高機能版ワイパー/ウォッシャーモジュール装着

E36のワイパーは「一応」車速感応式で、レバーを低速作動位置にしていても停車中は間欠に切り替わり、同じく間欠位置にしても車速によって作動間隔が変わり停車すると停止します。地味に気配りが細かいです(笑)

さらに取扱説明書によると、オプションのヘッドライトウォッシャー装着車ではレバーを一瞬間欠にしてすぐに停止位置に戻し希望の時間(最大25秒)をおいて再び間欠位置にすることでその間隔で作動させる機能が追加されるとのことでした。

便利そうなのですが、最初は後付けしようなどとは毛頭思っていませんでした。

その後他のことでいろいろ調べるうちに、ワイパー/ウォッシャーモジュールを対応品に交換することで機能を追加できるとの情報が見つかりました。

画像の上側(黒)が元のモジュールで、下(緑)がebayで入手した中古の高機能版(元はZ3に付いていたとのこと)です。記載の「WI-WA」はワイパー/ウォッシャーの略で、それに続く「LOW」と「SRA」が異なります。
ちなみに、SRAとはドイツ語でヘッドライトウォッシャーを意味する「ScheinwerferReinigungsAnlage」の略だそうです。

BMWではモジュールの高機能版を「HIGH」と称することがよくあるようですが、それからすると「LOW」というのはいかにも低機能版という感じですね。

なお、同じE36でもモジュールには2種類ある(コネクターの構造からして異なる)そうなので、事前に一度元のモジュールを確認してから注文しました。

取り付けですが、まずグローブボックス(左ハンドル車の場合)を外します。
すると、その奥のブラケットに収まっている青色のコネクターが付くモジュールが見えます。

あとは左右の固定ツメを広げてブラケットからモジュールを引き出し、カバーをスライドしてコネクターを外し新しいモジュールに付け替えるだけです。

これで雨のドライブもさらに安心!?