三列目側面(室内)デッドニングやり直し
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
一通り防音・遮音対策をやってきましたが満足する結果を得られず…。
前回のデッドニングで心残りがあったこの部位をもっと気合い入れてやり直すことにしました。
最後にレビューを書きますが、この部位は遮音を全体に施工するつもりなら早い段階でガッツリやっといた方が良いかなと感じました。
(案)エンジンルームバルクヘッド→フェンダーライナーやフェンダーと周辺→ドア類→三列目側面…てな感じの、あくまで勝手な案です。1番大きな音を発してる場所なので、早い段階でやると他の部分の対策をした時に効果を感じやすく、やる気につながるかなって思いました。
ここの内装外しはリヤシートを外す必要があります。
外し方は別でアップしましょう。
難しくはないです。
手間なだけで(笑)。
なので、右側と左側は別の日にやって1箇所ずつ実施しました。
特に力を入れたのはホイールハウス周辺。
黒い制振シートを貼ってる部分。
ここはベコベコなので、遮音・制振の意味を込めて2㎜厚をバチコンと貼ってしっかり圧着。
リヤエアコンの周辺のパネルもバシッと分厚く。
2
少しズーム。
前回ケチった部分も重ね貼り。
注意点としてはガラス下の部位、たくさん貼りましたがやりすぎると内装がはまらなくなります。ほどほどに…。
ところでハイブリッドには静粛性アップのためにリヤガラスは防振ガラスが入っているんですね。
手でコツコツ叩くとどうなんでしょうか?
と試してみるとバイーンと派手な共振!
「ひでぇなコリャ」とついつい呟いてしまいました(笑)。
とにかく色んな鉄板が薄々です。
制振にも限界があるので後は内装の吸音・遮音頼み。
エアコンの下側も手の届く範囲はとにかく制振。そしてシンサレートで吸音。
ウレタンフォームのスポンジとかもブチ込みました。
エアコンの裏側には5㎜と間違って発注した10㎜厚のエプトシーラー。
値段は同じでもサイズは半分…。
こんなとこで役に立って良かった。
3
ここでワンポイント。
今回新たに手を入れたのはエアコンから天井につながるダクト。
このダクトがとにかくペラペラなんです。
別にこのダクトが振動する分には良いんですが、いくら内装側で遮音してもエアコンダクトを通してロードノイズも騒風されそうな気がすしましたを
なので、ちょっとケチってですが騒音の大きそうな部位周辺をレジェトレックスとエプトシーラーで遮音・制振してます。取り付ける際にはシンサレートを挟み込むようにしました。
あ、ダクトの外し方ですが、ダクト下側とエアコンの繋がる所でツメを外すと一部分パキッと取れますので、それさえ外せば簡単に取り出せます。
4
車両左側。
エアコンが無い代わりにガソリンの給油口の裏側になります。
鉄板部分が多いので、たっぷりと制振材を使いました。
黒い2㎜の制振シートが品切れしたので、青いちょっと性能の落ちる同じ2㎜の制振シートを貼り付け。
これで2㎜シリーズ全て使い切ってしまいました。
これだけの制振材を車中に使ってるので重量増しは相当なものだと思います(笑)。
しかし運転する分には全然分かりません。
流石に人間1人分程では無いと思いますので。
1人人を乗せたくらいじゃ普通に運転する分には変化に気付かないのと一緒。
むしろ重たくなったほうがこの車の弱点である乗り心地の悪さが少しは改善するんではと前向きに考えます。
うるさいだけじゃなくて乗り心地も酷いとはなんて車だ!
余談ですが、最近同世代のセレナに乗せてもらいましたが乗り心地も静粛性も段違いに良い。
スタッドレスを履いているにも関わらずパターンノイズも分かりませんでした。
インチダウンしてたのかな?
話を戻します。
空間にはエプトシーラーやシンサレートを詰め込んだんですが、今度は内装がはまらなくなったので一部抜いたりしてます。
思った以上にクリアランスがなかったりします(笑)。
5
さあ、お次は内装。
ここに手を抜いてはいけません!
写真はドリンクホルダーの位置から車両左側の内装ですね。
見ての通り前回は材料不足(資金不足)と時間不足で手の入れられなかった部分。
車体に取り付いてる状態で叩くと、割とボフンって響く感じです。
コンコン叩いても響きます。
元々グレーの吸音材、ニードルフェルトが貼られている部分は騒音の大きい場所。
こんな物では収まらないレベルの騒音が出ています。
6
作業途中の写真。
そして完成の写真を撮り忘れ…。
こう言う所があずみの妖精バカタレカポイントです。
作業内容的にはニードルフェルトは一度外して貼ってあった部位周辺には遮音と防振を兼ねてレジェトレックスを貼り付けました。
その他もレジェトレックスで内装を遮音、重量増しによる防音。
ニードルフェルトを貼り付ける前に5㎜厚のエプトシーラーを貼り付け、その上に元のニードルフェルトを貼り戻しました。
7
ピラー部も忘れずに。
こちらもレジェってエプってシンサる。
吸音→吸音遮音→遮音で騒音をシャットアウト。
ここまでやると指で叩いてもコツコツっと響かなくなりました。
ちなみにプロのブログを見てるとダイポルギーDP201を塗ってるところもありました。
なるほど、匂いもキツく無いし柔らかいものに対しての制振効果は高いので理にかなってます。
8
最後に内装取り付け時に隙間の空いてるところにはシンサレートを詰め込んだり。
もちろん、このカバーにも遮音は実施してます。
さて、レビューです。
効果はバッチリ出ました!
他の部位を色々やって来ても大きな効果を感じることが出来なかったところで、やっと戸が閉まった感じ。
全体的な騒音レベルが下がりましたね。
綺麗な路面でのロードノイズはほぼ聞こえず静かそのもの。
少し粗い路面でのザーーーっと音はサーー程度に。
今までジャーーーっとざらついたロードノイズの場所はザーっと。
バタバタとデカい音が鳴る路面も音はバタつきますがピークの音量は下がってます。
今まで不快でしょうがなかった車内の空気を震わす騒音がただの音なったって感じですね。
無音では無いし、ロードノイズも聞こえますが耳障りで無いレベルに下がりましたね。
ひとまず納得レベルです。
60ヴォクシーレベルなのかな?
長らく乗ってないので記憶も薄れてます…。
アルファードレベルでないのは間違いないです(笑)。
それでも少しストレスレベルも下がって気が楽になりました。
今まで乗るたびに買ったことを後悔する毎日でしたが、これなら付き合っていけそうです。
後はスタッドレスタイヤは15インチにダウン。
サマータイヤもハイブリッドは205/55R16ですが、次回は60にします。
もっと求めるならサマータイヤも15インチにダウンです(笑)。
1番安上がりで簡単な静音化は15インチにダウンが間違いないですね。
乗り心地も静粛性も全てに効果があります。
実際交換した車に乗ったことないですが、きっと良くなるはず…!
んで、許せるレベルにはなりましたが、そこが静かになったことで他の音漏れ部位もちょっとずつ見えて来ました。
ボチボチ進めていくことにしましょう。
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