ヴォクシー・ノアもいよいよ来年モデルチェンジですね。
そんな中、去年60ヴォクシーから80ヴォクシーハイブリッドに乗り換えてからも少し振り返りつつ、年末帰省のために静音化を進めた感想をブログで語ってみたいと思います。
前期型から乗り換えた先輩方がからすれば今更…なんですけどね(•̆ꈊ•̆;;)ꋧ
60ヴォクシーは18年乗りました(笑)。
それこそ子供たちが生まれる前から、上の子が小学校を卒業する前から。
特に不満もなく、大きな故障もなく、とても良い車でした。
そこから時代を経て、60もそろそろヤバくなってきたことから最新のヴォクシーハイブリッドを注文して、現代の車に期待を膨らましていたのですが…
最初の印象は最悪でした。
ハイブリッドなのでエンジンのパワーが無いことは諦めていましたが、とにかくウルサイ!
道を走ればロードノイズは酷く、坂道を登ればエンジンノイズがデカい。
ちょっとした段差で車内は揺れる乗り心地の悪さ。
こんなんで長距離運転するのは苦痛だ!
正直5年も乗りたくないなと。
しかしながらウチは裕福ではなく、簡単に乗り換えが出来るわけじゃありません。
最低でも10年は乗らなきゃいけません。
こうなりゃデッドニングしかないなとコツコツとお金を貯めて材料を揃えたわけです。
ここからはザックリとやった内容を紹介します。
細かくは整備手帳にアップしてますので、そちらを参照。
最初にやったのはエンジンルームのバルクヘッドのデッドニング。
同時にフェンダー、フェンダーライナーやAピラーの制振・吸音も実施。
効果は感じられ、エンジンノイズがだいぶ消えました。
エンジンノイズが消えると、お次は排気音が気になり始めます。
まぁ、そこは置いといてお次は外からの風切り音などを低減させるためにモールをドア周りに貼りました。
フロントドア、スライドドア、バックドアに施工。
これも効果ありました。
外から聞こえる他の車のロードノイズや風切り音もだいぶ小さくなり、思った以上だったと。
スライドドアからカタカタ異音が鳴ってたのもこれのお陰で無くなり、一石二鳥。
そもそも買ったばかりの車でスライドドアから異音がするとか信じられないですけどね。
調べると多くの人が悩んでいる症状だとかで…。
車外からの音がシャットアウトされると、今度は車内の「鳴り」が気になり始めます。
恐らく鉄板から伝わる音かなと。
ロードノイズが大きくなったように感じるかな。
実際には大きくなるはずは無いんですけど。
密閉感がアップされたせいか、車内の空気の振動に圧を感じます。
段差を乗り越えた時や悪路走行時にフロアやバックドアやらドアやら、大きな鉄板の大きな振動が車内を揺らすようなイメージ。
それでも何もしてない状態よりはマシだったと思います。
次はフロントドア・スライドドア・バックドア・ラゲージ。
ドアは音質向上よりも遮音重視の遮音・吸音材多め。
内装側にも吸音・遮音もやってます。
鉄板全体の鳴りが減少したおかげでロードノイズもやや小さく。
バックドアとラゲージを施行の効果か、後ろからの排気音やロードノイズの回り込みも減少。
そうなると足元からの排気音やロードノイズが気になります。
今度はフロア。
フロア全体を施行する時間が足りなかったので、1列目の足元のみ。
シートを外さずに出来る範囲で。
詳しくは整備手帳ですが、ここの効果は的面。
足元の排気音がだいぶ抑えられました。
実はこの直前のタイミングでスタッドレスタイヤに替えたんですが、全ての頑張りが帳消しになるかのようなパターンノイズ、ロードノイズやらで心が折れそうになりましたが、このフロアを施行した時点でだいぶ改善。
「静かな車」では無いですが、不快感がかなり少なくなってます。
年内に施行する時間が無くなってきたので最後の人足掻き。
「コンクリートマット」をフロアマットの下に敷き込みました。
とにかく重たく、安くて遮音性が高い材料です。
この効果もしっかり感じ取れ、段差を乗り越えた時や悪路走行時の車内の不快な音・空気の振動が抑えられました。
…と、ここまでで時間切れ。
約10時間ほどの距離の帰省しました。
一言でまとめると、「やって良かった〜!」と満足出来る内容です。
スタッドレスの悪条件にも関わらず、不快なストレスなくドライブに集中できた感じ。
1番満足出来るところは「エンジンの頑張ってる感・騒がしい感」はかなり抑えられ、長くキツイ上り坂でもエンジンや排気音はかなりマイルド。
全開でエンジンが回っていてもノーマルだと考えられないくらい静か。
これだけでもドライブでの疲れがかなり軽減されますね。
スタッドレス特有のファーってなる音も気にならないレベル。
悪路以外の道ではスピードが乗ると本当に静かです。
ただ、サードシートの横のパネルはロードノイズや排気音の大きな原因となってます。
そこを対策してないので、後部座席はまだ改善の余地が大いにあると思いますが、運転席ではかなり快適な方だと思います。
現時点でもこの車と長く付き合っていけそうだと安心しました。
ヴォクシーの音についてお悩みの方々、デッドニングで車の性格はかなり変わりますので、興味がある方は是非やることをお勧めしますね。
デッドニングも立派なチューニングです。
車内が静かになると、なんだか乗り心地も良くなったように錯覚してしまうのも不思議なところ。
(実際には不満が多いと全部不快に感じてしまうからかも)。
私はまだまだ付き合いが長くなりますが、これからもちょっとずつ進めて、静音化を楽しんで行きたいですね!