【埼玉県富士見市の歴史を学ぶ】埼玉県富士見市　難波田城公園

お昼を食べた後に訪問してみました。
やってきたのは、埼玉県富士見市にある「難波田城公園」です。

歴史についていろいろ学ぼうと思ってきてみました。
駐車場にクルマを停めて、歩いて入ります。
昔の面影を残しながらも、きれいに整備されています。






資料館にはいります。
資料館の常設展では、難波田氏に関する事に加え、富士見市の中世から現代までの歩みを実物資料や模型、映像などを通して解説しています。




戦国時代に存在したとされる難波田城の解説もあります。
歴史に興味を持ち始めた長女が見入っていました。


こういう風景だったのでしょうか。
誰も正解をしりませんが、こういう昔の事を考えたりすると、どうも胸が熱くなります。


こちらは、関東の地形と主要な城跡について解説しています。


わが町、さいたま市にもありました。
岩付城(岩槻区)と、寿能城（大宮区寿能町）です。寿能城は遺構がないので現在は盛り土をしたと思われる高台のようになっています。


こちらは戦時中の資料です。
日の丸に書かれているのは、寄せ書きでしょうか。
こういう資料を拝見すると、つくづく自分は恵まれた時代に生まれたと思うとともに、これまでの時代を生きてきた方々に対し、尊敬の念に堪えません。


時代は近代へ。
昭和30年代の団地が例として取り上げられていました。
この写真は、当時の団地の様子を精密に再現したものです。
家具や電化製品まで精密にできていました。


続いて、資料館を出て「古民家ゾーン」へ。
こちらでは、市内から収集した農具などが展示されています。



コロナの影響で、展示はこのようになっていましたが、平時であればイベントなどが行われていたと思います。


古民家は中を見学もできます。
こちらは、旧金子家住宅（市指定文化財）です。とても立派な屋敷です。


訪問時は、ワークショップとして、ほうき作りを行っていました。


中には、囲炉裏がありました。


立派な梁。こういう古民家に来ると、天井を見上げてしまいます。


奥にはかまどがありました。現在でも、イベントの時に利用しているそうです。


今度はもう一つ、旧大澤家住宅（市指定文化財）へ。


立派な作りと、廊下。
この風景から、当時はどのような生活をしていたのか、いろいろ想像を巡らせます。ネットも携帯電話もない時代。
自分なら、どれぐらい耐えられるかな(笑




お風呂は、五右衛門風呂です。宮崎のおばあちゃんの家が、五右衛門風呂で、とても懐かしい気持ちになりました。


昔の冷蔵庫もありました。
流石に、これは現役では利用できませんが、こういうものが残っているのがとても素晴らしいことだと思います。


子供たちも、学校でこういった古い道具や生活について勉強をしているらしく、あれこれ尋ねられました。
でも、自分も馴染みに薄い故に、答えに詰まることも(汗

資料館を後にして、歴史をただ覚えるのではなく、その中から自分なりの教訓を導き出し、実践するよう教えました。(次女には少し難しいかなぁ(^^;)
帰りの車の中では、歴史クイズをしながら、家路につきました。


おしまい