自作変態プレイ、ウレタンパイプとまな板でリヤの乗り心地改善
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
6時間以内 |
1
普段は妻が乗り、休日は後ろに子供が乗る。
そんな あずみの号は36ワークスショック→ブリッツZZR車高調へチェンジし、少しは乗り心地が良くなったのですが、それでもリヤ側のハネ具合が気になる…。
アルトでの遠出(家族で)の計画も出て来たところで(無謀)、改善が急務になり実行です。
今回使用したのは
・外径Φ50、内径Φ14のウレタンパイプ。
ホームセンターに無かったので通販で。
(硬度A90を買いましたが、硬すぎるかも)
・厚み10㎜の抗菌まな板。
ウレタンパイプは耐水・耐油のエーテル系をチョイス。
(エステル系とエーテル系があるので注意)
今回仕込んだネタは2つ。
その1つのリヤショックの付け根の自作ウレタンは、アルトワークスの「かなさゆ」さんの整備手帳を参考にして頂きました。
同様のことを企んでいた矢先だったので非常に助かりました、ありがとうございます!
※良い子のみんなはまっとうな製品を購入して、プロに取り付けてもらいましょう!
(商品名を出すと営業妨害になるかもしれないので伏せます)
2
ウレタンパイプの加工はノコギリで。
パイプカッターでは当然刃が内側まで届くわけがなく、跡だけつけてから外周をぐるっとノコギリで軽く削っておきます。
そうした方がまっすぐ切れやすいかと。
イッキに切るのではなく、周りを徐々に削っていきました。
木工用の替刃をセットしたカットソーでは刃が立ちませんでした。
熱くなりすぎて溶けます。
電ノコならいけるのかな?
厚みは20㎜を2個。
リヤショックの付け根に取り付けるパーツです。
(私のアルトは純正ブッシュが変形していた為か、5㎜ほど長くなります)
5㎜を2枚。
(本当は10㎜を2枚作成してましたが、寸法が合わなくて急遽5㎜に変更しました)
この部品はリヤアクスルとボディの連結部のスペーサーに使います。
詳しい役割は後ほど説明します。
3
お次はまな板です。
円盤状の物を作成したいのでホールソーを準備。
Φ74(だったかな?)でくり抜きます。
外周が71〜72㎜でくり抜けました。
このパーツもリヤアクスルのスペーサーです。
4
まな板なので、表面がボコボコしてるんですよね。
ヤスリでならします。
このヤスリは優秀で、細かい方で削れば表面が割とツルツルになるくらいキレイになるので重宝してます。
今度はホールソーを替え、Φ24で真ん中に穴を空けます。最終的にΦ27で空けますが、真ん中の穴が大きいのでボアビットが安定して穴あけ出来ません。
あらかじめなるだけ近い穴にしておくことで、ボアビットで加工しやすくなります。
そしてΦ27のボアビットで穴を空けます。
ボディと連結するピンがΦ27くらいだったので、これを使えばΦ27より大きくなるのでバッチリ入ります。
穴が空いたら、この穴周りを多めに面取りしておきます。
面取りが少ないと走行時の板への負担が大きくなりそうなので(多分)。
5㎜のウレタンパイプの中心もΦ27で穴を空けますが、加工物が小さすぎてクランプが困難です…。
良い子のみんなには見せられない技を使ってしまったので割愛…(;´Д`A
後々考えれば、ベースのまな板にΦ27の穴を空けておいて、そのまな板に挟み込んでやれば安全に出来たかな。
色々と時間が無くなってしまったので、◯秘変態技が炸裂でした。
ウレタン側は面取り不要。
5
さて、取り付けに入ります。
前輪に安全の為に輪留めを入れて作業を開始。
ブレーキラインや配線を破損させないために、やばそうなところは固定部を外したりしました。
私も素人ですので、参考にされて怪我されるといかないので細かい作業は割愛します。
(作業はシンプルですが、一歩間違えるとホントに危険!)
ロッドのピンを両方抜くとアクスルが落ちて大惨事になるので、片方ずつ。
ロッドを抜いたら先ほどの10㎜厚のまな板と5㎜厚のウレタンを間に入れて元に戻します。
しかし、このボルトを入れるのがコツがあって難しかった〜〜!
要領を得るまでにだいぶ時間をかけてしまいました。
無理に入れようとして手袋かハサまって抜けなくなったりと難所です( ;´Д`)
コツは分かったので、次回やることがあればもう少し早くなるでしょうが、出来ればもうやりたくないですね(笑)。
ポイントはボルトを入れる前に、こっちと向こうの穴が見える位置に調整してからボルトを差し込むことです。
全てボルトを仮締めしたら、1G状態でもう一度軽く緩めた後に本締めします。
これで、ブッシュの無理な力を抜けます。
新車時でもこういうアーム系のブッシュを1G締め直しをすると乗り心地が良くなるって言いますね。
6
なんでソコにスペーサーを入れるの?って説明。
写真は左リヤ側です。
左リヤのタイヤがチラ見えしてますね。
外側(写真だと下側)にスキマがあるのが分かります。
そのスキマにスペーサーを入れました。
内側(写真だと上側)はほぼ密着。
7
右側に曲がるイラストで説明します。
ざっとしたイメージですがσ(^_^;)
慣性は左の外側に行きますので、車のボディも左側に行こうとします。
この場合、リヤアクスルの左側の内側が踏ん張ってボディを止めてることになります。
この一点で支えるため、多少リヤのアクスルがずれてしまい、コーナーリング中の前後のアライメントが変わって不安定になってしまいます。
また、ボディとアクスルのズレにより、ショックアブソーバーも左右に揺れてしまうため、上下運動の妨げになってしまうのです。
そこでスペーサーを入れることで、右側のアクスルでもボディを支える補助をすることでズレを防止しようというネライです。
スペーサーを2ピースにしたのにも一応理由があります。(そもそも1ピースで作成出来る環境は無いですが笑)
ショック側の根元も硬いウレタンを入れる訳なので、アクスルのズレを押さえておかないとショックにかかる負担が大きくなりそうだったので、ここも同時に実施しようと思いました。
ショックの根元をやたらめったら硬くすると、ショックが曲がった状態でストロークする際に摺動するシリンダーに負荷が掛かって最悪ショック破損の恐れがあるのでリスクを理解した上で行いましょう。
プロが作る製品はその点を考えられてると思われます。
8
純正ブッシュは左上の写真。
前回ゴム板2枚に変更して、少しだけ強化してます。
今後もう少し剛性を落としたものに変更するかも。
作業を少し甘くみていたので家族の用事にギリギリ間に合いましたが、時間に余裕を持ってやりたかったですσ(^_^;)
…で、変化の方ですがハッキリと体感出来ました。
なんと、いつもは変化に気付かない妻から
「ぐにょぐにょするけどいいの?」
との言葉。
後ろ側のショックがしっかりストロークするようになったのと、踏ん張りが効くようになったせいかロールが大きくなりました。
(普段減衰は前後共にへっぽこ全戻しなので硬く調整可)
直進時でもリヤの突き上げが減り、揺れ幅が明らかに小さくなりました。
作業の適度な負荷もあいまり、満足感もハァハァレベル( ;´Д`)。スンゴイ…ハァハァ…
さて、リヤの乗り心地改善ネタはあと少しネタが残っているので、時間が手が次第進めて行こうと思います。
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