クーラントレベルセンサー交換(別車種用OE品流用)

暖房を入れると微妙に匂うことからヒーターの水路から冷却水がわずかに漏れているようで(Oリングの痩せが怪しいようです)水量は時々チェックしているのですが、にもかかわらず先日いきなり画像のように水面低下の警告が出てビビりました。

しかしエキスパンションタンクを見ると水量は正常。警告もIGキーオン・オフ時に出るので、センサーの異常が疑われました。
念のためセンサーのカプラーを外して配線を短絡させると警告は出なくなりましたので、これで確定です。

フロートの比重が上がって水に浮かなくなり水面を検知できなくなるという話も見たので、一度外してチェックすることにしました(画像上)。

水分を拭き取っていると思いがけず外側の筒が外れて2つに分かれ、その瞬間不具合の原因も明らかに。内部の配線が腐食し切れていました(画像下)。
接着されていたのが劣化で剥がれ、内側に水分が侵入した結果と思われます。腐食は全体に及んでいたので修復不能と判断し、交換することにしました。

パーツリスト上はセンサー(画像左丸印)はS50エンジン車専用品(61312250421)ということでしたがエキスパンションタンクはE30の一部6気筒車と共通なので、ならばそれらに付くセンサーは?ということでたどって行くと別の品番(61311378320)でした。

そちらの適合車種を見ると1992年9月以前のE36型M3も含まれており(発表は同年11月なのですが…)、端子を含め外見上同じに見える複数のOE品がいくつか国内の業者で見つかったので、その中から安価なFebi Bilsteinの製品(画像右下)を試しに買ってみました。

結果問題なく装着でき、警告も消えました。正しい方は本国発注なので、とりあえずはこれでカバーしようと思います。