(笑)
ソリオの真っ黒な車体と可憐なコスモスの対比が・・・・・(笑)
せっかくなので、市街地以外にも、高速道路、大きなカーブの続く峠道、ちょっと整備の悪い農道のクネクネ山道など、様々なシチュエーションを走りました。
で、インプレッションとしてはどうかと言いますと、
※あくまで「私の主観」だということをご理解の上お読みください。
まず、かなりまとめて言うとしたら、
ソリオはよくできた車。
と言えると思います。
先代ソリオに去年の今頃2週間ほど乗った時と比べると、
①まず明らかに車体が軽くなった印象で軽々と動く。
実際先代より100キロほど軽くなっています。さらにマイルドハイブリッド化されてモーターアシストのおかげでターボなし1.2リッターで必要十分な動力性能があります。
②足回りも安定感がかなり増している。
背高箱形の宿命といえる横揺れはやはりありますが、足回りが進化していると思いました。クネクネ道を走っても、先代はある程度の速度以上はカーブが怖かったですが、それより高い速度で曲がってもしっかりと車体がついて来る印象です。本体も先代より5ミリ幅広くなったことに加えて、車体上部を軽量化しながら、モーター等の重い部品を下に集めたりして重心を低くしているのかもしれません。
という感じで、走りの質はかなり向上していると思いました。
特に、マイルドハイブリッドの熟成が素晴らしく、この複雑なモーターとエンジンの協力関係を、自然な形で実現しているスズキの技術力は素直に賞賛に値すると思います。
特にブレーキ時の自然な感じは、先代のエネチャージ車にあった回生ブレーキの気持ち悪さがかなり改善されています。
以前から書いていますが、マイルドハイブリッドの恩恵であるアイドリングストップからの再始動時にセル音がないことも、ストップ&ゴーの多い市街地走行のストレスをかなり軽減していると思います。
特によく考えているなあと思ったのは、セル音がただしないというだけでなく、「どの時点で再始動するのか?」という部分に細かな配慮が感じられるところです。
昔のアイドリングストップ車は、ブレーキペダルを緩めるとすぐにセルが回りエンジンが再始動していましたが、今回のソリオでは、ブレーキをペダルを軽くあげただけでは再始動しません。ペダルが上がって、ブレーキから足が離れるぞって瞬間にモーターアシストによりエンジンがほぼ無音で再始動します。
かつてのアイドリングストップ車は、右折待ちの時にブレーキを少し浮かしただけでセルが回ってエンジンがかかったりするので、少し怖い思いをしたりしたこともありますが、この辺の改良は素晴らしいと思いました。
他に細かな部分では、「静粛性が向上してる」とかいろいろありますが、書いていくときりがないので割愛。
まあ、
総じて「よくできた車だ」と、多くの人が感じられる車に仕上がっていると思います。
ただし、
細かな部分を見ていくと気になる点がいくつかあります。
①ハンドリング
先代と同様かなり軽いハンドルです。
今回乗ったグレードは最高級グレードなので、革巻きハンドルでしたのでグリップしやすいハンドルでしたが、革巻きでなくても力の弱い人が楽々動かせるほどかなり軽いハンドルです。
それは別にいいのですが、
右左折時などにハンドルをめいっぱい切って、直進に戻る際にハンドルを戻していくと、ある瞬間からグッとハンドルが軽くなる(ように感じる)ところがあります。アクセルワークとの兼ね合いもあると思うのですが、モーターアシストのおかげで走り出しはかなりグッと前に出るので、右左折時のハンドル切り戻しにはちょっと気を遣いますね。もうちょっとだけ重いハンドルの方がいらない挙動が少なくなって安定した走りができると思います。
②アクセルワーク
車体が軽く、モーターアシストもあるので、走り出しはかなり軽快です。その分渋滞時などには少しアクセルワークに気を遣うと思います。モーターアシストは発進時に最もアシストが入るのだと思いますが、アクセルを踏むと思ったよりグッと出る感じなので・・・(まあ、これは慣れの問題かも。)。
③見切り
箱形で小さな車体なので、取り回しに特に苦労はありませんが、Aピラー周辺の見にくさがちょっと気になりました。車体の割にサイドミラーも結構大きいので、前方右斜め下などはかなり見にくいです。
④まあ、やっぱり揺れるよね。
先代よりましになったとは言え、やっぱり背高系。揺れるのは揺れます。乗り物酔いする人にとってはどうなんでしょう。
とまあ、こんな感じですかねえ。
何だかんだ言っても、「車体」だけでなく、「操作・走り」においても乗ればこれは売れるなと思える要素が多く、やはりスズキは小型車を作るのがうまいなあと思わされました。
ということで、「操作・走り編」でございました~。
美しい夕日と共に話を締めくくりたいところですが
・・・・・・もう少しお付き合いを下さいませ。
・・・で、
・・・結局、
・・・あの件へ話が戻っていくわけですけど、
・・・だからこそ、
・・・つくづく、
後席中央ヘッドレストとカーテンエアバッグ非装備がもったいないのよ!
って思います(泣)
乗ってて良い車だなあと思うのに、その度に上の2点が頭をかすめてすごく嫌な気分になります。
全くスズキは罪作りなメーカーですね。
失礼しました~。
【追記】
あ、ディーラーマンからちょっとしたお話を聞きました。
11月29日にソリオに「ストロングハイブリッド」版が追加になるそうです。(これは日にちを明言したので間違いないでしょう。)
それと、現行スイフトがもう生産停止になるそうです(10月中)。ということは、新型が近いと言うことですね(^^)
あ、あと、CVTとモーターの協調制御と回生システムのためだと思いますが、60キロくらいで定速走行している時に、アクセルを軽く踏んだ時と離した時、離した時の方がタコメーターの回転数がちょっと上がるんです(笑)
回生で充電しているからだと思いますが、MTから乗り換えたりする人はびっくりしたりして(笑)
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Posted at
2016/10/11 12:38:17