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JD Jack Daniel.のブログ一覧

2018年06月27日 イイね!

遊び心

アストンマーティンの旧本社「ニューポートパグネル」工場は 職人魂の塊の職場で、クルマ作りを楽しんで、一台 一台のアストンマーティンを時間をかけて作っていました。




2007年6月で 自動車生産は終了しました。
今は アストンワークスとして、レストアリペアで職人が残って一台一台丁寧に息吹を入れていきます。

こちらでは、DBのDB6までとV8サルーンとヴァンキッシュ が生産されました。

DB7はニューポートパグネルではなく、ジャガーの生産工場で生産しました。

2004年に誕生したDB9やVantageはフォード資本下のもと 「ゲイドン」新工場にて量産がはじまりました。

そして、現在では、アストンマーティン資本で自動ロボット機を入れて、手造りではなくなりました。
量を求める生産に移行して、DB11や新型ヴァンテージは供給していくのでしょう。






伝統の「ニューポートパグネル」物は、

ヴェンキッシュが最後のモデルとなりました。

私のヴァンキッシュ はフェンダーの内側に花のマークを日付けと共に描いてました。

L は左側フェンダーの意味でしょう。

フェンダーを取り付ける担当者の方かアルミ板から叩き出してフェンダーを作製した方の遊び心でしょうか。

大体のパーツは油性マジックで日付けを組み上げる際に記入しています。




2002年7月18日にフロントフェンダーを取り付けたのでしょう。

遊び心と手造り感があるから、ニューポートパグネル工場で作ったアストンは味があるように個人的には感じます。




今は電気系統の課題に見舞われていて、4月から乗れていないのが悲しい…




Posted at 2018/06/27 23:44:33 | コメント(1) | トラックバック(0)
2018年06月06日 イイね!

掘り出し物

こういう掘り出し物も世の中にあるのですね。

ヴァンキッシュ で 日本登録 ディラー車
2015年式 ワンオーナー車

距離がなんと 400km

都内から箱根 二回行くだけでこの距離になりますし、オーナーさんは飾りで購入されたのか興味あります。






13年間 保有していたのなら、あと10年保有して、英国でオークションにかければ
一億にはなっているかもしれません。

売らずにそのままにしておけば良かったのに… と思います。

加重税になる13年になるから売却したみたいな冗談ではないでしょうし。

実際の保管状態がいかに最高でも、ガソリンタンクは錆びとホース類とショックは経年劣化が乗らない長期保管のクルマの定番ですがどうでしょうか。

距離は新車、部品は13年経過。
コンプレッサーは交換必須。
ポンプ類交換して、ホース交換などで
納車整備に200諭吉かけるから、この価格かと思いきや、現状渡し…。


投機目的で購入して、海外のオークションにかければ、まぁ、倍にはなります。


ヴァンキッシュ 好きな方 誰か、買わないかなぁ。

いやー、存在自体を知りませんでした。

まだまだ修行しなくては。

Posted at 2018/06/07 22:19:09 | コメント(6) | トラックバック(0)
2018年06月02日 イイね!

純正診断機と汎用診断機

最近、純正診断機の話をブログで書きました。




アストンマーティン は OBD2という 診断出来る世界標準の規格を使っています。

現代では当たり前ですが、各社 の純正診断機が無いと、診断出来ない項目を知っておかないと、汎用診断機で判明したと言えない訳で。

アストンマーティン で言えば下記です。


Genericと表記しされている項目が一般的なエラーコードでアストンマーティン でも汎用診断機で吐き出し可能です。





ミスファイヤとかは汎用診断機で判りますから、エンジンチェックマークが点灯して、汎用診断機でミスファイヤ確認して何気筒が点火して爆発していないのかをP030×コード見て強制的消去しても、再度出る場合はダイレクトイグニッションコイル交換です。







ミスファイヤはダイレクトイグニッションコイルがリークで不具合起こし、プラグが点火不具合になるのが一般的。

プラグ ダイレクトイグニッションコイルを交換しないと、写真の様にプラグがダメになり、生GASが触媒に流れます。

まず、 O2センサー故障、次は触媒故障となり かなりの出費に一年後になってしまいます。




汎用診断機だと左右バンクが分かりづらい。

また、manufacture specific 項目は純正診断機でなければ判りません。

また、ソフトウェアのHEX番号が最新のHEXで無ければ、更新されていませんから、何らのエラーが生じていきます。
これらも、純正診断機でなければ、ソフトウェアをインストールするコーディングが出来ません。

アストンマーティン はバッテリー上がりトラブルの対処、バッテリー交換後に電装系トラブルが起きる場合が多く、量販店や個人が交換するより、アストンマーティン が整備出来る整備工場で交換がお勧めです。
どこでも出来そうな整備ですが、脆弱な電気系統のアストンマーティン はバッテリー交換後にドアミラー畳まない。
オープンは幌が開かない。

キーレスが動かない等 トラブル事例が多いです。
再度 コーディングも必要になりますから、結局 バッテリー交換をディラーでしても変わらない費用になったりします。

Uコードが一番 難しく、電装系プロが居ないとモジュール交換を次から次 勧められて、壊れて居なくても合意してモジュールを交換し費用支払うので大変な事になります。

製造から15年過ぎると多くなってくるのか、発見して対策したら問題ないトラブルですが、異常箇所の発見は手作業なので腕次第です。

たまにエラーコードが記録されていないかを純正診断機で診てもらうのはお勧めです。

Posted at 2018/06/02 09:32:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年05月26日 イイね!

アストンマーティン に乗ってみて




アストンマーティン を乗りたい方は沢山居ると思います。

事業の成功者の証で購入する方



007で刺激を受けた方



アストンが好きで仕方ない方





理由はそれぞれありますが、気になるのが維持かと思います。

中でも、アストンが好きで2008年以前 製造から10年以上経過したアストンマーティン を購入したい方には維持費が気になって仕方ないと思います。




10年経過したアストンは2年程度で売却されるオーナーが多いです。
故障です。




結論から最初に記載しますと、常に100万円はクルマの整備の為に使えるようにしておきますと、事故修理やクラッチ交換以外は対応は出来ると思います。

ヴァンキッシュのクラッチはクラッチキットとスレーブベアリングとセンサーで120万円の部品代がかかります。ここに工賃が乗ります。


なかなか判りにくい問題は
目に見えない、電子部品の故障やハーネスやコネクタの接触不良やアースポイントな緩みやサビによるアース不良です。
また、リレーの接点磨耗の不具合など。

これらは、電気知識があるきちんと回路図や分解したリレーや基盤から真の課題を読み解く、スペシャリストが在籍する整備工場で無ければ直せない。

ヒューズが飛んだ理由を調べないで、診断機に従い、モジュール交換するのはナンセンス。


電子制御のクルマの整備で苦しんでる部分かと思います。

1990年代ジャガー整備で苦しんだのは配線不具合で、整備工場でやり直しした例を聞きます。
その時代のロータスも電気設計はあまり宜しく無いです。

アストンは異常表示やハンドブレーキランプが消えない。
など再現 不再現が出始めると電気系不具合が起きています。
配線が切れかかっているみたいな。




個人的なコメントですが、クルマ自体にあまり詳しくない方で10年未満の車輌はアストンマーティン ディラーの保証を受ける手続きがオススメです。

一番安心があるかと思います。
車種にも寄りますが、保証可能か事前に検査を受けて、交換する部品を実費で交換してから、認定を受けてアストンマーティン のギャランティを登録します。

新車か中古車をディラーで購入すれば、このステップは不要です。

ディラー車であれば事前に検査受けて認定可能です。
保証料は一年で50万円程度。
事前に検査するのは10万円程度からになります。
保証範囲はクラッチやブレーキの消耗部品は除きます。
購入費用とは別に100万円で当面の保険に入ったみたいな。
掛捨て保険です(笑)



DB7から始まり Vanquirh DB9 Vatage DBS Zagato は電子制御スロットル でコンピュータ制御でクルマを動かします。




それ、以前のDBはキャブですから逆に電気系の故障は少ないです。




しかしながら、電子制御のクルマは必ず壊れます!
特にアストンマーティン は熱が高いのでエンジンルーム内のセンサーや制御基盤は、ほぼ10年から異常を発していきます。




特に多いのが、基盤上の電解コンデンサ液漏れでショート、もしくは導通不良でコンピュータが反応しない。
もしくは誤動作。
仕方ないです。
電解コンデンサの寿命は負荷率50パーセントの設計でも、80℃の温度で3年程度。
クルマだから 毎日 乗らないから、でも10年経過すると大体 寿命に入ります。
しかも、アストンマーティン のV12 エンジンルーム内温度は100度を超えます。

下記は参考までに 電解コンデンサの寿命 ですが100℃を超えると 1年しか持ちません。



ただ、これは故障箇所が特定出来れば、電解コンデンサの交換だけをする修理屋さんもあり、1万円から基盤部品確認までしても5万円程度で修理可能です。

私のヴァンキッシュ は既に殆どの制御モジュールがメーカーから補修パーツ打ち切り End Of Life ですから、このような手段を知らないと、在庫モジュールを順々に交換する車種専用診断機の言いなりの素人整備の対象にされてしまいます。

コンピュータモジュールは30万円から80万円します。
アストンマーティン には制御モジュールは10個以上付いています。


次に多いのがO2センサーとカムセンサの経年劣化での不具合。
これもエンジンルーム内温度が要因です。

O2センサーは交換するときは、全てのO2を交換した方が良いです。

アストンマーティン は左右計 8個です。


カムセンサは
磁気が熱で脱磁して、誤判定。



エアーフローも私のヴァンキッシュ は結局は熱劣化で14年目で異常になりました。



インジェクションコイルは大体 5年から10年経過すると、ミスファイアを起こします。

ガスケットを毎回 交換しないといけないので一気にプラグとコイルを12本交換した方がエンジン安定します。

私は最初 異常を示したプラグ12本とイグニッションコイルを2本交換 して、数ヶ月で他のコイルが異常を示し、片バンク6本交換して、一年後に全て交換しました。
無駄の極みでした( ; ; )。

意外に足回りのゴムやブッシュも熱で破れが多い。


アストンマーティン を7年間乗り感じた事は、単なるアストンブランド好きであれば、製造から 5年以内 のアストンマーティン を購入した方が良いです。

電子制御のネオクラシックアストンが欲しくて堪らない方は、出来るだけ整備履歴と状態を聞ける個人売買が望ましいです。
ブログの方などに直接コンタクトして手放す際には教えて下さいなど。

日本に駐在している海外の方がみんカラ経由で売って欲しいと過去メールが来たので驚いた事もあります。

ディラーも残念ながら、日本には旧いアストンマーティン をまともな整備が出来るところが、少なくなり、基本的には診断機任せのアセンブリ交換です。
左右あるものは左右交換となります。

純正診断機は
Aston Martin machines-WDS か AMDSの2種類があり、インターフェイスを替えて車種対応します。



アストンマーティンの整備出来るところが少ないのは純正診断機を流通させないところです。

診断機にかけるにはディラーに行くしかない。
そうなると、並行輸入車は見て頂けない地域もあります。
関西 東海はディラー車でなければ故障診断もしません。
アストンを大事に残す大義もなく、寂しい限りです。


アストンは逆に関東圏以外の並行輸入車のアストンマーティン の購入整備は厳しそうです。
東京に持って来ればそれで良いですし。
アストンマーティン 東京は並行輸入車は工賃5割り増しと聞きますし。


本社UKが望んでいる事とは思えず。

逆に広島のアストンマーティン 広島に持ち込む位でしょうか。

そう考えると、フェラーリは素晴らしいです。
特殊なソースコードをオープンにしています。
だから、純正準拠診断機が流通多く、整備工場も多くあります。
中古市場も安定している要因と推察しています。



診断機は基本的にはOBD2に準拠したソフトウェアですから、エンジン系は汎用テスターで診断が6割は出来ると感じます。

ただ、アストンマーティン の特殊ソースコードが使われていて、ボディ制御側のソケットから汎用テスターで吸い出しは不可能です。
エンジン側にも特有のソースコードが一部 採用されていて、純正診断機があれば安心した診断が出来るのも確かです。



これが、○○○万円以上します。
というか、アストンマーティン 本社からしか手に入りません。
この何年かで、ネオクラシックが診断出来る純正診断機が一般の整備する会社でも、持っているのを見かけます。

ここに、電装系のスペシャリストが居れば皆さん 行くように思います。

逆に純正テスター判断を是にするとアストンは維持費だけで、不具合無い部品を交換勧められます。





こちらは、車種対応インターフェイスです。

私もディラーの純正診断機に幾度かお世話になり、ピストン別のミスファイア回数まで棒グラフで判り、当初は感動していました。






ただ、電装系不具合は診断機ではある程度 判りますが、CAN通信エラーなどの配線不具合可能性の診断機判断も多く、そうなると本物な電装屋さんが居ないと、他のクルマも同じで、一般的にディラーでは順々にモジュール交換になります。
配線ならモジュール交換しても直りません。

もしも故障していないのに診断機の判断で交換では資源の無駄ですし。



そこを、診断機と配線図で 一本一本の配線状態をテスターで電圧や電流 抵抗値を確認する地道な作業が出来るのがプロの電装屋さんです。



そういう整備出来る整備工場を知らないと、なかなか電子制御のネオクラシックには長く乗れないのかもしれません。
だいたい、リレーや配線断線、アース不良やヒューズ不具合などが中心の要因みたいです。

フェラーリやカウンタックアニバーサリー乗りは大体 腕の立つ、電装屋さん、板金屋さん、メカ屋さんを知っているのが素晴らしい。

要はネオクラシックアストンはこれから電気系不具合が経年劣化で出る確率増えるので、今から長くお付き合い出来る馴染みの腕の立つ工場を探しておく必要性を感じています。
アストンは20年経過すると、1500万円
30年経過すると2000万円 50年保有すると1億円と
言われます。
ニューポートバグネル生産のネオクラシック アストンを保有されている方は大事に乗ってあげて下さい。


取り留めないブログにお付き合い下さり有難うございました。

アストンマーティン で純正診断機持って、電気系に強く、直ぐにモジュール交換を勧めない整備工場はニッチ市場独占出来ると思います。

そういうところが見つかりましたら、ダイレクトメールにて情報交換をお願いします。







Posted at 2018/05/26 11:56:01 | コメント(8) | トラックバック(0)
2018年04月25日 イイね!

北京 Auto China

中国のモータショーのプレス日に行きました。
一般公開は確か28日(土)からだと思います。

アストンマーティンはこんな感じでした。
本社から来ている方がおられて、ヴァンキッシュ 乗っている話しをしたら、いろいろ説明して頂きました。

※中国から写真アップしても掲載されているかどうかは判りませんが。

流石に地場のメーカーはいろいろなチャレンジしていますが、現実的に走行して満足が得られるクルマ造りかは問われるところになるかと感じます。
見た感じは洗練されています。


EV加速しますが私は個人的にV12 直噴エンジンはやめられないです(笑)
















しかし、新型 ヴァンテージのデザインはなかなか慣れません。

凄みが弱い… 時が経つとまたカッコよく感じるのでしょうが。





Posted at 2018/04/25 23:03:23 | コメント(0) | トラックバック(0)

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